ディスクブレーキのクロスバイクがなかなか進まない、そんなときはディスクの干渉を疑ってみると良いかもしれません。
というか、僕はその干渉を直したらものすごくクロスバイクが楽に進むようになったのでその時のお話をしようと思います。
クロスバイクが進まない?
こないだ、国立から千葉の間を往復しました。距離にしてだいたい75kmくらいです。
行きも帰りもわりと重たい荷物を背負っていました。
往路(国立→千葉間)では途中15分くらい休憩を挟んで5時間半、1日後の復路では20分くらい休憩しつつ4時間半くらいかかりました。
往路は久々過ぎて道がイメージできておらず、グーグルマップを使いながら止まっては進み止まっては進みということを繰り返していたらすごい時間がかかっていました。
逆に帰りは、道はだいたい分かっていたのでスイスイスイーっと迷いなく進むことができたうえ、無風だったことも手伝い、行きよりは1時間くらい所要時間を短縮できました。
しかし、復路は、信号待ちをしている時間帯以外はほぼずっと全力で走っていた記憶がありますし、千葉から江戸川区に入ったあたりからは脚もお尻も体力もかなり削られていました。
着いたあとも疲労感がすごく、もうしばらくクロスバイクには乗りたくねえ、、と思うほどでした。
クロスバイクってこんなに疲れる乗り物だっけ…?と思ったことを覚えています。
ブレーキに感じた違和感
そしてこの国立千葉間の往復の翌週、千葉をサイクリングをしていたときのことです。
お昼ご飯を食べようとショッピングモールに向かっていたところ何やら違和感が。
いつもどおり走っていたところブレーキから小さく「シャー」と、異音がなっていたのです。
不安に思いつつも、とりあえず目的地に向かいました。そして、到着後に駐輪場に自転車を止め、前輪を手で浮かしながら回してみると、なんと3回転くらいで回転が止まってしまいました。
こんなもんなのかな?と思いつつ一緒にサイクリングしていた友達のクロスバイクの前輪を回転させるてもらったところ、クルクル回ってしばらくは止まりそうにありません。
ここで、ようやくディスクブレーキのローターとブレーキパッドが干渉していることを疑い、クイックリリースレバーを緩めて調節してみたところ、タイヤの回転がすぐに止まることはなくなりました。
要するに、ブレーキをかけなくてもずっとブレーキがかかった状態で走り続けていたわけです。
その後の千葉→国立は40分近く短縮
そして、そのブレーキを調整した状態で千葉から国立を再び走ってみたところ…
なんと40分も短縮されたのです!
かかった時間は3時間50分ほどでした。たった一週間しか経っていないのに、驚異のスピードアップです。
しかも、驚くべきことにこの日はかなり北風が強く、千葉〜東京間はずっと強めの向かい風でした。
さらに、体感的に信号待ちをしていた時間はこの日のほうが長かったにもかかわらずです。
おそらくもう一回同じ道を走ったらこれより遅いタイムが出ることはほとんどないだろうと思う程度に条件は良くなかったです。
もちろん、前回より強力なアイテムを2つ手に入れたことも速くなった原因かもしれませんが、それを差し引いてもかなりのスピードアップかと思います…!
走破後の疲労感も以前に比べて軽いもので、なんなら休憩を挟んで同じ道を引き返せと言われても、まあ頑張れるかな?くらいの疲労感ではありました。
パッド入りインナーの威力はすごい
最初の国立千葉往復の際、あまりにもケツが痛すぎて購入した1500円のパッド入りサイクルインナーを今回初めて導入したのですが、よく効果を発揮してくれました。
前回は60キロ走ったくらいで、お尻の痛さが原因で走りたくなくなっていたのに今回これを履いたら80キロ走破後もお尻の痛みで嫌になる感じはほとんどありませんでした。
確かにこいつはクッション材が入っているだけで、いくら距離を伸ばしても永久に耐えられるとかそういう感じではありません。
所詮座っているサドル自体の硬さは変わらないので、150キロとか走ったら痛くなると思います。
けど、少なくとも80キロでは全然まだ大丈夫そうと言える程度に、お尻の痛みは確実に緩和されました。
値段もけっこう安いので、おしりの痛みに悩まされているスポーツバイク初心者にはおすすめできそうです。
スマホホルダーは神
僕は、こんなに高性能なスマートフォンがあるのにサイコンを購入するなんてバカらしいと思っています。
知らない道を行くときはグーグルマップを使って行くことが多いです。
そこでハンドルやステムにスマホを固定できるスマホホルダーを購入したのですが、これがほんとに素晴らしい。
今まではグーグルマップのナビをオンにした状態でリュックやポケットにスマホを入れて、突然ナビの案内音声が聞こえるたびにスマホを取り出していました。
グーグルマップのナビは(使い方が悪いのか)ポンコツです。
画面上で直進を表示しているくせに突然「左方向です」とか「右に曲がります」とかトンチンカンなことを言ってくるんです。
そのたびにわざわざスマホを取り出して、「直進じゃねーかふざけんな」などと思ってイライラしていたのですが、スマホホルダーで目に見える位置(ステム)に付けられるようになったことで完璧に改善しました。
画面表示が常に見えてるので、トンチンカンな案内音声は間違いだと断じて無視できるようになったのです。これにより、スマホのナビゲーションが革命的に便利になりました。
これで迷うことがなくなったのも、今回のスピードアップに少なからず貢献していると思います。
僕が買ったのはこれ(多分同じOEMのやつ)です。シリコン製でかなり強力にホールドしてくれるので、金属製のものと違ってキズがつきそうな感じも全然ありません。
オススメです。
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