僕は最近とても人とよく話すようになったのですが、そんな中こういう人と会話していても全然面白くないなという人の特徴に共通点があるなと思ったのでまとめます。
ただ、僕自身もここに挙げたようなことを意識しないとやってしまいます。
なので自分への戒めの意味も込めてここに整理しておきたいと思います。
ちなみに、僕は会話に関しては結構感情的で女性的な部分があると思うので、理論バリバリ理系タイプ、解決策を求めたがる男性タイプの人からするとなんだこいつと思うかもしれません。ごめんなさい。
あと、ここで想定している会話は、自分も相手もよくお互いのことを知っている中の良い人との会話ではなく、初対面や少し知っている程度位の関係性の段階での会話を想定しています。
それでは本題に入りましょう。
クリックでジャンプ
会話していて面白くない人の特徴、共通点
以下の7つです。
- その時その場所にフォーカスしていない
- その場にいる人にフォーカスしていない
- 一方的に話す
- 相手の反応を拾わない
- 相手の言葉をよく聞かず決めつける
- 聞かれてないのに自分の話を始める
- 聞いてほしいだけなのにいらんアドバイスをしてくる
詳しく書いていきましょう。
その時その場所にフォーカスしていない
会話をしていて全然面白くない人の特徴として、その時その場所に全く関係のない話題ばかりというのがあります。
人は基本的に初対面や関係の薄い相手との会話においては、自分に関係ない話題に興味を持てません。
なので、お互いのことをよく知らない段階においては、唯一自分にも相手にも関係のある話題というのは、お互いのいるその場その時の状況についての話題なのです。
例えば飲み会であれば
- 普段はあまり見かけないのに、今日はなぜ来てくれたのですか?とか
- このお酒とてもおいしいですね。お酒が好きなのですか?とか
- この店すごくおしゃれですね、とか
もちろん最初から最後までこんな浅い話題を続けるわけではありません。
話していくうちに相手のことがわかってきたら相手の事について聞いてみたり、話し相手が自分に興味を持って質問してきたら、そのことについて話してみたりして会話を発展させていけばいいのです。
しかし、そのことを理解しないでいきなり
「このビールを提供している会社は、実は私の父親の友達が経営していて、彼は本当に凄い人なんだ。彼は東大出で…」
とか、一見その場に関係ありそうだけど全然関係ない話を語り始めたら「なんだこいつ、知らねーしどうでもいいわ」ってなりますよね。
これを読むと、「そんな会話普段自分はしてない、私は違う」って思うと思います。
しかしこれは自覚症状なしに結構多くの人がやりがちです。だまされたと思って自分自身の会話を振り返ってみると、意外と多くの人がこれをやってるので。
その場にいる人にフォーカスしていない
また、会話をしているのに会話をしている人と全然関係ない話題をするのもNGです。
例えば、AさんとBさゆが会話をしているのであれば基本的にはAさんとBさんに関係ある話題をしたほうがたぶん面白いです。そして可能ならばAさんはBさんについての話題を、BさんはAさんについての話題を振るようにした方が良いです。
会話をしていて相手が自分と関係ない人の話や、自分の話ばかりをし始めると、聞いている方は「この人は自分に興味がないのかな」と感じます。
そうなると、最初は話を聞いていてくれたとしても、1分後には愛想つかされるのが関の山です。
仮に自分が聞き手に興味を持つことができなかったとしても、相手が自分について興味を持ってくれて自分について知りたいと話題を振ってくれるのであれば、自分の話をしてもつまらないと思われる事はそこまでないかもしれませんから、まだ救いようがあります。
しかし、自分も相手も関係ない第三者の話を聞かれてもないのに話し出すとなるとほぼ救いようがありません。
一方的に話す
また、会話において自分が一方的に話していることが多い場合は要注意。
ほとんどの場合、自分から一方的に話している人というのはそのことに気づいていないのですが、大体の場合相手は冷めています。
もちろん人の話を聞くことが好きという人も一定数いますが、話を聞くのが好きといってもそれはあくまで「自分が相手について興味を持っていること」について聞くのが好きなだけであって、興味のないことまでベラベラと喋り出す相手に付き合うのが好きな人はそう多くないでしょう。
会話はスピーチやセミナーではありません。
一方的に話して相手をつまらないと思わせているのにそれに気づけない人は、監視カメラの前で自分のオナニーを披露しているようなものです。
それが嫌なら自重しましょう。
相手の反応を拾わない
また、自分の言葉に対する相手の反応を拾ってくれない人も、会話していて面白くないです。
聞き手は話を聞いて話し手にシグナルを送っているのに、話し手が拾ってくれないと聞き手は「この会話に自分は不要なのではないか」という気持ちになります。
もちろん話の途中なのに遮ってくるような聞き手は良くないです。
ただ、遮られてしまう原因が、聞かれてもないことについて話す話し手の側に原因がある場合もあるので、そこは気をつけましょう。
相手の言葉をよく聞かず決めつける
また、相手の言葉を聞いてはいるものの、自分なりの解釈をして勝手に納得してしまう人もよくないです。
僕もよくやってしまいますが…。
相手の言葉を正確に理解するというのは思っているよりもかなり難しいです。分かってるつもりでも実際はかなり間違ってます。
しかし、人間はどうしても自分というフィルターを通してしか物事を見ることができないので仕方ない面でもあります。
それでもら相手の話を自分の解釈にはめて片付けてしまうのであればそもそも相手の話を聞く必要がありません。
相手からしても、頑張って説明しているのに
「それはさぁ、こういうことだよ。君は若いからまだ分からないと思うけど…云々かんぬん」
などとわかったような風に言われると、虚しくなります。
その聞き手の解釈が合っているか間違っているかどうかは関係ありません。
なるべく決めつけはやめましょう。
聞かれてないのに自分の話を始める
これも自分がよくやってしまいがちなのですが、相手に聞かれてもないのに自分の話をする人が非常に多いです。
自分の話をすることが全て悪いことだとはいいませんが、聞いてないことまでベラベラ喋り出すと、普通は「いやそこまで聞いてないんだけど…」ってなります。
また、相手が自分に質問してきた場合でも、質問された内容以外のことをベラベラ喋っていないかどうか、常に意識するようにしましょう。
共感してほしいだけなのにアドバイスをしてくる
ただ話を聞いてほしいだけなのにアドバイスや解決策を提案しようとする人もやめたほうが良いです。
これは特に女性的な脳の人の方が感じることだと思いますが…怒り、悲しみ、喜び、など大きく感情を揺さぶられる出来事があったとき、ただその感情を共有して欲しくて誰かに話をするということがあります。
しかしロジカルな男性的脳を持つ人は、こういった話に対して
- 「いやそれは違うだろう」
- 「そうならこうすれば良いんじゃないかな」
- 「こうすれば次回は同じことが起こらないのではないかな」
などと、解決策を提示してしまうことが多いです。気持ちめっちゃわかりますがw
もちろん、このように親身になってくれる気持ちは嬉しいしありがたいものですが、こういう女性脳の人達は、本当にアドバイスが欲しいのであれば多分はっきりそう言葉で伝えます。
そう言われてないなら、解決策やアドバイスは全く求められていません。むしろ解決策を提案されることで「共感されていない」という思いが余計強くなる可能性すらあります。
僕も以前はかなり男性的な考え方をしていたので、「アドバイスなんていらない」という女性に対し「なんやこいつ、じゃあ話してくんなや」くらいに思っていましたが、何故か最近その気持ちがものすごくわかるようになってきました。
この気持ちは、僕が機械の操作か何かでイライラしてGoogle検索したときに書いた下記の記事に吐露した感情にかなり近いです。
ということで、そういう女性的な脳の持ち主に感情を吐露された場合には自分のできる範囲で共感してあげると関係が円滑に進むと思います。
おわりに
以上、会話していて面白くない、つまらない人の特徴を書きなぐりました。
まとめると、相手が自分に興味なさそうに見える会話はつまらんってことですね。
偉そうに書きましたが、ここに書いた事はほぼ全て自分に対しての戒めなので肝に銘じたいと思いますw