Wi-Fi機能のない一眼レフユーザーならおそらく知らない人はいないであろうWi-Fiメモリーカード、FlashAirを使いはじめて3年が経ちました。
この記事では、このFlashAirの購入を検討している人(もういないか)にむけて、本音のレビューをしていきたいと思います。
僕はこういったレビューでは基本的に思ったことをひたすらズバズバ書いていくスタイルなので、良いところも悪いところもぶっちゃけます。
購入直後テンションが上がりすぎて正しい評価を掴みきれていないとき以外、基本的にレビューで誤った情報は流さないように努めているのでご安心ください。
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FlashAirの良いところはただ一つ
FlashAirのレビューと言っておきながら、このレビューで挙げる良いところはただ一つ。
カメラにWi-Fi機能がなくても無線で写真を送れる
これだけです。これ以外にFlashAirの良い点はありません。
次に、FlashAirの悪いところを書いていきましょう。
FlashAirの微妙なところ
端末にうまく繋がらない
まずFlashAirの悪いところとして、転送先のスマホやタブレットになかなか繋がりません。
繋がらないというか、正確にいうと繋がるときとつながらないときがあって不安定です。
繋がるときになぜ繋がるのか、繋がらないときになぜつながらないのかが分からないため対処法もよくわかりません。これが一番困ったところ。
しかも、繋がらないときのパターンとして
- そもそもFlashAirのネットワークがでてこない
- FlashAirのネットワークは見つかるし繋がるが、アプリを起動してもFlashAirが認識されない
の2パターンあります。前者についてはカメラやスマホを再起動させまくると改善することがありますが、後者についてはどうすれば改善するのか未だに分かりません。
困ったもんです。
転送速度があまり速くない
FlashAirの一番ダメなところがここ。とにかく転送速度が遅いのです。特にRAWデータなどでかいデータのときに際立ちます。
逆にjpegくらいだったら割とサクサク送ってくれます。
もちろん、暇なとき時間あるときにやってしまえばいいじゃんって話ではあるんですが、暇だからといって完全放置状態にしておくと転送速度が遅いせいでよく転送中に端末やカメラがスリープモード(あるいは電源オフ)になって、転送が途切れてしまいます。
なので、FlashAirをストレスなく使おうと思ったら常に見張っておくか端末もカメラも自動電源OFF機能を止めておくかしなければなりません。
これが面倒です。
電車など移動中の転送ができない
FlashAirはカードと端末間のWi-Fiでつながっているはずなので不思議なんですが、なぜかFlashAirは電車などの移動中に転送が止まります。全然データ転送が進みません。
先日も、電車に乗ってる間に15枚ほどのRAW画像を送ろうとしたのですがあまりに遅く、転送の残り時間のところに600分とか出てきてさすがに諦めました。
端末との接続が途中で切れる
また、カメラや端末がオフになってないのに転送が謎に中断されることがあります。
これまた原因がわからないので困るんですよね。
有線カードリーダーに切り替え
ここまで色々と文句を書いてきましたが、実際FlashAirは便利よりも使いづらいという感情が上回る程度には使いにくいです。
ということで、FlashAirの無線通信機能を使うのは諦め、結局有線のカードリーダーを購入しました。
めちゃめちゃ速いし余計なアプリもいらないので最高に使いやすいです。
まとめ
FlashAirは画期的ですが、大事な機能に欠陥が多すぎて、あまり実用性はないです。
FlashAirを買うくらいならWi-Fi機能付きカメラか、有線のカードリーダーを買うのがオススメですよ。
僕が使ってるのは2016年に購入したFlashAirなので、最新版ならもしかしたら良いのかもしれません。