つい昨日の話ですが、クレジットカードをすべて捨てました。
クレジットカードを利用している人は多いかと思います。僕もそんな一人でしたが、一切合切捨ててしまいました。
今回はそんな話をしていきたいと思います。
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5枚持っていたクレジットカードを1枚にした経緯

僕は現在大学生なわけですが、いままで5枚もクレジットカードを持っていましたがつい昨日、5枚のうち1枚を残してすべて捨てました。
理由はお金の浪費癖がすごかったからです。
「消費するのが楽しい」典型的な浪費グセ
同じような問題を抱えている人も多いかもしれません。僕は思い返せば大変な浪費家でした。
先月はバイトで15万くらい稼いだこともあって、調子に乗っていろんなものを買いました。先月のカードの合計支出額はだいたい30万円をこえていたとおもいます。やばいですね。
せめて僕の浪費癖がましだったのは
- 払いきれないほどの利用はしていない
- 買っても気に入らなかったものは片っ端から売却
- 転売による出費もかなりあり
- 将来のための投資もかなりあり
だったからです。もともと所持金はゼロに近かったのに持ち金より15万も浪費しても大丈夫だったのはこういう理由です。
Oculus Questとか購入して3週間くらいで売却しましたw
ただ、何にしても僕が「モノを購入する行為」に快感を感じてしまっていたのは事実で、自分でも引くほどポンポンモノを買っていました。
このままじゃやばいと気づく
自分の金銭感覚のやばさを実感し、対策を立てることを決めました。
クレカをやめようと。
クレカをやめようと思ったことは実は以前にもありましたが、その時はうまくいきませんでした。
意志の力で「絶対クレカは使わないようにしよう」としましたが、欲しいもの、必要だと思ったものが出てきた途端に自分との約束を平気で破ってしまいます。
どうすればいいか。
「何かを続けるときに、意志の力に頼ってはいけない」
「変えたいなら、構造を変えるべき」
ふとどこかの本に書いてあった言葉を思い出して、構造的に解決することにしました。簡単です。
クレカがなければ使えません。
僕はクレカを捨てることにしました。
カードが必要な場面があったらデビットカードを使えばいいということですね。
一つ一つカード会社に電話をかけて、一つを残してすべて解約しました。
一つを残したのは、ブログのサーバー代、ドメイン代、ツール代だけは落ちないと困るし、間違ってもミスがないようにしたかったからです。
そのカードも、ブログ代にだけ紐づかせて、他のことには使えないように封印しました。
クレジットカードを断捨離して気づいたクレカの気持ち悪さ

断捨離して、あらためてクレジットカードの気持ち悪さ、デメリットに気がづきました。
つらつら書いていきます。
金を使ったのに減らないと金をつかうハードルが下がる
クレカって、金を使っているはずなのに使った時点では残高が減りません。これって普通に現金使ってたらあり得ないですよね。
もちろんあとになって減ります。頭の中では皆わかってて、そのためにお金を残しておかなくてはいけないと思っています。
ですが現実に口座や財布をみるとお金は減っていません。
なので、使った直後はまだしも2、3週間たったらすっかり忘れてしまい、あたかもそのお金はまだ存在するかのように錯覚してしまいます。
そうするとまだお金が残っていると思って使ってしまうのです。
そして何より、お金が現実に減らないのでダメージを実感しづらく、お金を使うことへのハードルがとても下がります。
このせいで無意識にかなり支出が増えてしまっています。
継続課金に対する精査が甘くなる
同じ理由で、クレカは金がその場になくてもお金をねん出できたことになってしまうので、継続課金に対する精査が甘くなりがちです。
実際に毎月ごとにお金を自分で振り込んでいるのなら、
「このサービスが自分にとって本当に必要なものなのかな」
と考える1ステップが入りますが、クレカに紐づいているサブスクはこれがありません。
僕も解約にあたって今現在クレカに紐づいている継続課金サービスを検討しなおし、かなり解約しました。
- Adobe クリエイティブクラウド
- IIJmio
- マネーフォワードプレミアム
- 月額動画チャンネル
- 月額購読のnoteマガジン
逆に、ブログに関するお金は相変わらず払っているままです。
既に自分にとって不要な継続課金サービスなのにだらだらとお金を払い続けるとかなりの出費になります。クレカの超大きなデメリットですね。
自分で使った金なのに請求が遅れてくると損した気分になる
これは僕だけなのかもしれませんが、請求が遅れてくるとものすごく損した気分になります。
きっと、「何もしていないのにお金をとられる」感じがするからでしょうね。
過去の自分がしっかり使ったお金なのに、それをただ払うだけで損した気分になるなんて、おかしいのですが、、
クレカに使ったお金の精査が甘い自覚があるからこそ、損した気分が強まるのかもしれませんね。
ただなんにせよ、現金でその場で払えば感じない「損した気分」がある分、余計なメンタルの消耗という意味で損しているのは確かです。
「支払いに間に合うか」に脳のメモリを割かれるのが耐えられない
もういっこ耐えられないのが、支払いまでの時間です。支払い時にお金が間に合うか、足りるかということを考えている時間が苦痛でしょうがなかったですね。
そんなギリギリなのに使うなといえばそうなんですが、それで自制できていたらこんなに苦労しません。
自分が悪いのはわかっていますが、持っていると使ってしまうので断捨離したことによってずいぶん気が楽になりました。
持ち物や心配事が多いと脳のメモリを消費してしまい、大事なことを考える余力がなくなってしまいます。部屋にモノがたくさんあるとかも同じですね。
所有物が減れば減るほど、頭の中がすっきりして容量が増えます。快適です。
クレカは使った方がお得?
こんな極端な断捨離を勧めると、クレカを持つメリットもあるだろうと思われるかもしれません。
クレカのほうがポイントが貯まるのでお得?
例えばポイントはデビットカードよりクレジットカードのほうがたくさんたまることが多いです。
しかし、正直言ってポイントってそんなに大きいものでしょうか?
クレカによって浪費している額のほうがずっと大きいと僕は思っています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yokohanawa/20180803-00091141/
実際、この記事で取り上げられている「お金のシークレット」という本では「クレカの使用により現金払いよりも消費が2割増加する」と報告されているようです。
1%のポイントをためるために、20%浪費しているのでは結局19%分も余計にお金が出ていくということです。これを知るとポイント目当てにクレカを利用することが賢い選択だとは思えません。
クレカでしか決済できない場面がある
クレカを使っていたころはこう思っていましたが、実際にクレカじゃないと決済できない場面ってそんなに多いですかね?
もちろん高速道路やガソリンスタンドなど、デビットカードだから使えないという場面もあるかもしれません。
でも逆に言えばその時用に1枚クレカを持っておくかある程度現金を持っておけばいいだけの話です。
実際今の日本ではまだカード非対応のお店は多く、現金を一切持ち歩かない生活は現実的じゃありませんから結局現金はいくらか持ち運ぶことになりますからね。
まとめ→お金管理が苦手な人にはクレジットカード断捨離がおすすめ

僕ほど金管理がへたくそな人間はそう多くはないと思いますが、この記事を読んで「わかるよ!」とか思っちゃう人はクレカを断捨離すると心が楽になるのでオススメです。
家計簿をつけるのが面倒でもデビットカードを使えばちゃんと記録しつつクレカを断捨離できますから、問題ありません。
ぜひやってみてください。
僕のようにADHD気味で金管理が苦手な方でもできるとっても楽な金管理の方法を解説した記事も書いているので、そちらも参考にしてみてください。
https://skcnat.info/money-foward-is-useful/
この方法は自分でちまちま入力したり、レシートを撮影したりといった作業がいらないのでとても楽です。金管理が死ぬほど適当で超面倒くさがりの僕でもできたので大丈夫です。