【テニス】ダブルスのストロークで並行陣を崩す5つのコツ

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ダブルスでなかなか並行陣に勝てない…そんな風に思っていませんか?

 

シングルスでは速くて力強いストロークが打てるのにダブルスでは勝てない、そんな悩みを抱えているとしたら、その原因はダブルスのストロークを理解していないことかもしれません。

 

はっきり言って、ダブルスのストロークはシングルスのストロークとは別物です。

 

もちろん、シングルスのストロークが打てないのにダブルスのストロークがうまいというのも珍しいですが、シングルスのストロークがうまいからといってダブルスで強いとは限りません。

 

今日は、ダブルスで並行陣に勝つために必要なストロークの条件について書いていきたいと思います。

 

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ダブルスで並行陣に勝てない人のストロークとは

skeeze / Pixabay

僕はダブルスでは基本的に並行陣で戦います。サーブを打ったらネットに詰めて戦う陣形ですね。

 

なので基本的に自分のサーブゲームは並行陣vs雁行陣で戦うのですが、並行陣に弱い(やりやすい)ストローカーにははっきりと特徴があります。よくあるのは

    • 速い球を打ってくる
    • 打点を落としている
    • 打つコースを考えていない
    • 相手のポジションを見ていない
  • 配球が単調

です。もう少し詳しく見ていきましょう。

 

速い球を打ってくる

よく、並行陣に対してとにかく速い球を打とうとしてくる人がいます。もちろん、速い球を打つこと自体は悪いことではないし、そのストロークが目にも止まらぬ速さで、相手がボレーできないのであれば問題ありません。

 

しかしこの速い球には欠点があります。それは

  • ストローク側も時間を奪われる
  • 高い打点でしか打てない
  • 沈まなければチャンボ

だから。そもそも、ボレーのほうが動作が小さいので、速い展開になるとボレーヤーのほうが有利です。

 

速いボールを何回も打たれていくうちに、ボレーやーの目が慣れてきてボレーがしっかり返るようになってくると、ストローク側はどんどん時間を奪われていきます。

 

すると、最終的にチャンボを供給する可能性が高くなるのはストローク側になるのは間違いありません。

 

また、低い打点からも高い打点のときと同じように速いストロークを打とうとすると、ネットがあるのでそもそもコートに入る確率が低くなりますし、入ったとしても相手のハイボレー(=チャンスボール)になる確率が高いです。

 

また、速いストロークは沈まなければボレーヤーにとってはチャンスボールになります。フォアハイでもバックハイでも、高いところに速い球がくるといろんなコースに打てる上、速いボレーを打てるからです。

 

なので、並行陣に対して何も考えずに速いボールばかり打ち続けるのは非常に頭の悪い戦略だといえるでしょう。

 

打点を落としている

そして、打点を落としてしまうのもダブルスが下手な人の特徴です。ダブルスでは、いかにネットより近いもしくは高い打点でボールを取れるかが勝負のカギを握っています

 

ですから当然、相手もネットの近くで且つ高い打点でボレーをしたいわけです。

 

だから、並行陣に対して一番効くストロークは、ネットの近くで上から下に大きく沈んでくる速いボールになるんですね。

 

ネットより高い打点から打ち下ろすのが一番強いわけです。

 

となると、ダブルスのストロークで打点を落とすのは愚の骨頂です。

 

打つコースを考えていない

また、弱い人は打つときにコースを考えていません。漫然と自分の打ちやすいところに打ち続けてしまいます。

 

しかし、テニスで勝つために大事なのは相手に打ちにくいところで打たせることであって、自分が気持ちよく打つことではありません

 

漫然とボレーヤーのフォアハイにストロークを打ってもだめなんです。

 

相手のポジションを見ていない

そして、並行陣に対して一番やってはいけないのがこれ。相手のポジションを見ないストロークは自滅への一歩です。

 

例を挙げると、詰めているボレーヤーに普通にストロークを打ったり、ロブを察知して後ろ体重になっている相手に対してロブを上げたりするなどです。

 

詰めている相手にストロークを打てば簡単にアングルボレーを決められますし、下がっている相手にロブを打てば当然スマッシュの餌食になります。

 

相手のポジションを見ないでストロークを打つことは、銃を持った相手に丸腰で向かっていくようなものです。

 

配球が単調

配球が単調なストローカーほど戦いやすい相手はありません。とにかく速い球しか打ってこないストローカー、ロブ一辺倒で他のショットを一切打ってこない相手など、ペースが一定な相手ほどボレーヤーはやりやすくなります。

 

並行陣を崩すストロークのコツ

Bryan Brothers win fifth Miami Open title | Miami Open 2018 Doubles Final Highlights

ここまで、並行陣をやっていて戦いやすいストローカーについて解説してきました。

 

次に並行陣を崩すストロークについて解説していきますが…もうおわかりですよね。

 

要するに、上に書いたようなストロークと真逆のことをすればいいわけです!

 

では、並行陣に勝つためのストロークの条件について書いていきます。

 

相手を観察する

上に書いたようなストロークの弱点は、ストロークを打つときに相手をしっかりと観察することができればいともかんたんに防ぐことができます。

 

相手が詰めてきたときにはその頭上へロブを打ったり、ロブを警戒して下がっている相手に対してはショートクロスを狙っていくべきです。

 

もちろんここに挙げた場面だけではなく、それぞれの場面で頭を使って、どこに打たれるのが相手は一番嫌なのかを考えてストロークを打たなくてはいけません。

 

スピンロブや遅い沈め球なんていうと一見逃げの戦術に思えるかもしれませんが、テニスは速い球を入れれば勝てるような単純なスポーツではありません。

 

アマチュアレベルでは、相手が一番打ちにくいところに安定してミスなく打ち続けられる人が勝ちます。

 

勝つためには相手の動きをよく観察して、プレーが終わったあとにどう打ったら相手が返しにくかったのかを考え次に打つコースを決め、 似た場面がきたらそれを実行できるように対策を立てていきましょう。

 

落差が大きくネット前に沈むストロークを打つ

ダブルスで強いストロークの条件の一つは、落差が大きくネット前で沈むことです。

 

なぜ落差が大きいほうがいいのかというと、ボレーがしにくいからです。直線的な軌道のストロークに対してはボレーしやすいですし、タイミングが合えば威力も出やすいです。

 

しかし上下動の大きいストロークはそもそも合わせるのが難しいですし、ボールの軌道に合わせてもボレーの打ち出し角度は上向きになるため、浮きやすい上、威力が出しにくいです。

 

また、ネットの近くに沈むことも大切です。ボレーはネットより高いところでは強打できるし、打つコースも深さも自由自在ですが、ネットに近く低いところでは極端に選択肢がへります。

 

ネット近くに沈められた場合、基本は深く遅く返球するかドロップするしか方法がない上、ネットがあるためミスも増えます。

 

ボレー側は沈められると積極的に攻めることができないので、落差が大きくネット近くに沈む球は使えるとかなり有効なのです。

 

逆に、よほど特別な意図がない限りボレーヤーがいるのにネットより高いところにストロークを打つ必要は全くありません。

 

なるべく高い打点で打つ

沈めることにもつながってきますが、ダブルスでは打点を落としてはいけません。相手にうまくボレーさせないためには沈めなければいけませんが、打点を落とすと沈めづらくなるからです。

 

ストロークでネットより高い打点から下方向に叩き込まれるとボレー側はかなりきついですが、ネットの下からスピンで沈められてもうちにくさはあっても脅威にはなりません。

 

また、スピンロブやショートクロスなどスピン系のショットも基本的には高めの打点で打つほうが成功しやすいです。

 

ダブルスのストロークではあえて打点を落とす場面というのはほとんどないと言っていいでしょう。ダブルスでは高いところで取る球が圧倒的に強いのです。だから、スマッシュが一番強いのです。(笑)

 

打点は落とさずすべてなるべく高い打点で取ってしまいましょう。これはストロークに限りません。

 

構えが速く小さい

そして、ダブルスのストロークに求められる条件として準備が早いことが挙げられます。特に並行陣を相手にする場合、ストロークを打ったらすぐにボレーが飛んでくるので準備が遅いとそれだけで不利になります。

 

シングルスでは構える時間がダブルスに比べて多いため、いかにためを作って質の高い球を打つかが大事ですが、ダブルスでは限られた短い準備時間の中でどれだけ良い球を打つことができるかが大切です。

 

なので、基本的に構えは最小限にします。ラケットは引かずボディターンだけでテイクバックをし、シンプルに返していくことが大事です。打点が体より後ろに入ってしまったら負けくらいの気持ちで準備を早くしましょう!

 

球が遅い

そして最後に、ダブルスのストロークは遅くても大丈夫です。ただし、「沈むならば」という条件付きです。遅いストロークが浮けばそれはただのチャンスボールです。

 

しかしネットより低いところで打たせることができれば、取る側にとってはチャンスボールではなくなります。

 

要するに、相手のポジションを見て、ネットより高い位置で叩けない位置にコントロールできれば遅いストロークは効果的になります。

 

例えば、相手のポジションが後ろのときはほんの少しならば浮いても大丈夫ですし、相手のポジションが上がっていてもネットギリギリを通すことができればなかなか決定打にはなりません。

 

なぜここまで遅い球にこだわるのかというと、遅い球は沈みやすく、勢いが出しづらいためボレーヤーが攻撃がしづらいからです。ストローカーとしては、ボレーヤーが望む速い展開にさせないことが何より大事なんですね。

 

大きく沈める

速い球はそこまで沈みませんし、沈まなければある程度ボレーでスピードを出してもコートに収めることはできます。

 

しかし、遅く大きく沈んでくる球はスピードを出してボレーしようとするとアウトしてしまうためなかなか攻めることができません。

 

また、遅い球を速く強い球でコントロールするのは難しい技術なのでアマチュアレベルでは上手い人でもミスしてしまうことがあります。

 

なので、ダブルスのストロークでは高さをコントロールした上で遅いボールをうまく使えるかどうかが相手に攻めさせないためにとても大事です。

 

まとめ

Bryan/Bryan v Chardy/Martin match highlights (3R) | Australian Open 2018

ダブルスでストロークが弱い人の特徴は

  • 考えずに速い球を打ってくる
  • 打点を落としがち
  • 打つコースを考えていない
  • 相手のポジションを見ていない
  • 配球が単調

ダブルスで勝つためのストロークを身につけるには

  • 相手のポジションやグリップをよく見て
  • 打点を落とさずに
  • 構えを小さく素早くし
  • ゆっくりな球をうまく使って
  • 大きく落ちる球で沈める

ようにしましょう。

 

色々と書きましたが、根底にあるのは「相手にとって嫌な球を確率よく打つ」という考え方です。この考え方を徹底し実行するだけの技術や経験値が身につけば、あなたはすでにダブルス巧者です!

 

この記事が少しでも役に立てば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ストロークテニス上達
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この記事を書いた人
のーる

大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。
大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。
コメントとかもらえると嬉しいです。

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