標準大三元レンズがでかすぎて、ついに50㎜の単焦点レンズを購入してしまいました。
購入に至った経緯とレビューをここに書いておきたいと思います。
クリックでジャンプ
単焦点レンズEF50㎜F1.4購入の経緯
最初は中望遠レンズを購入しようと思っていた
今回購入したレンズは50㎜の単焦点レンズだったのですが、実はもともとは85㎜の中望遠レンズを購入しようと考えていました。こういうやつ。
もともとポートレートが撮りたかったというのもあり85㎜の焦点距離を探していました。
このくそ高いレンズを買おうとしていたのは、せっかくのフルサイズのポテンシャルを最大限発揮できるのではないかと考えていたから。ライバルレンズとしてf1.4の新しいほうも検討しましたが、Cannonっぽい(と僕が勝手に思っている)柔らかな描写とボケを求めるならこっちかなと思ってf1.2のほうに目星をつけていました。
しかしどちらも値段が高すぎるのと、考えれば考えるほど本当に必要なのかよくわからなくなってきて、結局買うのをやめました。
中古で調べても値段が10万とかしますからね。今考えても使う場面なさそうだしめちゃくちゃ重そうだし、買わなくてよかったなと思っています。自分にしては珍しく冷静でした。
…今記事を書いている間に発見したこのレンズ、よさげですね。意外と安いじゃないか…
…( ゚д゚)ハッ!
取り乱しました。今は本当に85㎜を買いたい欲は微塵もございません。本当です。
しばらくレンズ欲しい熱は収まっていたが…
そうしてその後しばらくはレンズを買いたいという欲は収まっていました。
話は全然変わりますが、僕は最近コロナで暇すぎてウーバーイーツしていることが多くて、その合間にブログの素材用にスナップを撮ったりしています。
ついこないだまではiPhone7でとっていたのですが、段々もっときれいな写真を撮りたい欲が強まってきました。けどさすがに標準大三元をつけた状態だと大きすぎます。
重さもレンズだけで1キロ弱あるので、配達用バッグの中に入れると中身が傾いてしまいますし、何十キロも走るのにさすがにこの重さはきつい。
加えてその頃ちょうどRX100って微妙じゃね?と思い始めていたところだったので、これを機にRX100を売って軽い単焦点レンズを買えばちょうどいい感じなのでは?って思ったんですよね。
これだったら軽いし、レンズキャップみたいなノリでつけておいて気軽に持ち出せるなと。実際、レンズを外すとフルサイズでも意外と軽い。
調べ物をしているともっと良さげなレンズが
そうしてEF50㎜f1.8を購入しようとかなり心が傾きますが、購入しようと申し込みをした後またしても賢者モードがやってきて、気づけば購入から一週間経っても代金の振り込みをしていないという始末。
賢者モードの間にRX100の良さを再認識し始め、いよいよ単焦点の購入はやめようと思ってきました。
しかし、やっぱりRX100は使えば使うほど、屋外撮影の画質に満足できませんでした。やっぱりフルサイズとは撮れる写真の雰囲気が違うし、屋外撮影ではスマホとあまり差が感じられず、やっぱり軽い単焦点を買おうと思いなおしました。
そこで買おうと思ったときに発見したのが下記のレンズ。
最初はいわゆる撒き餌レンズのEF50mmF1.8 STMでいいかなと思っていたのですが、値段をよく見てみるとそこまで変わらないのに2/3段も明るいレンズが買えます。
16,800円はさすがに状態の悪い中古品しかありませんでしたが、22,500円で状態の非常に良い中古が売られていたのでこれを購入しました。
単焦点レンズEF50㎜F1.4のレビュー
単焦点レンズEF50㎜F1.4の外観
見た目はこんな感じ。
見た目はプラスチック感丸出しでかなり古臭いです。今時見ない茶色気味の金色の文字が入っていて、見るからに古いレンズ感を醸し出しています。
見た目の高級感は55,000円もするレンズとは思えません。以前持っていたPENTAXのDA50㎜F1.8よりも安っぽいです。前球の大きさもほぼ同じ。
中古で購入したのですがその割に状態はいい気がします。
ただ、一目見て分かるのがコンパクトさ。
これまで常用していた標準ズームレンズと比べると大きさの違いがすごい。ボディとレンズを合わせても標準ズームのほうが長いかも。
重さも単焦点のほうがかなり軽いので、つけていても以前ほど苦になりません。
単焦点レンズEF50㎜F1.4のメリット
メリットは
- 軽い
- よくボケる
- 意外と寄れる
ってな感じです。軽さはやはり素晴らしく、単焦点のおかげでEOS 5D Mark2がぎりぎり散歩に持ち出そうと思える重量になりました。
あとは思っていたとおりボケが良い。標準ズームもF2.8だったので結構ボケはしたんですが、それよりもやはりボケます。
特に、↑のように少し離れた被写体でもぼかすことができるのは明らかに標準ズームに勝る点です。
あとは、40㎝くらいまでなら寄れるので物撮りにも普通に使えます。
単焦点レンズEF50㎜F1.4のデメリット
デメリットは
- デザインのダサさ
- 開放でのピントの浅さ
- 開放だと明るすぎる
と、デメリットというか当たり前の感想ですね。
開放で撮ろうとするとピントが薄すぎて、同じ被写体でも立体感があるとボケてボヤっとした感じになります。
あと、日中の屋外で開放撮影はEOS 5D Mark2だとNDフィルターがないときついです。1/8000秒でも露出オーバーが頻発します。
単焦点レンズEF50㎜F1.4を使ってみた感想
撮ってみると、フルサイズのF1.4はすごい。ピント面薄すぎ。
作例は下記にたくさん載ってます。
しかもこれだけよくぼけて雰囲気のある写真が撮れるのに、とても小さくて軽いのでめちゃくちゃ気に入っています。
買ってよかったと自信をもっていえます。
RX100の処遇はこの二週間で決めます
軽い単焦点レンズの登場により売却の危機に置かれているRX100ですが、まだすぐには売りません。ただ、今月中には処遇を決めようと思っています。
RX100は室内撮りに関しては明らかに一番しやすいカメラで、特にブログに載せる商品撮影用のカメラとしては最高なんですよね。↓の画像もRX100で撮っています。
物撮りに使うときにフルサイズはでかすぎるし、しかも感度をあげないようにするとフルサイズはボケ過ぎて使いづらい。かといってiPhoneだと画質が微妙過ぎます。RAWで撮れないのもiPhoneのネックです。
そう考えたときに、コンパクトできれい、しかも不必要にボケ過ぎないRX100で開放でパシャパシャやるのが一番楽なんですよね。つまるところ、この物撮り用途をフルサイズで代替できるのであれば、RX100はクビということで無事ラクマに出品されます。
ただ、専用のグリップを買ったりケースを買ったりメルカリで状態の良い中古品を探したり結構時間をかけて購入した品なのでなるべく売りたくない気持ちもあります。
売りたくない気持ちのほうが強そうであれば、頑張って働いて売らなくて済むようにしたいと思います。たぶん売りたくなくて働くことになるんだろうなあ。
決まり次第、また報告したいと思います。それではまた。