ダブルス

【テニス】クロス半面でできるダブルスのラリー形式メニューを5つ紹介

2019-11-15

ダブルスの練習って何したら良いの?って人向けに、クロス半面でできるラリー練習を紹介していきたいと思います。

球出し編に引き続き、試合で勝つために必要な技術を身につけるためにはもってこいの練習ばかりなのでぜひやってみてください。

【テニス】クロス半面でできるダブルスの球出しメニュー12つを紹介

コート一面を使ったダブルスの練習メニューについては↓で紹介しているのでこちらも参考にしてみてください。

【テニス】今すぐ使えるダブルスの練習メニュー14選!

クロス半面でできるダブルスのラリー練習

僕がダブルスでやっているラリー練習はだいたいこんな感じです。

  • ストローク対ストローク
  • ボレー対ストローク
  • ボレーボレー
  • サーブ対リターン
  • ロブ対スマッシュ

ストローク対ストローク

まず最初に紹介するのはストスト(ストローク対ストローク)です。

要するに、クロス半面でストロークを打ち合うだけです。

ただ、ストストでもやり方が色々あって

  • ロブ対平面
  • 打ち込み対切り返し
  • スピン対スライス

なんてふうに、二人の打つショットを変えてラリーするとすごく練習になります。

ロブ対平面は、雁行陣で打ち込みに対してロブで切り返す練習になりますし、打ち込み対切り返しはガンガン打ってくるストローカーに対抗するために必要な技術を鍛えることができます。

スピン対スライスはそれ自体がダブルスのゲームに直接役に立つことはあまりないと思いますが、相手のスライスアプローチを打ち返すとか、スライスでアプローチする練習とかいった意味では練習になると思います。

ボレー対ストローク

平行陣の練習であり、基本的なボレーの練習でもあるのがボレー対ストロークです。

サービスラインにいるボレー側が、ベースラインにいるストローカーにボールを出してそこからスタートです。

↑これをクロスでやる感じです。

ボレー対ストロークのコツとして、まずボレー側はボレーの基本に忠実になることです。僕が定義するボレーの基本は↓に書いてます。

【テニス】初心者のボレー習得に必須なラケット・フットワークのコツ・基本

ストローク側は

  • 低く前体重で構えて
  • ラケットを引かない
  • 打ったらすぐ構える

このあたりを意識すると良いです。これらの要素はどれも自分で出来てると思っても、人に見てもらうと案外全然できていなかったりするので、できれば誰かに見てもらいましょう。動画に撮ってもらうのも良いです。

これが思うように続けられるレベルになれば、ボレー側はボレーのコースをコントロールすることくらいは朝飯前になりますし、ストローク側は少しくらい時間のない状況でストロークを打たされてもミスしなくなってきます。

 

また、普通のボレストができるようになってきたら、

  • リターンの球出し
  • 切り返しの球出し

など、最初の球出しを工夫してより難易度の高い&実践的な練習にすることが可能です。

ボレーボレー

次に、フォーアップ(=4up=みんなネットに上がってる)の場面で使える練習が、ボレーボレーです。

ルールは簡単で、お互いサービスラインくらいに立ち、相手の足元に球出しをしてからスタート。そこからは何を打とうが自由です。

ですが、基本的なセオリーとしてはいかに早く相手の足元に沈めて詰めるかが大事です。ボレーを浮かしてしまったが最後、至近距離からのハイボレーをキャッチしないと負けになってしまいます。

これをやることで、弱い威力で相手の足元にボレーをコントロールしたり、相手のハイボレーをキャッチしたり、とっさにロブボレーを打ったりといった細かい前衛の技術を身につけることができます。

ボレーボレーの形から意図的にロブボレーで頭上を抜いてもらえば、股抜きショットの練習をすることもできますよ。

【テニス】練習すりゃできる!股抜きショットのコツと練習方法4ステップ

 

また、この練習にもクロスで勝負するだけじゃなくて、ブライアン兄弟のやってるルーマニアンボレーボレーとか色々バリエーションがあります。

クロス半面でも、動く相手を狙って自分も動きながらボレーするのは練習になるので、なれてきたら試してみましょう。

サーブ対リターン

僕がダブルスの平行陣練習で一番よくやるのが、このサーブ対リターンです。試合に必要な動きが一通り詰まっており、これをやることで自分のテニスの確認ができるからです。

やり方は至って簡単で、クロス反面でサーブ側とリターン側を決めてクロスで勝負するだけです。

サーバー側はサーブでコースを狙ったり、緩急をつけたりして、リターン側はどういうサーブを叩くかなど考えながらプレーします。

リターンが返ったらそれで終わりでも良いですし、リターンのあとラリーを続けても面白いです。

何回かやったら、ポイントをつけて2ゲーム先取とかにすると盛り上がります。

注意点として、この練習ばっかりやってできるようになっても1面全体を使う試合とはまた別だよってことです。試合で勝ちたいなら、1面全体を使った練習も別でやっておきましょう。

ロブ対スマッシュ

スマッシュとスライスロブの練習にとても有効なのがこのロブ対スマッシュです。

スマッシュ側はスマッシュを打つ、ロブ側はスマッシュをスライスロブで返し続ける、ということを繰り返しましょう。

この練習は、スマッシュもロブもミスせず半面に返し続けるのはかなり難しいので、しっかり球出しで練習した上でやると良いです。

スライスロブ(≒コンチロブ)のコツについては↓で書いてます。

【テニス】ダブルスで必須なコンチロブ(スライスロブ)をうまく上げる方法

ここにあるような練習を色々試してみて、ダブルスの上手い人になっていきましょう!

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大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。

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