この記事は、自転車を趣味にしたいけど自分は初心者だからクロスバイクを買おうと思ってる人に読んでほしいです。
高いと諦めてたロードバイクを安く手に入れられるかも?
素人だからって入門用と言ってクロスバイク買うより、ロードバイク組んだほうが満足度高いのでは??
という疑問が湧いてきたので今日はこの話をします。
この記事を書こうと思ったのは下の記事を読んだからです。
http://charar-bicycle.hateblo.jp/entry/2017/11/09/023813
クロスバイクにハマると必ず起きること
まず最初に理解してほしいのですが、クロスバイクにあなたがハマると必ず感じるであろう欲求は
ロードバイクほしい
です。自転車を趣味にする人々の界隈ではよく言われていることですが、これは十中八九誰にでも当てはまると思うんですね。
もちろんクロスバイクでハマらなかったら別ですが、ハマったとしたら遅かれ早かれロードほしいという感情に直面します。たぶん。
実際僕の場合、ロードバイクほしいとはまだ思っていませんが、最近ではクロスバイクの走行性能を高めるために色んなパーツをグレードアップしたいという欲求がすごいです。
これはなぜかというと、走行性能という点から見ると明らかにクロスバイクが中途半端な立ち位置にいるからだと思われます。
クロスバイクだって、ママチャリと比べれば走行性能は抜群に良いですし、軽いし、長距離も走れます。
しかし、もっと軽くて動作がスムーズで、漕いだ力がダイレクトに伝わりそして速い、そんなロードバイクと比べれば、すべてが劣ります。
ロードバイクはオフロード(山道とか)は走れないと言っても、クロスバイクだってオフロードの走行性能がロードに比べて特別高いわけじゃない。
そもそも僕はクロスバイクでオフロードを走ってる人をあんまり見たことがないです。オフロードを走りたい人はマウンテンバイクを買いますし。
純粋にサイクリングの性能を比べて、クロスバイクはロードバイクに勝る点はありません。中途半端です。
しかし、クロスバイクにハマると人は徐々に自転車に対する金銭感覚が狂い(正常になり)はじめます。ホイールに50000円とか見ても、そんなもんか、と思うようになります。目が肥えてくるんです。
するとどうでしょう、はじめにクロスバイクを購入したときには頭がおかしいと思えた10万円とかするロードバイクも
- ロードで10万じゃダメだ
- むしろ安くね?
みたいな感じに思えてくるわけです。
そうすると、平気でそういうロードバイクに対する憧れを実行に移そうとします。
そして、そーいう自転車沼にズッポリハマった人はだいたいロードバイクを買います。
そして、クロスバイクは普段乗り用自転車となり、 以前のママチャリと同じ地位に転落し、ついには趣味乗りにクロスを使うことはなくなります。だって新しいロードに乗りたいものね。
しかし、ここで気づくのです。
クロスバイクは無駄だったんじゃないか
と。 実際、ママチャリで 済むのだとしたら無駄になっているんですね。
こういう風に思うんだったら、 はじめからロードバイクを買っておけばよいじゃないかと、思うわけです。
しかし、ほとんどの初心者はロードバイクを買うことはありません。それはなぜかと言うと、ロードバイクは高いからです。
先程も書きましたが、走行性能の高い自転車を求めてロードバイクを買うのに10万円のエントリーロードを購入するのでは、 またあとになって後悔することになってしまい、全然意味がありません。
必然的に15万円とか20万円くらいのロードバイクを買わなければいけないことになります。
これから自転車にはまるかどうかすらわからない初心者にとってこれはあまりにも高額です。
じゃあ結局クロスを買うしかないじゃん、と。
僕もそう思っていました。
値段を下げてクロスバイクを買うしかないと思っていました。
しかし、あったんですよ。
この問題を完全に解決する方法が。
高級中古パーツを買ってロードバイクを組む
自転車の完成車というのは、自転車のパーツ代に加えて、工賃とかも含まれています。
だからそのぶん、個々のパーツの値段の合計より完成車の値段のほうが高い。
となると、完成車の値段と同じだけのパーツを揃えてそれを組めば、否が応でも完成車よりグレードの高い自転車ができるわけです。
http://charar-bicycle.hateblo.jp/entry/2017/11/09/023813
だったらいっそこの記事のように、組んでしまえば良いのです。
しかも、中古であればある程度グレードの高いパーツでもだいぶ安価に入手できるので、パーツのグレードを上げてもそこまで高くならないようにできるらしい。
もちろん、ロードバイクを組むには自転車を組むことができるようになるだけの勉強も必要ですし、できたからと言って安全に乗れるというものではありません。
自転車は欠陥があれば命に関わる事故も起こし得る乗り物なので、最初のうちは仕上げは信頼できる自転車屋さんなどに頼むのは必須でしょう。
しかし、悪いことばかりではありません。
曲がりなりにもロードバイクを一から組めれば自転車のメンテナンスや仕組みに対する理解はかなり深まるでしょうし、パーツ探しも自分でやり一から組んだロードバイクには大きな愛着が生まれるであろうことは想像に難くありません。
自分の思い通りのパーツを組み合わせることだってできますしね。
ただ正直、自転車にハマるかどうかもわからない人にこれをやれというのは大変、というか無理かもしれません。
けど、実際に金銭的な問題(と、そもそもロードバイクを知らなかったこと)からクロスバイクを買い、自転車にハマった人間として
ああ、最初にこの方法を知っていれば多少めんどくさくてもこうしていただろうな…と思うから、書かずにはいられないのです。

まあ今ではクロスバイクにズッポリハマっているのでやりませんが(笑)
