RX100を買いたい…けど本当に自分にとって必要なのかな…?買ってから要らなくなってしまったらどうしよう…?
こんな悩みを解決します。
本記事を書いている僕は実際に初代RX100を購入し、日々使っています。実際に使わないとわからない本音を伝えることができるはず。
※ちなみに本記事はRX100のデメリットと題して記事を書いていますが、決してRX100が悪いと言いたいわけではありません。
あくまで僕にはかくかくしかじかの理由があって僕は向いていなかったので、その理由を説明するよ、ってことです。
記事の後半では「RX100が向いている人」についても書いていますので、興味があったら参考にしてみてください。
RX100のデメリット
僕が考えるRX100のデメリットは以下の通り。2つあります。
- iPhone7の写真がきれいすぎる
- スマホのほうが「いつも」持っている
- 画質ではどうしてもフルサイズに勝てない
以上の理由になります。もうすこし詳しく書いていきますね。
iPhone7の写真がきれいすぎる
まず、一つめがこれ。
RX100の魅力はコンパクトでありながらきれいな写真を撮れるところです。
しかし当たり前ながら、この強みってスマホともろに競合するんですよね。
そんでもって、僕が使っているiPhone7 (RX100購入後に機種変更) の写真がまあよく撮れるんです。
昼間の風景写真とかだともはや一眼もいらないのではと思うくらい。
もちろん、夜景とかボケとか解像度とか、きっちり比べればRX100の圧勝なんです。それは間違いない。
けど僕の場合、RX100は気楽なスナップ撮影を目的に購入したので、そんなきっちり画質を比べたいようなときには一眼レフさんを動員するんですよね。
お気楽なスナップ撮影の時は、拡大して比較とかしません。iPhone7で十分きれいなんです。
スマホのほうが「いつも」持っている
そしてもう一つの違い。それは携帯性です。
え、RX100もスマホも携帯性は変わらなくね?
と思われた方、その通りです。
本体の携帯性はほぼ変わりません。むしろRX100のほうがコンパクトな感じすらします。
でも、どちらのほうが「いつも」携帯しているか考えると、どう考えてもiPhoneなんですよね。
もちろん、RX100だって常に持ち運ぼうと思えば持ち運べます。気持ちの問題かもしれません。
でも例えば
- 近所のコンビニにお昼買いに行くときとか
- 朝ゴミ出しに行くとき
- 仲のいい友達に久しぶりに会いに行くとき
こういう時に、コンデジ持っていきますか?
僕の場合、もっていきませんでした。結構持ち運ぶようにしていましたが、せいぜい頑張って大学に行くときくらいでした。
ここまで説明したの2つの理由から
お気楽スナップ用途ではiPhone7のほうが優れている
という結論に至ったのです。
画質ではどうしてもフルサイズに勝てない
そうだとしても、表現の幅(夜景とか)や画質はRX100のほうが勝っているのでは?
と思いますよね。
その通りです。
しかし僕の場合、フルサイズ一眼をもっています。いくら高級コンデジといえどさすがにフルサイズには画質で勝てません。
そのうえ最近軽い単焦点レンズを手に入れたことも重なり、僕は一眼レフを持ち運ぶことへの躊躇がほぼゼロです。
いくらRX100の写りが良くてもRX100が必要な理由がなくなってしまったのです。
RX100が向いている人
じゃあRX100買うのはやめた方がいいの?ってなりそうなんだけどそんなことは決してありません。
- 高い一眼カメラを買う気がない人
- スマホの写真に満足していない人
この両方を満たす人はRX100を買うと幸せになれると思います。
もっと具体的に言えば
- でかいカメラは持ち歩きたくない
- カメラに10万とか出したくない
- ガチ勢みたいなカメラはちょっと…
と思いつつも、
- 拡大しても果てしなく鮮明な画像
- ノイズの少ない綺麗な夜景
- 背景のぼけた雰囲気のあるスナップ
こういう写真へのあこがれがある人ですね。
こういう写真はスマホでは撮れません。
上記に当てはまる人にとってRX100は最高の選択肢になるでしょう。
まとめ
RX100のデメリットは
- iPhone7の写真がきれいすぎる
- スマホのほうが「いつも」持っている
- 画質ではどうしてもフルサイズに勝てない
こと。RX100が向いているのは
- 高い一眼カメラを買う気がない人
- スマホの写真に満足していない人
です。
再三ですがRX100自体は値段とサイズにいい意味で画質が釣り合っていない優れたカメラです。ただ、こういう人には向いていないよ、ってことで紹介してみました。
カメラ選びの参考になれば幸いです。