僕はナイターの照明下でテニスをやることが多いです。ナイターだと夜でもテニスをやることができて、便利ですよね。
しかし、ナイターでのテニスにはひとつ大きな問題があります。
ボールが本当に見えないのです。
ボールが見えないと言っても、完全に何もかも見えなくなるわけではありません。もちろん、ボール自体は見えています。ですがボールが飛んでくる間に、ボールが消える時間があるということです。
イメージはボールが打たれて、あれ来ないなと思っていたら気づいたらこっちまでボールが来ているという感じです。普段なら楽に取れるボールが1.5倍増しぐらいで速く見えるため全く取れません。
また、体感的にサーブやボレー、スマッシュ、リターンもめちゃくちゃ打ちづらくなります。ナイターになった途端に遠近感が失われたような感じになり、自信を持って足を動かすことができないため、小手先で打つことになりうまく打てません。
しかし、ナイターだからと言ってずっとそんな状態でプレーをしていたのでは他のみんなの練習になりません。改善しなければいけない問題です。
そこで、ナイターだとなぜうまく打つことができないのかを考え、対策を講じることにしました。
クリックでジャンプ
ナイターのテニスはなぜ難しい?
ナイターのテニスが難しいと思われる理由、それは
- 視力の問題
- 気持ちの問題
- 技術の問題
の3つが大きいと思われます。これらについて原因と対策を考えていきたいと思います!
ナイターテニスが難しい3の理由
視力の問題
視力を問題にする前提として、僕は視力があまりよくありません。裸眼で0.1くらいですかね。
周りが明るければ、日中の炎天下ではボールが見えなくて困ることはほぼありませんが、夜の室内など光量の少ないところに入ると極端にモノが見づらくなります。
言うまでもなく、夜のナイター照明下では余計に見づらくなります。
単純に暗いところでは視力が悪いので、それが原因でうまくプレーができていない可能性は高いです。
気持ちの問題
僕はこんな記事を書くくらいですから、夜のナイター照明下のテニスに苦手意識があります。
ナイター照明下で日中以上に良いプレーができたことがないため、意識していてもなくても、自分はナイターではダメなんだと自己暗示をかけているところはあるのでしょう。
そういう気持ち自体が余計に体の動きを固くしてしまい、パフォーマンスを悪くしている可能性も否定できません。
技術の問題
夜だから見えないというのもあるかもしれませんが、そもそも技術がないことに起因している可能性も高いです。
昼間のやりやすい時間帯にやっても安心感のない技術は、夜になってさらに苦手意識が加わればできないのは当たり前だということですね。
たとえば、僕はリターンが得意です。昼間、緊張しながらやってもあまりミスの出ない僕の数少ない得意な技術の一つです。なので、リターンは夜にやっても、昼間よりハードルを二段階ぐらい落としてやれば、入れることはできます。
しかし、サービスやスマッシュなどは昼間に打ってもミスがそれなりに出ます。全然打てないかと言われるとそうではありませんが、決して安心感があるといえるレベルではありません。そんな状態ではなかなかナイターで自信を持って打ち抜くことはできません。
ここに挙げた3つの相乗効果でナイターのテニスに対する苦手意識がついてしまった可能性は高いです。
ナイターテニスを楽しむためにできる対策
ナイターが難しい原因から、どうすればナイターテニスを楽しめるのか考えた結果は以下の通りです。
視力の問題対策
これは、コンタクトなりメガネなりをちゃんとしたものに変えるしかありません。
今使っているメガネはだいぶ前に買ったもの(7、8年前)に買ったもので、度があっていません。おまけに買ってすぐコンタクトを使用しはじめたため、コンタクトを使っていた間はそのメガネは全く使っていませんでした。
度があったメガネに変えることで、夜になってもしっかりとボールが見えるようになるかもしれません。
最近では、ナイターテニスをする際には少しいつもより度の強いコンタクトでやることで問題を解決しています。
コンタクトはAmazonで買っています。
気持ちの問題対策
これは、とにかくポジティブな自己暗示をかけることで乗り切ります。ナイターだからうまく打てないのではなく、うまく打てないと思うからうまく打てないのだと。
そして、自分はできるんだ!と常に思い込んでプレーしていくようにします。
案外こういう精神的な部分が一番大きいのかもしれません。人間病は気からと言いますし。おそらくテニスにも同じことが言えるでしょう。
技術の問題対策
これはまあ言ってしまえばテニス技術そのものの向上です。僕が特にナイターで苦手意識を感じているサーブ、スマッシュ、ボレーは日中なら99%はいるんだというくらいに練習を積んでいこうと思います。
それができればさらにポジティブな自己暗示を強化することができるのは確実でしょう。
ナイターテニスを苦にしない人もいる
世間一般に言われるナイターの対策というものをまとめて紹介して終わりにしようと思ったのですが、ナイターでテニスがやりにくいという人はいるものの、それに明確な対処法を考えて記事にしている人はほとんどいませんでした。
でも、調べて気づいたのは「必ずしもナイターが苦手な人ばかりではない」ということです。
僕の場合は日中の屋外が基準になっているので、なれないナイターはやりづらい、となりますが、そのまた逆もありうるということです。普段ナイターでやっている人にとっては、昼間は暑いし太陽が眩しいし、昼間だからこそやりづらいと感じるところもあるようです。
ここから学べることは、ナイターだろうが昼間だろうが、そこでテニスをやることになれてしまえばよいのだということです。
結局のところ、僕はナイターでテニスをすることになれないだけで、ポジティブなイメージを持ってナイターという環境になれていけば別にナイターだからと言ってどうってことはなくなるのでしょう。
なれない環境が難しく感じるのは僕だけではないですしね。
まとめ
ということで、僕がナイターでもテニスをうまくやるためには
- 技術、視力を上げて自信の裏付けとする→自分はナイターに慣れていないだけ、ナイターでも必ずできると思い込む
このプロセスを経ることが一番の近道に思えました。
技術の裏づけでメンタルを上げていき、平常運転でプレーできるところまで持っていく
これを目指していこうと思います。同じようにナイターでのテニスに悩んでいる方の参考になれば幸いです。