【テニス】練習すりゃできる!股抜きショットのコツと練習方法4ステップ

ストローク

テニスの股抜きショットは一見難しそうに見えますが、練習すれば意外と出来るようになります。

実際、僕も股抜きなんて難しそう…って思っていたクチですが、3日ほど真面目に練習したらできるようになりました。

もちろん僕はテニス7年目なのである程度ラケットとボールの扱いに慣れているというのもありますが、テニス歴が浅い方でも段階を踏んで練習すれば全然できそうだなと感じたんですよね。

ということで、僕が実際にやった股抜きショットの練習方法と、そこで分かった股抜きのコツを紹介したいと思います。

股抜きショットの基本とコツ

まず最初に練習の前提として知っておくべき股抜きの基本、コツが3つあります。

  • コンチネンタルグリップを使う
  • 股を開くのではなく片足で追い越す
  • ボールが落ちる寸前を打つ

この3つを意識しなければならない理由を書いていきます。

コンチネンタルグリップを使う

コンチネンタルグリップ(以下コンチ)を使う理由は明快。スイングスピードを出すためです。

股抜きショットは打つときの体勢的に、ストロークと違って水平方向に強く振り抜くことができません。そんなことしたら足や股間を強打して悶絶するのがオチです。

そんなときにどうやったらスイングスピードを出せるか。

答えは簡単で、前腕と手首のプロネーションを使えばいいのです。サーブやスマッシュと一緒ですね。

違うのは上腕のプロネーションを使えないところだけ。

肘から先をうまく内転させてスイングスピードを出し、ボレーのように当たる瞬間だけしっかり合わせてスイングを止めてインパクトすることで、股抜きでもそれなりのスピードを出せます。

そして、手首を内転させて力を出すにはコンチネンタルグリップが不可欠。

実際、プロの股抜きを見ると皆例外なく構えたときにラケット面がまっすぐ自分の方を向いているのがわかると思います。

↑写真は全てこちらの動画が出典です。

このラケット面が最終的に打球方向に向くわけですから、薄い握りで手首を返しているのは間違いありません。

 

【テニス】実践で理解!サーブでコンチネンタルグリップが大切な理由
みなさん、サーブを打つときしっかりと薄い握りで打つことができていますか?一般的にサーブの握りは薄いほうが良いとされています。しかし、僕の周りにもいわゆる厚い握り(ウエスタングリップ)で羽子板のようにサーブを打つ人は多いです。ボリス・ベッカー...

また、プロネーションにコンチネンタルグリップが不可欠な理由については↑の記事で書いてます。

読むのが面倒な人向けにコンチが必要な理由を説明すると、厚い握りだと、手首はおじぎする方向にしか曲がらないから内転しようにもそもそも捻ることができないんですよね。

股抜きじゃなくてもいいので、試しにウエスタングリップで後ろを向いて前にボールを飛ばしてみてください。

ビックリするくらい威力でないはずです。

ちなみに僕はサーブと同じくらいのグリップ(コンチよりさらに少し薄い握り)で股抜きを打っています。

イメージ的には、サーブを股の下で打つみたいな感じですね。インパクトの感覚はボレーに近いですが。

股を開くのではなく片足で追い越す

これは最初僕もうまくできなかったんですが、股抜きはションベン中の犬みたいに足を上げるショットではありません。

打つ直前に一気にボールを追い越し跨いで、そのまたいだ瞬間の両足の間でボールを飛ばすというのが正しいイメージです(たぶん)

図で書くとこんな感じ。

ボールに追いつくまでは全力で走って、打つ直前に右利きであれば左足で大きく追い越してそこでインパクトしましょう。

ボールが落ちる寸前を打つ

そして、ボールを威力を出すために大切なのが、ボールが落ちてツーバウンドする直前に当てることです。

これには理由が2つあります。

一つは、ラケットを加速させるにあたって無理のない範囲で打点を遠く取れば取るほど遠心力が働きヘッドが加速させることができるからです。

ストロークに置き換えればわかると思いますが、自分から1m離れたところにあるボールと、体から0.3mのところにあるボールどちらのほうが速く打てるかといったらもちろん1mのほうが良いですよね。

股抜きはストロークのように振り抜けない以上、スイングスピードを出すには重力と遠心力をうまく使うしかありませんからね。

そしてもう一つは、股抜き時の手とラケットの距離を考えるとある程度打点を低くしないとラケット面が開きすぎてボールをコントロールできなくなってしまうからです。

理想はラケットが降りてきた瞬間、ちょうどラケット面が地面に垂直な状態でボールに当たること。

それより高い(=タイミングが早い)とラケットは地面を向いてしまいますし、遅いとロブしか打てなかったり股間を打ったりします。

この3つを間違えるとカッコイイどころか滑稽なショットになりかねないので、何かがうまくいかないときは常にこれを思い出してみてください。

股抜きショット練習の3ステップ

ここからは僕が実際に練習した股抜きの練習方法を書いていきますが、実際には一部のオリジナル練習を除いてほぼマチュー先輩の↓の動画の受け売りです。

マチュー先輩というのはテニスの解説動画をアップしているYouTuberの方で、僕はフォアハンドやサーブなど何度も参考にさせてもらっています。

なので僕の説明がよくわからなかったらこっちを見てもらえればと思います。

自分で手出し→その場で股抜き

まず最初にやるべき練習は、自分で球出ししてその場で股抜きをする練習です。

先ほどの動画でマチュー先輩も言ってますが、この練習は歩きながらやると良いです。

歩きながらやることで、足で追い越しながら打つという感覚が養えますし、バウンドしたあとどのくらいのタイミングでボールに近づけば良いか分かってきます。

7〜8割くらい思った通りに飛ばせるようになったら次のステップにいきましょう。

自分で離れた所に球出し→股抜き

次もやってることはほとんど同じですが、さっきよりも遠くにボールを出します。

初めから走る方向を向いてていいので、2、3m先にむかってふわっと球出しをし、走ってそれに追いつき股抜きを打ってみてください。

弾道が高いとボールが真上に近い角度からから落ちてきて難しいので、初めは低めの弾道で練習すると良いです。

慣れてきたら少し高めの弾道でも練習してみてください。

また、球出しが甘すぎ(=近すぎ)ても逆に難しいので自分が思っているよりは遠目に出したほうが簡単なこともあります。

これが完璧にできるようになれば股抜きができる日は近いですよ。

反対側から球出し→振り返って股抜き

ここまでできたらより実践的な練習をしていきます。

今度は誰かに球出しをしてもらいましょう。

これまでと違うのは、最初はネットに向かっているというところ。試合と同じです。

振り返って走り、股抜きを打つというところまでやるのでこれができたらもうほぼできたと言って差し支えないです。

コツは、抜かれた直後は全力で走って追いつき、ボールが射程圏内に入ったら一呼吸置き、最後に打つ直前にもう一度加速して追い抜くことです。

慣れてきたら、なるべく球出ししてくれた人の方に打つなど工夫すると更にコントロールも磨くこともできますよ。

ボレーボレー→ロブボレーから股抜き

最後に一番実践的な練習がこれ。というかほぼ本番ですね。

これだけは僕が考えたオリジナル練習です。同じようなことをやってる人はたくさん居そうですがw

実際に股抜きを使う場面のほとんどは、ボレーボレーやドロップショットを拾ったあとに来るロブボレーへの対抗策ですから、ボレーボレーから始める練習はかなり実践的です。

まず最初にロブボレーを打つ方と股抜きを打つ方に分かれます。

球出しをしたら2、3球ボレーボレーをしてロブボレー側は少しボレーが浮いたなと思ったとき(=要はロブボレーが打ちやすいとき)にロブボレーを打ちましょう。

打たれた方は抜かれたら全力で走り、股抜きで返します。

これを高確率で返すことができたら、試合でも普通に股抜きを使えるようになっているでしょう。

練習としては股抜きが打てたら終わりでもいいですし、そこからラリーを続けることにしても実践的な練習ができると思います。

ラリーがまだ続くとなれば、股抜きでパッシングを狙ったりロブで相手のボレーを回避したりと、さらなるバリエーションが生まれて技の幅がさらに広がるはずですからね。

まとめ→股抜きは練習すれば意外とできる

非常に難しいショットというイメージのある股抜きショットですが、意外や意外、真面目に練習すれば殆どの人ができるようになると思います。

できないと思ってる人は多いですが、僕は股抜きを真面目に練習している人を自分以外に見たことがありませんw

練習しないショットができないのはあたりまえ。

「股抜きなんか練習してたら怒られるよ!」

という場合もあるかもしれませんが、股抜きは振り返って打てないくらい深い球を処理するためには非常に合理的なショットですし、普通に試合でも使えます。

もちろん必要のない場面で曲芸的に使ったら怒られるかもしれませんが、使い所を知っていれば普通に実用的なショットです。ぜひぜひ友達でも誘って練習してみてください。

他のショットと違って上達が目に見えるのでとっても楽しいですよ〜。

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