ダブルス

【テニス】ダブルスで下手なペアに不満ばかりの人はマジで損してる

ダブルスでペアに対して

  • あーあ、またやったよ
  • いつもお前がダフォるから負けるんだよ
  • 俺のせいじゃなくてお前のせいだからな

なーんて思ってませんか?

ですが、ペアが真剣にテニスをやってる以上、こういう思考は一切やめたほうが良い

こういうふうに考えている人は、なかなか勝てるようになりません。

ダブルスでここに書くようなことをやっていないか、チェックしてみてください。

感情に任せてミスを責めるな

ペアがチャンスボールをミスしたときに

「あーあ、またミスったよあいつ…」

って心の中で思うこと、ありませんか?

こういうのが続くとイライラするのもわかります。僕だってそうでしたから。

しかし、試合に勝つためにはミスをしたペアを感情に任せて非難するのは絶対に避けるべき。なぜなら感情的になってミスを責めたところで、プラスになることは何一つないからです。

相手のペアが2人してお互いのミスを責めて士気を下げあってくれるなんて、相手からしたらこんなに楽なことはありません

指摘するべきミスはある

ただし、注意してほしいのはミスについて言及するなといってるのではない、ということ。

然るべき指摘で改善できるなら改善するほうが望ましいからです。

しかし、試合中に言及すべきミスとそうでないミスというのがあります。それは

  • 技術的なミス
  • 戦術的なミス

の2つです。

技術的なミスというのは、その人の実力が原因で発生した、試合中には改善しようのないミスのこと。普段は受けたことのないようなビッグサーブに対してリターンが返せないのは技術的なミスです。

戦術的なミスというのは、その人の考え方が原因で発生した、考え方さえ変えれば試合中にも改善できるミスのこと。

相手の深いロブに対して、ストロークなら入れられる実力があるのに、普段練習せず3回に1回入れば良いようなグランドスマッシュを打ってミスったり、打った結果相手を見る余裕がなくポーチを決められたりしたら、これは戦術的なミスといえます。

技術的なミスは試合中に指摘する必要がありませんが、戦術的なミスは試合中に気づいたら指摘する必要があります

前者のように、ペアに技術的な不足があってそれがポイントを失う明確な原因になっているなら、試合が終わった後に指摘して改善につなげればOKです。

戦術的なミスについては話し合いによって解決することができます。ミスした場面を振り返って、どういうプレーをするのが一番ポイントにつながる可能性が高かったのかを話し合って改善していきましょう。

ミスしたくてしてるやつなんていない

なぜこんな考え方をするのかというと、ミスをしたくてミスしている人なんていないからです。もしペアがミスしたくてミスしてるんだったら、そいつとはペアを解散しましょうw

ペアのミスが多いっていったって、あなただってペアほどじゃなくてもミスるでしょう?

そのとき、「まあミスってもいっかー、やむなしハナホジホジ」なんて思ってミスしてないですよね?

ミスった瞬間に、心の中で

「うわぁごめん」

って思うのが、大多数の人だと思います。

それを思えば、ミスったペアを責めることはできない気がしません?自分がミスったときにペアが嫌な顔してたら、怖いですよね。

お前がもっと強ければ勝てるじゃん

それともう一つ自覚してほしい。ペアが仮にほんとに弱かったとしても、あなたがもっと強けりゃ勝てるんですよ。

ペアが弱いのは事実かもしれないけど、ペアが弱いのを自分が負けたときの言い訳にしている人は、非常にダサいです。

もちろん自分が頑張ったって勝てないくらいペアが弱いことだってありますよ?カバーしきれないときだってあります。それは間違いない。

ただ、それを言い訳にするくらいなら、自分がペアの弱さを補えるくらい引っ張ってやろうと思っていたほうが、よほど自分にとってプラスになります

あなたのペアが本当に弱いとは限らない

それ以前に、ペアが弱いから自分が引っ張ってやろうという考え自体がそもそも見当違いなこともあります。

あるんです。ペアが弱いと思ってたら全然そんなことなくてむしろ強いじゃん、って思うこと。

少なくとも僕はそういう経験をしました。

僕は大学で1年近くペアを組んだ人が3人いるんですが、1年も組んでいるとお互いの強み、弱みはだいたい分かるようになります。そのうち2人には、こんなことを思ってました。

  • この人はサーブやスマッシュが強いから頼れるけど、ボレーは入んないし強いサーブも1st率が低いからどうにかしてほしいな、とか。
  • ボレーすごくうまいけど、リターンもうちょっと頑張ってほすぃ…とか。

不遜な言い回しですがそれは置いといて…ある日、機会があってこの2人を相手にダブルスをしたんですね。

すると、

  • こいつのボレー、意外と固いしミスらん!1st入れろとか思ってたけど2ndサーブでも俺の1stより全然強いし十分いいサーブじゃん…
  • 確かにサーブが強くはないけど、最低限きっちり入れてはくるし、この人にボレーで掻き回されると相手はこんなにやり辛かったのか…

と、自分が思っていなかったペアの強みや弱み、自分がペアの弱点が実はそれほど弱点じゃなかったことに気づいたんです。

これに気づいてから、自分がいかにペアを減点方式で評価していたか、その評価がいかにバイアスのかかったものだったかを知りました。

それからは、安易に自分のものさしでペアのミスにばかり目を向けるのはやめようと思うようになりました。

ミスしたペアに安易なドンマイはやめよう

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これはつい最近まで僕も意識していなかったのですが、ダブルスにおいて安易にドンマイの声掛けをするのはNG。

なぜならドンマイは、味方を責めてないよという意思表示であるけど、安易に使うと心のこもらない言葉になりがちだからです。

僕がこう思うようになったのには理由があります。

ある日ダブルスの練習試合をしていたとき、僕のペアは調子が悪くいつもどおりのプレーができていませんでした。

僕はどうすればよいかわからず、とりあえずそのペアが投げやりに見えるミスをしても、全然気にしていないよというメッセージを送ろうと思って、ずっと

「全然良いっすよ」
「ドンマイ、ドンマイ」

みたいな声掛けをしていました。しかし、試合中にそのペアの精神状態と、僕らペアに流れる不穏な空気感が改善することはありませんでした。

試合後に、対戦相手の一人と、イライラしているペアにどう声をかければよかったのか話していました。その、話を聞いた対戦相手の方もわりと試合中にイライラして萎えてしまうことが多いので、イライラする側の気持ちになって答えてくれました。

彼いわく

「励まされると、逆に自分はダメなんだって感じて萎えることがあるんだよね、面倒くさって感じだけどw」

とのこと。

励まされることで逆に自分のプレーがだめだということを自覚し、萎えてしまう人もいるんだということを初めて知りました。

自分の場合、ドンマイと言われて申し訳なくなることはあっても、どんまいと言われたことそれ自体で萎えることはなかったからです。

このことがあってから僕は、味方がミスをしてしまったときに安易なドンマイの掛け声を控えるようになりました。

全然言わなくなったわけじゃないですが、ドンマイはペアが自分から謝ってきたときに言えれば十分でしょう。

ペアがミスしてしまったときは特にそのことに触れず、次のポイントをどうプレーするかだけ二人で話し合えばOK。

そこで、戦術的なミスがあった場合には、どうするのが一番良かったのかを話しあえば良いのだと知りました。

持てる手札で常に今できる最善を考えろ

ダブルスでは、プレイヤーがふたりいますから、二人いたら、得意なことも苦手なことも実力も、全部違って当たり前。

だから、ペアに対してなんらかの不満が出ることはある意味当然です。

しかしダブルスで勝つために必要なことは、不足をあげつらって嘆くことでなく、お互いの長所を合わせることです。これを肝に銘じてください。

苦手な箇所を狙われてポイントを失い続けているなら、二人の得意を最大限活かして苦手な箇所を狙われにくい戦い方を考えるのです。

例えば、僕が一時期サーブが強い人とペアを組んでいたときは

  • 自分…サーブ△ リターン◎ ストローク○ スマッシュ△
  • ペア…サーブ◎ リターン△ ストローク○ スマッシュ◎

お互いはこんな感じの能力値なので

  • 味方のサーブゲームは僕のサーブゲームが取れないぶん、ペアのサーブゲームをかっちりとってもらうために僕は前衛のショットを必ず一発で決められるように練習したり
  • 自分のサーブゲームはリターンを打ち込まれてもなんとかできるようにファーストボレーはやめて、雁行陣を使ったり

あるいは

  • リターンゲームは僕が終始強くリターンを打っていきブレイクし
  • 並行陣のときは僕がめっちゃ詰めて前のボレーを切り、ペアにロブをカバーしてもらってスマッシュでポイントを狙ったり

とにかくお互いの技術的な不足や得意不得意を補い合うことのできる戦い方を徹底していました。

僕のほうができることが少なかったので、全体的にはヒモってもらっていたのですがw

他にも

  • 味方のストロークが弱くてボレーが強かったら、リターンゲームでもなんとかラリーの主導権を握って味方を後ろに下げさせなかったり
  • 味方のサーブが弱かったら積極的にポーチに出て相手リターンにプレッシャーをかけたり

できることはたくさんあります。試合前やポイント間、ゲーム間、セット間などにこういった作戦をしっかりと考えて、実行していきましょう。

ペアのマイナス面にフォーカスし、お互いにできないことをやれと要求しても試合には勝てません。

しかし、ペアのマイナス面にフォーカスしたとしても、それをどうカバーし合うかに目を向ければわりと試合は戦えます。

今持っている手札でできる最善の戦い方を模索することでしか、勝利は見えてきませんからね。

まとめ

  • ミスを責めるな
  • 安易にどんまい言うな
  • 持てる手札で最善を尽くせ

ものすごく簡単にまとめるとこんな感じです。

この記事が絶対の正解じゃないですが、ペアワークなんて意識してなかった人はこれを機にぜひ意識してみてください。

今までより、試合に勝てるようになりますから。

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とおる
大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。
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