クロスバイクを買ったばかりだと、手入れとして何をやればよいか分からないですよね。
僕もそうだったので、同じように悩んでる方に向けて、いつも僕が実践しているクロスバイクのお手入れ・メンテナンス方法を教えます。
簡単なので、ぜひ実際に試してみてください!
泥がついたクロスバイクより、いつも綺麗に掃除されたクロスバイクに乗るほうが2倍くらい気持ち良いので…!
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クロスバイクのお手入れ6ステップ
僕がやってるクロスバイクのメンテナンスは以下の6ステップになります。
- 雑巾で乾拭きする
- 自転車用洗剤で汚れを流す
- 水拭きする
- 各パーツに油を差す
- 各パーツを増し締めする
- 空気圧をチェックする
いっぱい書いてありますが、時と場合に応じて1〜3だけまでしかやらなかったり、6しかやらなかったりもします。
全てやろうと思ったらこれだけあるよ、という意味だと思ってください。
雑巾で乾拭きする
まず最初にクロスバイクを雑巾で乾拭きして、簡単に取れそうな汚れ(ドロなど)を落としてしまいましょう。
水拭きするまえに乾拭きすることで、汚れを押し付けて車体に傷がつくことを防げます。
このとき使う布は、柔らかめならばOK。僕はいつも雑巾や要らなくなった服を使っています。
また、細かいところを掃除するためにこのようなブラシを使うとより汚れが取れやすいです。
僕の場合、手で吹きにくい部分についてはとりあえず使い古した歯ブラシで代用しています。
ただ、ペダル周りはかなり隙間が狭いので歯ブラシでもキツい、、
ということで、↑の掃除セットを購入しようかと真剣に悩んでいます。
ちなみに、車体が全然汚れていない場合は乾拭きもこの次の洗浄も水拭きも不要です。
自転車用洗剤・クリーナーで洗浄
洗浄はフレーム周りとチェーン周りで別々に行います。
チェーンの汚れは油汚れやサビが中心で、バイク用洗剤ではキレイにしきれないからです。
フレーム周りの洗浄
まず、フレーム周りで汚れがなかなか取れないところ、ブラシが入り込みづらいところを自転車用洗剤を使って洗浄していきます。
洗浄の際、僕はこのフィニッシュラインというバイクウォッシュ(バイク用洗剤)を使っています。
大容量でかなり長く使えるので便利。
汚れているところに吹きかけ、歯ブラシなどを組み合わせてガシガシ擦り汚れを落としたら、そこに勢いよく水をぶっかけ洗剤を洗い流しましょう。
洗剤が残ってると自転車が傷んだりしてあまり良くないのでしっかり洗い流してください。
チェーン周りの洗浄
次にパーツクリーナーを使ってチェーンを掃除していきましょう。
僕はいつもこれ↑を使っています。
使い方は至って簡単で
- パーツクリーナーをチェーンに吹き付け
- 雑巾で拭きまくり
- チェーンを回して同じことを繰り返す
これをチェーンが一周するまで繰り返せばチェーンはあっという間にキレイになります。
また、ちょっと大変ですが、スプロケットについても
- 後輪を外す
- スプロケットを外してバラバラにする
- パーツクリーナーを吹き付けて拭く
という段階を踏めばチェーンと同じ感じでキレイにすることができます。スプロケの外し方については↓の記事を参照してみてください。
https://skcnat.info/6hole-discbrake-crossbike-wheel-change/
ただし、チェーンの掃除よりはだいぶ大変なので、やるとしたら時間に余裕のあるときにしたほうが良いかもです。
初心者がスプロケットを外すのは結構難儀なので…!
水拭きして再び乾拭きする
ここまでである程度汚れを落とすことができたら、最後に水拭き→乾拭きで仕上げをします。
乾拭きしないと洗剤や水垢が残ったりするので、できればちゃんと乾いた別の布を用意したうえで乾拭きしましょう。
汚れ落としはこれで完了です。雨の中や舗装されていない道を走ったあとなどはこの1〜3の作業をやってあげてください。
これだけでも随分と自転車への愛着が湧きますよ。
各パーツに油を差す
クロスバイクが乾いたら、可動部分(チェーンなど)に油をさしていきましょう。
こんな感じのやつをシュッシュッとしておけばとりあえずOK。
滴(したた)るほどやる必要はありません。ちょっと吹きかければ十分です。
各パーツを増し締めする
また、各パーツが緩んでいないかをチェックするのはとても大事です。
僕は以前、ブルホーンバーをテキトーに取り付けたせいで急にハンドルがガクンと落ちて非常に怖い思いをしました。
ネジやボルト類、ホイールなどが緩んでいないかは必ず定期的にチェックしましょう。
僕がふだんチェックしているのは
ハンドルクランプ
アンカーボルト
ホイール
サドル
あたりです。
この辺のパーツはお尻や手との接地部分であり特に大きな負荷がかかるので、必ずチェックしましょう。
ここが走行中に外れたりするとマジで危ないです…死にます。
僕の経験上、家でメンテナンスをするときに限らず旅先で緩んでいることを発見することもあるので、六角レンチは購入して携帯する習慣をつけると便利です。
ちなみにレンチはダイソーなどの100円ショップでも売っていて、普通に使えるのでオススメです。
空気圧をチェックする
最後に空気圧のチェックをしましょう。
また、空気を入れるときはちゃんと空気圧メーターがついたフロアポンプ(=携帯用じゃなくて大きいポンプ)を使いましょう。
https://skcnat.info/you-must-buy-big-pump-with-air-pressure-gauge/
↑僕が使ってるやつです
フロアポンプは小さなポンプとは入れる手間が段違いですし、漕ぎ心地と出せるスピードがかなり変わってきます。
自転車初心者の方だと「空気圧の値なんてそんなに気遣わなくて良いだろ」と思うかもしれません。実際、僕もそう思ってました。
しかし、空気を入れると地面にペダルを踏み込む力が逃げないので明らかにグイグイ進みますし、漕ぐのをやめたあとに惰性で進む距離がめっちゃ伸びます。
それも、「ハッキリと体感できるレベルで」です。
また、空気が入ってないとパンクしやすいです。自分で直すにしても自転車屋さんに頼むにしても、パンクしてしまうと最低500円くらいは犠牲になります。
頻繁にパンクさせてしまうと、初期投資が膨大な割に維持費は割と安いという自転車趣味の強みが失われ、(財政が悪化し)ひいては周りの人間からの理解も失われてしまうおそれがあります。
空気圧点検は最低でも1週間に1回はやっておきましょう。
まとめ
僕がやっている自転車のメンテナンスは
- 雑巾で乾拭きする
- 自転車用洗剤で汚れを流す
- 水拭きする
- 各パーツに油を差す
- 各パーツを増し締めする
- 空気圧をチェックする
です。各種作業に必要な道具や洗剤などには多少のお金がかかりますが、この辺のメンテナンス道具は一回買ってしまえばもう買わなくて良いものが大半です。
これからクロスバイクと末永く付き合うための投資と思って、揃えてしまいましょう。
以上、僕がいつもやってるクロスバイクのメンテ・掃除方法の解説でした。
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https://skcnat.info/crossbike-category/
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