一眼レフを持っていると、横構図だけでなく縦構図での撮影をすることがあります。
そんなときに使われる「縦グリ」が、思ったより便利だったよという話をしたいと思います。
縦グリってなんかダサくね?
僕はつい先日フルサイズの一眼レフを購入し、そのとき縦グリがついてきました。
苦労しながら取り付けた縦グリですが、つけたカメラをまじまじと見た第一印象は
なんかダサくね??
というもの。
本体とグリップの質感の差、カメラは長方形に円筒がついてるものだという固定観念、何がそう感じさせるのかわかりませんが、とにかくかっこ悪いなと思いました。
しかし実際に撮影に使ってみるとそんな考えは消えました。
縦グリは実用性十分だし、必要です。
縦構図の撮りやすさが全然違う
僕が縦グリップを推す理由は唯一つこれだけ。
縦グリップがあるだけで、縦構図の安定感がまるで違います。
普通のグリップを持ちながら縦構図で撮ろうとすると大きく脇があくけれど、縦グリップがついていれば普通の握り方と全く同じ構図で安定させることができ、撮影の際にとても快適です。
…しかし、まあこんなことは縦グリを使う前からうすうすわかっていたことでした。
じゃあなぜこんな記事を書いたのかというと、どういう人にとって縦グリがおすすめなのかということをはっきりさせるたかったからです。
縦構図が好きなら縦グリを買おう
僕のように、もはや横構図より縦構図のほうが好きな人は縦グリ買うべきです。
逆に、縦構図そんなに好きじゃないよって人は絶対買っても持て余しますから、やめときましょう。
ネットやYouTubeで縦グリを推す人のレビューを見てると、使う人がどんな人であれ縦グリはあったほうが便利だよー的な書き方をしている人が多いです。
しかし僕からすると、いらない人には要らないアイテムに見えます。必要性を感じていないのに無理に買うようなものではありません。
見た目やバランスは意外と悪くない
この辺は機種依存ですが、縦グリを使う前に思っていたようなダサさは今ではあまり感じていません。
僕も最初は、縦グリをつけることで一般的な長方形じゃない正方形のボディに違和感を感じたり、頭でっかちなバランスが気に入らなかったりしました。
しかし、実際に使ってみるとだんだん慣れてきます。
正方形のボディはいかにもガチカメラ感を醸し出しますし、ボディの巨大化は、そもそものフルサイズの巨大レンズを思えばむしろ丁度良いのではないかと思えるくらい。
一度縦グリを「使いやすい!」と思ってしまってからは、他のネガティブ要素もすべて肯定的に捉えられるようになってしまいましたw
もちろん体積か大きくなるので邪魔くさくはなるんですが、そもそもフルサイズの一眼レフにズームレンズつけた時点で既にありえん邪魔くさいので、僕は全く気になりません。
充電器をいっぱい入れられる効果は…?
ちなみに余談ですが、縦グリは別名バッテリーグリップともいい、中に通常よりもたくさんバッテリーを入れられるようになっています。
…ですが、この効果のほどは今のところ実感するに至っていません。
僕は一回の撮影でバッテリーが2つもいるような状況にまだなったことがないのです。
しかし、ヘビーユーザーや途中の充電切れが許されないプロのカメラマンなどにとっては、バッテリーが2個入るというのはかなり心強いのでしょうね。
まとめ
この記事の内容をひとことでまとめると
縦構図好きは縦グリ買え
ということになります。縦構図とりやすいしかっちょいいしおすすめ。
現場からは以上でした。