ホイールのラチェット音ってデカイほうが良いのか?
ラチェット音のうるさいホイールに変えて気づいた爆音ラチェットのメリット、デメリットについて書いていきます。
ラチェット音とは
ラチェット音とは、自転車に乗っているときに漕ぐのをやめるとリア(後ろ)ホイールから聞こえる「チリチリチリ…」という音のことです。
ホイールの中心部分のハブの中にあるラチェットから発する音であるため、ラチェット音と呼ばれます。
細かいことはこちらの方のサイトを見ればわかります。
http://www.sacra-cycling.com/columns/dtratchet
簡単にいうと、ペダルを漕いだらホイールが回転するけど漕がないときには空転してくれるようにするパーツがラチェットです。
漕ぐときにはラチェット内部の爪が段差に引っかかり、漕いでいないときには爪が段差に引っかからず段差の上を滑り落ちていくような構造にできています。
この、爪が段差を滑り落ちる音がラチェット音と呼ばれるそう。
今回、僕が購入したカーボンホイールのラチェット音がひたすらうるさかったのでこの感想を書いていこうというわけですね。
https://skcnat.info/iron-geta-wheel-to-chinese-carbon-wheel-on-crossbike/
https://skcnat.info/chinese-carbon-1-month-review/
爆音ラチェットってぶっちゃけどう?
まず最初に結論を書くと、僕は圧倒的に静音ラチェット派です。
音がでかいことによって余計なエネルギーを消費してるような感じがするし、セミみたいだし、静かな方がまさに「ツール」な感じがしてかっこいいじゃないですか。
そんなわけで、最初に乗ったときは「マジかよなんだこのうるさいホイールは…」って思ってましたが、意外と慣れました。
今でも静音派であることに変わりありませんが、まあ爆音ラチェットでもいいんじゃないかな、位に考えてます。
爆音ラチェットの良いところ
まず、爆音ラチェットの良いところは
- ベルの代わりになる
- ガチの自転車っぽい
これだけですw
ベルの代わりとして事故対策に役立つ
これが爆音ラチェット唯一にして最大のメリットといっても過言じゃありません。
爆音ラチェットの音量は想像以上に大きく、他人に自分の存在をアピールするにはもってこいです。
例えば、家の近くの路地で歩いてるときにプリウスが近づいてきても気づきませんよね。同じように、ママチャリが静かについてきても中々わからないと思います。
しかし、原付が走ってきたらよほどボケっとしてない限り分かりますよね?
それと同じで、爆音ラチェットの自転車が近づいてくれば相当ボケっとしてない限り多分気づきます。多分2,30m離れていても気づくんじゃないかな。
これがどう役に立つかというと、車道で自転車が詰まっていたり、信号で止まったときなんかに役立ちます。
自転車が詰まっているとき、大きなラチェット音がそれなりの勢いで近づいてくれば、前を走ってる人は「ああ後続が近づいてきてるな」と気付いてくれますし
信号で停まったときにも爆音のおかげで後ろに自分がいることに気付いてくれるので、いきなり進行方向を変えるなど、無理な動きをされる確率が下がります。
「存在に気づかれるだけなんて大したことないじゃん」と思うかもしれませんがこれは想像しているより結構便利だし、すごく安全なんですよね。
昼間の住宅街の小さな交差点なども、ライトで自分の存在を知らせることのできる夜と違って、昼間は飛び出してきた人との出会い頭の事故が起こる可能性もあります。
しかしラチェット音がうるさいと、交差点に出てくる人に対して交差点に入る前に自分の存在を知らせることができます。
目が見えない人でも、ラチェット音がうるさければ気づくことができます。
どう考えても、ラチェット音が大きいほうが事故の確率が減るんですよね。
しかもベルと違って鳴らし忘れることもありませんし、最強の事故対策です。
まあペダルを漕ぎ続けて加速しながら交差点に突っ込んでいくような人には意味がありませんが、ほとんどの人はそんなことしないですよね。
ガチの自転車っぽさが出る
ホントにどうでもいいデメリットですが、ラチェット音がデカイとガチの自転車っぽさが出ます。
これはそもそもラチェット音のでかい自転車がそもそも珍しいからでしょうね。
僕の愛用しているママチャリもラチェット音はほぼ無いですし、他の人を見てみると、クロスバイクやロードバイクでさえラチェットがやかましい自転車は殆ど見たことがありません。
自分で何万円も出してホイールを変えたりする人間はそう多くはないということでしょうね。
もしかしたらそういうホイールを普段使いする僕のように奇特な人間が少ないだけかもしれませんが…。
爆音ラチェットのデメリット
すべて慣れましたが、爆音ラチェットのデメリットをいくつか紹介しましょう。
音が大きく目立つので恥ずかしい
ホイールを交換して最初の3日くらいですが、あまりにうるさいラチェット音が恥ずかしく感じたのを覚えています。
とにかく音がでかい。うるさすぎる。
まるでセミのようです。
それも、国道などの広い車道で飛ばしているぶんにはそんなに気にならないんですが。
狭い路地とかでゆっくり漕いでるのに
「ジイィーーー!!!」
と大きい音がなると普通に目立ちます。玄関先の落ち葉を掃いてるおじいちゃんとかに何度振り返られたか分かりません。
ただ、これはぶっちゃけすぐ慣れます。
今もラチェット音のうるささか知らない人に振り返られることはたまにありますが、自分がそれにほとんど気づきません。
何日も経つと自分にとって爆音が普通になるので、そのうち振り向かれたことにすら気づかなくなっていきます。
なので、爆音ラチェットホイールを買うとしても恥ずかしさはあんま気にしなくていいと思います。
エネルギーをロスしている?
最初に爆音ラチェットを聞いたとき
これすげえエネルギーをロスしているのでは?
と思ったんですよね。でも、調べてみるとそうでもないみたいです。
ラチェットという構造をとる以上、ペダルを止めてホイールが空転するときに爪が段差から落ちる仕組みにせざるをえません。
なので、ラチェットが静音であったとしても、そのエネルギーが音じゃなくて摩擦熱に変わるだけであって、エネルギーロス的には大差ないらしいです。
もちろん静音と爆音でどっちがロスが少ないかと言ったら静音なのは間違いないかもしれないけど、大した差はないってことですね。
まとめ
ここまで爆音ラチェットについて調べて、使ってきて思うのは
爆音ラチェットそんなに悪くなくね??
ってこと。
特に、やかましいだけだと思っていた爆音が結構マジで交通事故防止に役立っていそうだというのは意外でした。
相変わらずうるさいのは嫌ですが、そう考えると爆音ラチェットも少し好きになれそうです。
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