自転車で旅をしたいけど、パニアバッグが高い…
と思っているあなたへ。
パニアバッグは絶対に安物を買ってはいけません!!!
身をもって体感したのでそんな話をしたいと思います。
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僕が買ったパニアバッグは中華製
僕が購入したパニアバッグは、中国の大手通販サイトAliExpressで手に入れたものです。
なぜ中華製のものを選んだかというと
- AliExpressのセールでバカみたいに安かった
- パニアバッグにこだわりがなかった
ことが理由でした。
自転車趣味はとてもお金がかかるので、パニアバッグにまでそんなにお金がかけられませんでした。
この記事を読んでいるあなたも、多分パニアバッグに高いお金をかけたくないと思っていますよね。
これがちょっとした惨事のキッカケでしたw
安物のパニアバッグは絶対にやめておくべき理由
僕がこれほどまでに安物のパニアバッグを否定する理由は2つあります。
- 安物は縫製が甘くぶっ壊れるから
- 自転車旅は防水機能があったほうがいいから
です。
2つとも実体験によるものなので、確信を持って言えます。絶対に安物はやめておきましょう。
安物はすぐぶっ壊れる
安物はすぐぶっ壊れます。
パニアバッグが壊れると、純粋に運搬能力が失われるのでめちゃくちゃ困ります。
特に遠出をしているときはガチでどうしようもなくなるので注意が必要です。
ほんっっっとに困るので気をつけてください。
帰省ライド中にパニアバッグが大破
僕は先日、いつも通り国立から千葉までの70km弱の道のりを自転車で帰省していました。
国分寺を抜け府中を抜け、吉祥寺、三鷹、新宿と、スイスイ進んでいき、旅は順調かと思われました。
小規模でも久々の自転車旅だったのですごく気分がよく楽しんでいたのですが、都内の道を抜け神田に差し掛かったあたりでとつぜん後輪から異音が。
「ガシャシャシャッ!」
と大きな音がなり、突然ペダルが動かなくなりました。何かが後輪に巻き込まれて絡まる感覚がしたのです。
そしてブレーキをかけながら後ろを振り向き、僕は唖然としました。
右側のパニアバッグの付け根の縫製が引きちぎれ、宙ぶらりんになったバッグが後輪に巻き込まれてズタズタになっていたからです。
しかもそれに気づいて停車した瞬間、バッグの中に入ってたWi-Fiルーターが道路に放り出されてしまいました。
慌てて拾いに行くも、Wi-Fiルーターは既に見るも無残な状態に。
さらに、バッグから飛び出したUSBケーブルが車輪とスプロケットに絡まり車輪は全く動かない状態になっていました。
1番気がかりだったのがiPadです。
少ない中から捻出して大枚はたいて買ったiPadが壊れたりしたら、そのショックで2度と自転車に乗らなくなるかもしれません。
しかし、心配すぎて中身をチェックしてみたところ、ケースが削れただけでギリギリ本体に傷はありませんでした。
しかし、雨も降りそうだったし、なにより他にリュックなど収納できるものを持っていなかった僕にはどうしようもありませんでした。
とにかく帰るための方法を探したのですが、バッグの破損が大きすぎてとても治せる状態ではありません。
↑帰宅後、実家にて撮影
いろいろ考えた結果、近くの自転車屋さんでどうにかしようという結論に至りました。
上野のY's Roadで何とかしようと試みるも
このままでは家までの40km弱をまともに走れる状態じゃないと思ったので、事故現場である神田付近でなるべく大きな自転車ショップを探すことに決定。
「とにかく新しいパニアバッグを買うしかない」と思いました。
もっていた荷造り用のゴム紐1本で無理やり荷物をまとめ、かなり不安定ながら徐行し、なんとか上野のY's Roadまで辿り着きました。
しかし、探してみても丈夫そうなパニアバッグが見当たりません。6000円くらいでオーストリッチのパニアバッグがあるだけです。
一瞬買いそうになりましたが、「ここで適当に選ぶくらいならAmazonでちゃんとしたパニアバッグを探したい」と思い、結局バッグは買いませんでした。
自転車屋さんで買うよりAmazonの方が安いのもありますし、焦った状態でよく吟味せずに選んだパニアバッグでまたハズレを引きたくなかったからです。
結局は荷物縛り用のゴム紐一本で、5kgくらいはあるであろう荷物を無理やり縛った不安定な状態のまま、千葉まで帰ることにしました。
荷物がグラつく状態のサイクリングは全く楽しくなかった
しかし、荷物がグラついた状態のサイクリングははっきり言って最悪でした。
- スピードを出せない
- 車道を走れない
- 手で抑えながらなので姿勢が辛い
- 荷物が落ちそうになるたび止まらなきゃいけない
など、本当にしんどかったです。
車道を走って荷物を落としたりしたらめちゃくちゃ危ないし、そもそも拾えません。
スピードを出すと路面や段差の衝撃で荷物のバランスが崩れます。
しかも、片手で荷物を押さえながら走っているのでふらつくうえ、前傾姿勢どころか後傾姿勢(?)になりスピードは全くでません。
しかも手で荷物を押さえているにも関わらず、約40kmの道のりで20回近く荷物がキャリアから落ちそうになり、そのたびに自転車から降りました。
控えめにいってめちゃくちゃイライラしたし、せっかくのサイクリングが超絶つまらないものになってしまいました。
それほどにパニアバッグが壊れたことによるストレスは半端じゃなかったです。
この時初めて、値段の安さだけを求めて中華製のバッグを選んだことをかなり後悔しました、、
パニアバッグは防水のほうが便利
また、パニアバッグは防水のほうが便利です。
なんども自転車に乗っていると、天気予報に注意していても突然の雨に見舞われることがたまにあります。
実際、↓の記事を書くきっかけになった時のサイクリングで、帰りに大雨に降られました。
↑最寄りのコンビニで雨宿りしている図。
このときは精密機械や紙類は持っていなかったので大丈夫でしたが、こういうときに雨に濡れちゃいけないものが入っていると一発アウト。
急な夕立などもありますから、直ぐに避難しない限り中に入っている物はお陀仏です。
こういうときに防水だと、何でも安心して放り込むことができてとっても安心。
余計なことに気を遣わずに済むのは素晴らしいことです。
まとめ
もう1度言います。
パニアバッグは安物を買ってはダメです!!
まあぶっちゃけ防水に関してはなくてもビニール袋でも被せておけば多少なんとかなるのかもしれませんが、縫製の甘い安物は断じて選んではなりません。
ぶっ壊れて散々な目に合うのは僕だけでもう十分。
この記事を読んだあなたは、絶対に安物は買わないでくださいね。僕と同じく「安物買いの銭失い」を地で行くはめになりますよ?
ちなみに僕は↓を買う予定です。
気をつけてください。これだけ注意しても買うようなチャレンジャーは買って後悔すればいいです。
僕は嫌いじゃないですが、、?
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