テニスがなかなか上手くならないことに悩んでいませんか?
しかし、テニスが上手くなるのは簡単なことではありませんよね。うまくなったかと思えば、また下手になる自分を責めたくなることもあるでしょう。
テニスが上手くなることは下手にならなきゃいけないのです。
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下手だと思える人は上手くなれる
上手くなるということは、下手なことを認めることから始まります。下手な自分を知った上で、下手な箇所を変えようと努力を続けて初めて上手くなることができます。
ソクラテス(昔の偉人)の言葉にこんな言葉があります。
無知であることに気づかない限り知ることはできない
これはテニスでも同じで、自分が弱いことを自覚しない限り強くなれることはありません。
つまり、弱さを知っている人は強くなるために一番大切なことを分かっているのです。
ではその上で強くなるために何をすればよいのかというと
弱いところを変える努力をする
ことです。
変えると一時的に弱くなる
強くなるためには変える努力をしなければいけませんが、変えるということは捨てることです。
例えば、あなたがサーブが苦手だとしてサーブのフォームを根本的に変えようと思ったとします。
しかし、強くなるためにフォームを変えたのに逆に今までよりも弱いサーブしか打てないし、全然入らない…頑張ってるのに試合じゃ使い物にならない。
フォームなんて変えなければよかった!
こんなふうに思ったことはありませんか?
実はこれ、まんま僕自身の話なのですが、多分こういうことは僕のサーブに限ったことじゃないと思います。
実際、僕は何回もサーブのフォームを抜本的に変えようと試みましたが、全部思ったとおりにはいきませんでした。
フォームを変えようと思っても、明らかに変えたせいで自分が弱くなるのが嫌でやめてしまう→けどフォームを変えなくても弱い→またフォームを変えようとする…これを繰り返してました。
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変えて弱くなってもめげずにやってみるのが大事
今となっては多少サーブもマシになったので言えることですが、こういうときに大事なのは
変えると一時的に弱くなるのは当たり前
だというマインドを持つことです。
変えるということは、今まで持っていたものを失うことです。
僕の場合は、サーブの弱い自分を変えるためにフォームを「変えた」ことで、今までのサーブを「失い」ました。
イメージでいったら今までのサーブが「3」だったのを「8」に上げるためにフォーム改善をしたら、3すら失って「0」になった感じです。
けど考えてみれば、「変えることで何かを失う」って当たり前なんですね。
例えばあなたが受験生だとしたら、入りたい学校に受かるためにライフスタイルを「変える」ことになりますよね。
しかし、受かるためには勉強時間を確保しなきゃいけません。当然それまでのように遊んでいたり、部活を続けていれば勉強時間を確保できません。
受かる自分に「変える」ために、勉強以外の遊びに使う時間を「失う」わけです。
でも自分の時間やエネルギーは限られているので、何かを手に入れようと思ったら何かを失わなきゃだめなんです。
恋愛でも、仲の良い友達から恋人に「変わる」ためには、「仲の良い友達」としての関係を「捨て」なければいけません。
全部同じです。物事を変えようと思ったら、失うのが当たり前なんです。まずそれを理解することが大事。
その変化は何かを失ってもチャレンジする価値があるか
もちろん、変えようと思って何かを失ったからといって必ずうまくいくとは限りません。
失っただけで何も得るものがないことだってあります。チャレンジすれば何でも成功するんだったらそんな簡単なことはないです。
あなたがチャレンジするときに考えるべきことはその挑戦が
現状を失っても後悔しないものなのか
これだけです。
現状維持より、やって失敗したほうが良い
こう思えることならチャレンジするべきだし、そこまで思えないならチャレンジするべきではありません。きっと、やってる途中に失うのが怖くなって辞めちゃうから。
これはテニスだって同じです。
今の中途半端な実力を捨ててももっと飛躍したいと思うのなら、どんどんチャレンジをしましょう。
テニスの改善は下手→上手くなるの繰り返し
僕は一時的に弱くなってもサーブを変えたい思いのほうが強かったので、結果的にはサーブのフォームを変えようと決心してずっと打ち続けました。
下手くそになってもめげずに練習しているとうまくなる瞬間があります。
あ、おれ今日なんか上手くね?
ってことが必ずあると思います。しかし、その翌日とかには
あれ、昨日はできてたのに…
ってなるタイミングがあります。せっかく練習の成果が出てきたと思ったのにすぐできなくなるときの悔しさったらありません。
周りにも、「やっぱ下手だな」みたいなことを言われながら、心の中では
昨日はできたのに…!
ととても悔しい気持ちになります。
しかし、テニスを上達させるというのはこういうことが日常茶飯事。
ここで大事なのは、「練習して昨日はできたことがまたできなくなっても、今までの努力は無駄になっていない」ことを知ること。
僕もサーブが上達したとき、ボレーが上達したとき、バックハンドが上達したとき、全て
少し上手くなる→翌日できなくなる→また上手くなる→3日くらい経ってまた下手になる→また上手くなる→1週間くらい経ってまたできなくなる→また上手くなる→下手にならなくなる
みたいに、俺うまくね期間がだんだん長くなって、気づいたら下手になるという時期がなくなってできるようになっています。
習得できる期間や下手くそ期間を繰り返す回数は技術によって異なりますが、どんなに途中でサボってもやり続ける限りだんだんうまくなります。
例えば僕はバックバンドは半年くらい、ボレーは1年半くらい、サーブは3年くらいずっとこのサイクルを繰り返してました。
このサイクルは、不貞腐れて練習をやめたりしない限り続きますし、「変える」というチャレンジを意識的にすることでドンドン早く回っていきます。
だから、今はあまり得意じゃないスライスの練習も、何度下手くそになっても「まあ続けてればいつか上手くなるだろう」と思って続けることができています。
まとめ
- 自分が下手だと知ってる人は上手くなれる
- 上手くなるために弱くなっても気にするな
- テニスは上手くなったり下手になったりを繰り返して上達する
これさえ知っておけば、テニス上達が思うようにいかなくても焦ることはありません。
テニスは上達すると思い通りにコントロールできる球が増えてすごく楽しくなります。
気楽にやっていきましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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