ダブルス

【テニス】ダブルスの並行陣で勝てない選手の特徴を3つあげてみた

2018-10-02

テニスのダブルスで平行陣を練習したい!

雁行陣より平行陣のほうが強いしカッコいい

こんなふうに思っていませんか?

しかし、その考え方は間違っている可能性があります。プレースタイルによっては、必ずしも平行陣が雁行陣よりも強い、自分にとって理想的な戦い方とは限らないからです。

この記事では、平行陣で勝てないプレーヤーの特徴を3つ説明したいと思います。

安易に平行陣を目指さないほうが良い人の特徴

下記の3つに当てはまる人は平行陣を敷くのはすごく難しいと思ったほうが良いです。

  • ボレーが苦手な人
  • スマッシュで決めきる自信がない人
  • ある程度の確率で優位を取れるサーブがない人

1つずつ見ていきましょう。

ボレーが苦手な人

ボレーが苦手な人は、平行陣よりも雁行陣を目指すべきかもしれません。

なぜなら、ボレーが苦手な人が平行陣を敷くことは自殺行為に等しいからです。

平行陣におけるボレーはそれができれば勝てるというようなショットではなく、あくまでその前提です。雁行陣でいうストロークと同様、できないと話にならない技術です

実際に平行陣で戦うとわかりますが、いつも平面のストロークが飛んでくるとは限りません。ショートクロスに打たれたり、ロブカットをさせられることも多いです。

そんなときに、ボレーをすることだけで精一杯になっていては、たちまちロブで抜かれてしまったり、ローボレーをミスらされたりして勝負になりません。ボレーを考えなくても返せるレベルになって、はじめて平行陣を敷く意味があります

ですから、自分のボレーよりストロークのほうが明らかに返球率が良いなら無理して平行陣をつくるメリットはありません。ボレー対ストロークなどの練習である程度自分のボレーが上達してから挑戦してみましょう。

少なくとも下の記事にあるフットワークの基本くらいはできていないと話になりません。

関連記事

ただ、これはあくまで試合に勝つことを考えたときの話ですから、平行陣の練習そのものが目的の場合は、多少ボレーに自信がなくても前に出て平行陣にトライしてみるのも良いと思います。

スマッシュを自信を持って打ちきれない人

https://youtu.be/bW4rofDeybM

次に、スマッシュを自信を持って決めきれない人もなるべく平行陣はやるべきではありません。

平行陣の一番の狙いは相手のロブをスマッシュで決めきることです。

特に、相手がツーバックで、ミスせずストロークやロブを打ち続ける技術を持っていた場合、これを平行陣の側がボレーやロブカットだけで決めきるのは至難の業。

ここでラリーを終わらせるために必要になってくるのが、決定力の高いスマッシュです。破壊力のある威力の高いスマッシュでも、コントロールが絶妙なコースの良いスマッシュでも良いので決まるということが大切です。

関連記事

いくらいいボレーで相手の時間を奪うことができても、最後に上がったロブをしっかり決めることができなくては、すべてが水の泡です。

平行陣がスマッシュを決めきれないとわかると、相手も

とりあえずロブを上げておけば決められることはないな

と安心するので、プレッシャーを全く感じません。

スマッシュが打てない平行陣のペアは、ひたすらにロブをあげられるだけで負けてしまうのです。これほど虚しいことはありません。

スマッシュで決めきる自信がない人は平行陣を敷くべきではありません

試合の緊張した場面で、ツーバックの相手のロブをスマッシュでしっかり打ち切るのにはかなり高度な技術と練習が必要です。

しかし、スマッシュを打てない平行陣など、地震に耐えられない建物みたいなものです。もろい。

ある程度の確率で優位を取れるサーブがない人

最後に、そこそこの確率で優位を取れるサーブがない人は平行陣を敷くべきではありません。これはなぜか。

サーブの弱い人のファーストボレーは自殺行為に等しいからです(既視感)

平行陣の一番の難所はファーストボレーです。ファーストボレーはサービスラインから走っていかなくてはならず、高確率でローボレーを強いられるうえ、相手前衛にもかからないようにボレーしなくてはならないためとても難しいのです。

ただでさえ難しいのに、ヨレヨレのサーブをぶっ叩いたリターンに対してファーストボレーをしなきゃいけないとなると、相手の前衛にかかり続けることになり、とても平行陣どころではなくなります。

  • 上から叩き込まれる速いリターンに対して
  • 相手前衛にかからないように
  • 浮かないように
  • ダッシュしつつボレーをする

これがどれくらい難しいかは、想像しなくてもわかると思います。本当に自殺行為です。

ちなみにこの自殺行為をマスターする方法を解説したのが下の記事です。

関連記事

逆に、サーブが強ければファーストボレーはそれほど難しくなくなります。

プロのダブルスで平行陣を作るペアはだいたいサーブで相手を崩すことができるので平行陣を選択するのでしょう。

サーブが弱いと

ファーストボレーのリスク≫平行陣の優位性

サーブが強いと

ファーストボレーのリスク≪平行陣の優位性

となります。よって、サーブが弱い人が平行陣を敷くことにはあまりメリットがありません。平行陣を敷くのであれば、それなりの確率で優位を取れるサーブを身につけることが必須です。

関連記事

上記に当てはまる人は猛練習するべし

ここまであおり気味に書いてきましたが、実は上記3つの条件に当てはまるプレーヤーというのは僕自身のことですw

今では幾分かマシになりましたが、以前の僕は

  • ボレーはめちゃくちゃ浮くし
  • スマッシュの決定力はないし
  • サーブは遅いし浮くし

上記3つの条件すべてを満たしていました。

とりあえず球を返すことはできたので勝手に自滅してくれる相手には勝つことができましたが

平行陣に対してストロークをミスしないで確実に沈められたり、早い突き球を打てたりするストローカーにはボレーで勝てず

スライスロブを深く打ち続けられる相手にはスマッシュを打ちきれず泣かされ

リターンの強い相手に対してはファーストボレーが返らず泣く泣く雁行陣でごまかしたりしていました。

サーブとボレーがかなり改善された今でも、スマッシュはやはりまだまだなので、味方のスマッシュが上手くないときはなかなかロブを決めきれず二人で四苦八苦しています。

まとめ

Embed from Getty Images

ということで、平行陣を敷いて強い相手に勝ちたければ

  • 浮かないボレー
  • 決まるスマッシュ
  • ある程度の確率で優位を取れるサーブ

この3つはしっかりと練習することを強く勧めます。これらをしっかりと打てる平行陣プレーヤーは強いです。

平行陣を敷くからにはこれらをマスターしてプロのようなダブルスをモノにしましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

関連記事

↑今回の記事を読んでなお平行陣をやってみたいという方に向けて、僕が知りうる平行陣の基本について網羅的に徹底解説した記事です。

-ダブルス
-

ダブルス

2020/5/9

【テニス】クロス半面でできるダブルスのラリー形式メニューを5つ紹介

ダブルスの練習って何したら良いの?って人向けに、クロス半面でできるラリー練習を紹介していきたいと思います。 球出し編に引き続き、試合で勝つために必要な技術を身につけるためにはもってこいの練習ばかりなのでぜひやってみてください。 【テニス】クロス半面でできるダブルスの球出しメニュー12つを紹介 コート一面を使ったダブルスの練習メニューについては↓で紹介しているのでこちらも参考にしてみてください。 【テニス】今すぐ使えるダブルスの練習メニュー14選! クリックでジャンプ クロス半面でできるダブルスのラリー練習 ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】クロス半面でできるダブルスの球出しメニュー12つを紹介

ダブルスうまくなりたいけど、どんな練習をしたらうまくなるのかわからない! そんな方に向けて、テニスサークルで毎日のようにテニスをやってる僕が行っているダブルス練習をつ紹介したいと思います! 全てコートのクロス半面を使ってやることができるので、是非自力を上げる練習として活用してみてください。 ちなみに1面全体を使ったダブルスの練習メニューについては↓で紹介しているので参考までに! 【テニス】今すぐ使えるダブルスの練習メニュー14選! クリックでジャンプ クロス半面でできる球出し練習メニュー スマッシュ ボレ ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】ダブルスで必須なコンチロブ(スライスロブ)をうまく上げる方法

テニスのダブルスでは、スマッシュや強いサーブに対するコンチロブ(スライスロブ)の技術が必須です。 しかし、僕の周りにも自信を持って高く深いロブを安定して上げられる人はあまり居ません。 ここではコンチロブを上げるようになるコツを解説していくので、苦手な人は参考にしてみてください。 クリックでジャンプ コンチロブを安定してあげるコツ フットワークを理解する ラケットと体の位置関係を変えない 当たる瞬間に握り込む アウトミスはOK、浅いのはダメ バックのコンチロブが飛ばない場合 風が強い日は上げ方に工夫が必要 ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】ダブルスで下手なペアに不満ばかりの人はマジで損してる

ダブルスでペアに対して あーあ、またやったよ いつもお前がダフォるから負けるんだよ 俺のせいじゃなくてお前のせいだからな なーんて思ってませんか? ですが、ペアが真剣にテニスをやってる以上、こういう思考は一切やめたほうが良い。 こういうふうに考えている人は、なかなか勝てるようになりません。 ダブルスでここに書くようなことをやっていないか、チェックしてみてください。 クリックでジャンプ 感情に任せてミスを責めるな 指摘するべきミスはある ミスしたくてしてるやつなんていない お前がもっと強ければ勝てるじゃん ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】時にはネットにベタ詰めできないと、並行陣は前にいる意味がない

ダブルスで平行陣を作るとき、ちゃんと機会を見てネットに詰められていますか? 詰めずにずっと後ろでボレーをしている自覚があるとしたら、もったいない。 詰めるべき場面で詰められない平行陣は、前にでてきている意味がありません。 クリックでジャンプ なぜ詰めることができないのか、を考えよう 平行陣はいつ詰めればよい? 詰めないとボレーは決まらない まとめ なぜ詰めることができないのか、を考えよう なぜ前に出ても詰められないのか。理由はいろいろあるはず。 ロブで抜かれるのが怖い こっちのボレーが甘い 詰めるタイミン ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】サーブが弱くてもダブルスでリターン強者に対して平行陣を敷ききる3つのコツ!

テニスのダブルスでふだんサーブアンドボレーを使って平行陣をする人は多いと思います。 しかしファーストボレーであがろうにも、相手リターンが強い場合には前衛の格好の餌食になってしまいますよね。 あなたがサーブが苦手な場合、なおさらです。 この記事では、リターン強者に対して平行陣を作るために必要な技術・方法をお伝えしたいと思います!! クリックでジャンプリターン強者に対して平行陣を作る3つの方法低いスライスサーブを習得するファーストボレーを左右に打ちわけるセカンドサーブを深く入れるまとめ リターン強者に対して平 ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】スマッシュを順クロスに打てない人は打点の意識を2つだけ変えてみよう

スマッシュでコースを打ち分けられないことに悩んでいませんか? 【テニス】雁行陣<平行陣?ダブルスの平行陣で勝てないプレーヤーの特徴3つ! 以前この記事で、スマッシュが下手な人は平行陣はやめておいたほうが良いと書きました。平行陣はスマッシュが肝です。 この記事では、スマッシュを逆クロスにしか打てない人に向けて、順クロスに鋭く打つ方法を解説していきたいと思います。 スマッシュを順クロスに飛ばすコツ 順クロスに飛ばすコツは 頭の上ではなく、利き腕側で前に打点を取る これだけです。 僕が以前そうだったからわ ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】ダブルスの並行陣で勝てない選手の特徴を3つあげてみた

テニスのダブルスで平行陣を練習したい! 雁行陣より平行陣のほうが強いしカッコいい こんなふうに思っていませんか? しかし、その考え方は間違っている可能性があります。プレースタイルによっては、必ずしも平行陣が雁行陣よりも強い、自分にとって理想的な戦い方とは限らないからです。 この記事では、平行陣で勝てないプレーヤーの特徴を3つ説明したいと思います。 クリックでジャンプ安易に平行陣を目指さないほうが良い人の特徴ボレーが苦手な人スマッシュを自信を持って打ちきれない人ある程度の確率で優位を取れるサーブがない人上記 ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】ダブルス平行陣での攻撃と守備の基本を初心者向けに徹底解説!

布団に入っているのに手がかじかむとはどういうことか…。寒すぎる。 この記事では、ある程度ボレーを習得し、ダブルスで平行陣にトライしてみたいという方に向けて、平行陣の攻めと守りの基本をお伝えしていきます。 僕が2年前に平行陣をやり始めた時に知りたかったであろう情報をまとめていくので、困ったときにはこれを参考に平行陣の基本的な動きを習得してほしいと思います。 この記事に書かれていることは、下のボレーの基本の記事で書いてあることはできるようにした上で読んだほうが効果があると思います。なので、まだ読んでいない方は ...

続きを読む

ダブルス

2020/5/9

【テニス】ダブルスでツーバックが並行陣を崩す4つの方法と決め方3つ!

テニスのダブルスで相手がサービス&ボレーをして平行陣を敷いてきたとき、ツーバックで対応しなければいけない時に不利になってしまうことはありませんか? 今日は、そんなとき後衛側が平行陣を崩すために必要な戦略をお伝えします! クリックでジャンプ平行陣を崩すコツまとめ短く沈むスピンボールストロークを短く沈めるコツ腰を落として必ずボールの下からラケットを入れるボールの軌道の頂点をネットの1mくらい手前にイメージするスピンロブで平行陣の前衛の頭上を狙うスピンロブのコツショートクロスへ打って平行陣の後衛を崩すシ ...

続きを読む

follow us in feedly

関連記事

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
とおる

とおる

大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。

© 2021 とおるの部屋