格安アクションカムで、とにかくぶれない動画を撮影したい!
そんな要望に応えてくれる格安ジンバル、isteady pro2を購入しました。
ジンバルを購入するのは初めてなのですが、はたしてどんな効果を発揮してくれるのか、楽しみです。
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購入した理由と使用用途
今回このジンバルを購入したのは、自転車の車載動画撮影用にブレのない動画を撮影したいと思ってのことです。
最近再び自転車動画を撮影したいという欲求が高まってきたところにこちらの動画を見て、安く綺麗に車載動画を撮影するための設備投資(という自分に対する言い訳)として買っておこうと購入しました。(お金ないのに)
もちろん、高いコンパクトなジンバルを買えれば一番いいのですが。そんなお金はありません。
ジンバルなのに7600円と格安
ということで、メルカリでチェストマウントを、ラクマでこちらのジンバルを同時に購入しました。
チェストマウントはどこにでもあるアクションカムアクセサリーの一部なので、詳しく説明しません。
ジンバルは定価が13000円、Amazonで10999円、aliexpressで約80$、ラクマで8000円(クーポンで7600円)でした。
いつもだったらaliで買うところですが、届くまでに時間がかかるのが嫌だったのと、ラクマに溜まってた楽天ポイントを使ったら約4000円と結構安かったので、もうそれでいいやと思い購入。
実際、頼んだ3日後くらいにはちゃんと届きました!販売者の方ありがとう。
開封→いじってみた感想
何故かAmazonからギフトとして届きましたが、気にせず開封していきます。
まず箱を開けてみて一番最初に思ったこととして、この価格なのに意外と安っぽくないです。
一万円ちょっとのジンバルなんてジンバル全体から見たらかなり廉価な部類に入ると思いますが、それをそこまで感じさせません。外装はもちろんプラスチック。
しかし決して百均製品のような安っぽい感じはなく、ちゃんと動作してくれる模様。
今の所いい感じです。
実際に使ってみた感想
今回は、家族での岡山旅行にこのジンバルとアクションカメラのSJ8PROを一緒に持っていきました。
SJ8PROはいわゆる中華GoProで、GoProは高くて買えないけどそれに近い品質のアクションカメラがほしいというユーザーが手を出すようなアクションカムになります。レビューは↓
https://skcnat.info/action-camera-cheap-or-expensive/
で、使ってみた感想はというと…なかなか良い!
本体が大きいだけあって電池はかなり保つし、ジンバルをつけているのとつけていないのではだいぶ揺れ方が変わります。動作も安定しています。
…しかし、本音を言ってしまえば僕の場合、ジンバルは必要ありませんでした。
ジンバルが要るのは基本的に手ブレ補正がない場合だけ
僕の場合、使っているアクションカメラがそれなりに強力な手ブレ補正を搭載していたので、ジンバルは(デカさを考えると)ほぼ不要でした。
もちろん、手ブレ補正があろうとなかろうとジンバルがあれば手ブレはより軽減されるので、買う意味はゼロではありません。
しかし、このジンバルはかなりデカいです。はっきりいって邪魔w
だから手ブレ補正がついている機種の場合、もとからそれなりに揺れない動画(10段階で7の動画)をもっと揺れない動画(10段階で8とか)にするのにわざわざ小ささのメリットを捨ててでかいジンバルをつけるメリットがあるかというと、ぶっちゃけないです。
僕の場合一番の用途が自転車車載動画で、しかもチェストマウントにつける用なので、でかいことはより大きなデメリットです。
自転車を漕いでる間、胸の上で重いジンバルがポヨンポヨン動いてるのはかなりのストレスでしょうから、多分車載動画にジンバルは要らないと思います。
honem isteady pro2の良かった点
それでも良かった点もあります。コスパです。
ジンバルって安いものではなくて、普通の有名所のもの買おうとすると結構な値段がするんですよね。
これもですが、14000円となると結構な出費です。
しかし、Hohem iSteady Pro2は価格がAmazonで11000円弱、aliexpressで80$、ラクマで8000円とかなり安め。
それでいてちゃんと動作するのですから、コスパは抜群です。
Hohem iSteady Proの微妙な点
しかし、そもそも根本的に僕には不要だったという点以外にも微妙な点がいくつかあります。
スタートポジションに戻らないことがある
スタートポジションが安定しない点が挙げられます。
このジンバルは後ろのボタンを2度押しするとホームポジションに戻る機能がついています。
しかし、このホームポジションが毎回一定のところに戻ってくれないのが困ったところ。
それぞれのアームの一番可動域の広い自然なポジションに毎回戻ってくれれば良いのですが、理由は不明ですが頻繁に180°ずれたところにセットされます。
力技で戻そうとするとなんとかホームポジションに戻せないこともないのですが、動かそうとすると当たり前ですがスタビライザの力で生き物みたいにグネグネ抵抗するため戻しづらく、できればやりたくありません。
キャリブレーションが難しい
また、もう一つの難点としてキャリブレーションが難しくてなかなかうまくできません。
キャリブレーションとは、スタビライザの水平認識の誤差を修正する作業です。このジンバルの場合、スマホの専用アプリを使って行えます。
ですがこのキャリブレーションが難しい。
具体的にどういう作業をするかというと、スマホ画面の指示通りにスタビライザを水平な面に置くとそれが認識され、次の動きがまた画面上に指示され…という作業の繰り返しを6回くらいやります。
しかし、この置き方がかなり特殊で難しく、水平なテーブルを用意するだけでできると思っていたら全然そんなことなく、結局キャリブレーションに10分くらいかかりました。おまけにちゃんと水平認識が修正された感じがしません。
ということで、そのあたりが微妙です。
まとめ
ということで、このジンバルを使ってみた感想をまとめると
コスパは良いが僕には必要なかった
ということになります。
あくまで僕にとって不要だったというだけなので、普通に安くてコスパ良いアクションカム用ジンバルを求めている人には十分おすすめできます。
買う際には、安さを重視するなら個人的にはメルカリやラクマなどのフリマか、aliexpressがおすすめです。
保証や返品などの可能性を残しておきたい、冒険したくない人はAmazonがおすすめとなります。
以上、安物アクションカムのレビューでした。