クロスバイクを買うときに判断の一要素として、ブレーキの種類があります。
大きく分けてディスクブレーキとVブレーキがありますが、今回は前者を使っている僕が、ディスクブレーキを実際に使って感じた良いところ、悪いところを紹介していこうと思います。
どっちを購入するか迷ってる人の参考になれば幸いです!
結論からいうとディスクブレーキでもVブレーキでもどっちでも良いと思いますがw
個人的には、トータルでいうと僕ははっきりVブレーキよりディスクブレーキのものを選んで良かったと思っています!
ディスクブレーキ搭載クロスバイクの良いところ
- 見た目がかっこいい
- 雨の日でも制動力が落ちない
- ロードバイク用のホイールを使える
- カーボンホイールの熱問題を気にする必要がない
細かく見ていきましょう!
フレームとリムの見た目がかっこいい

これは大したことじゃないし見方にもよりますが、僕はディスクブレーキのほうがVブレーキより見た目がかっこいいと思ってます。
Vブレーキがフォークの辺りについてるのに対して、ディスクブレーキはハブの横についています。
このおかげで、特にフロントフォークのあたりがスッキリして見えるんですよね。
そんなこと言ったらディスクブレーキはハブ周りがごちゃごちゃしているじゃないかと言われそうです。
でも、確かに前輪は若干ディスクのほうがゴチャゴチャして見えるけど後輪に関していえばもとからスプロケットのせいでゴチャゴチャして見えるので、ディスクがついてるからといって問題ない…というのが個人的な感想ですw
また、リムにブレーキの役割を求められるためにリムのデザインや形に制約があるリムブレーキと違って、ディスクブレーキの場合はリムの形やデザインに制約がありません。
そのため、ディスクブレーキ用ホイールのほうがリムの形を空力の良いものにできたり、かっこいいデザインにできたりします。
見る人にもよりますが、僕は見た目のカッコよさが露骨に乗るときのモチベーションにつながる人間なので見た目のかっこよさはかなり嬉しいメリットです!
雨の日でも制動力が落ちない
これも巷でよく言われることです。
ディスクブレーキは雨の日でも滑ることなく制動してくれるためVブレーキより優秀…と言われるそうですが、僕は雨の中をあまり走らないうえにVブレーキのクロスバイクに乗ったことがないので、比べられません。
ただ、Vブレーキとは呼ばないにしてもママチャリもリムを挟んで止めるという意味では同種かと思うので比較してみましたが、ディスクブレーキだからといって雨の日によく止まるかといわれると全然差があるように思いません。
ただこれは、僕が雨の日にブレーキの差が出るほどシビアな制動力が求められる走り方をしていないからだと思います。
ロードバイク用のホイールを使える
これはクロスバイクを購入したときには全然知りませんでした。でも、クロスバイクであってもディスクブレーキのものならディスクブレーキ搭載ロードバイク用のホイールがそのまま使えることがあるようです。詳しくは↓を参照。
https://skcnat.info/discbreake-crossbike-can-use-roadbike-wheel/
そもそも、ロードバイクとクロスバイクはフレームのリアエンド幅(ホイールをはめる部分の幅)が違うので、一般的なキャリパーブレーキ搭載ロードバイク用のホイール(130mm)は一般的なVブレーキのクロスバイク(135mm)とリアエンド幅の互換性がなく、取り付けは非推奨(GIANT ESCAPE R3など一部のクロスバイクを除く)です。
実際にはナットを噛ませたり、無理矢理締め込んで使えている人もいるようですが、僕は怖いのであまりやりたくありません。勧めもしません。
そして、僕のメリダ グランスピード80-MDもリアエンド幅は一般的なクロスバイクと同じリアエンド幅135mmだったので、ロードバイク用のホイールは使えないと思っていました。
https://skcnat.info/crossbike-roadbike-wheel/
しかし、それはすべてVブレーキ搭載クロスバイクの話であってディスクブレーキ搭載の場合は全然別だということがわかりました。
簡単に言えば、ディスクブレーキクロスバイクならディスクブレーキロードバイク用のホイールと互換性がある場合があることがわかったのです。
これはヤフー知恵袋ですが、どうやら
- ディスクブレーキ搭載ロードバイク用で
- 固定方法(9mmクイックリリース、12mmスルーアクスル、15mmスルーアクスル)が同じ
であれば、クロスバイクにも使えるということが判明しました。
固定方法についてはこちらの方の記事を参照ください。
http://roadbike-navi.xyz/archives/4296/
これにはぶったまげました。正直ロードバイク用のホイールを使ってみたいという想いは大きかったので、このことに気づいたときはかなり嬉しかったです。
ディスクブレーキ対応のものにしておいてよかったと心の底から思いました。
本音を言えば、僕がVブレーキよりディスクブレーキを推す9割の理由はこれですw
だったらはじめからロードバイク用ホイールをつけられるR3とか買っとけよって話ですが、素人の頃はそんなこと知らなかったんだもの。
ディスクブレーキ車を推していたにちねこさんの記事を参考にしてよかったです。心から感謝したいですね。
カーボンホイールの熱問題を気にする必要がない
これはカーボンホイールを買わないとあんまりメリットじゃないかもしれませんが、ディスクブレーキはカーボンホイールの熱問題を気にする必要がありません。
これは安全性を考えると大きなメリットです。
↑リムブレーキってこんな感じ
キャリパーブレーキやVブレーキの場合、基本的にブレーキはホイールのリム部分を押さえつけて減速します。つまるところ、ブレーキの際リムに凄まじい摩擦熱が発生します。
これが通常リムの素材として多用されるアルミの場合はほとんど問題にならないのに対し、カーボンホイールの場合はかなり問題です。

↑カーボンホイール
カーボンは熱に強い素材ではないらしく、峠からの下りなど長い間ブレーキをかけなければならないときはもちろん、通常使用でもブレーキの熱による素材へのダメージは蓄積するそうです。
いくら軽くて素晴らしいカーボン素材といえど、0コンマ何%であっても熱で変形して急にぶっ壊れる可能性があると思うと怖くてクロスバイクに乗れません。
また、カーボンが熱を伝えやすい?せいかカーボンクリンチャーホイールにラテックス素材のチューブを使うと熱でチューブがだめになってしまうこともある等、カーボンとリムブレーキは相性が悪いらしいです。
これに対しディスクブレーキの場合、ブレーキに押さえつけられてアツアツになるのはローター部分だけなので、ホイールが熱に弱かろうが全然関係ありません。
熱問題を無視できるディスクブレーキだからこそ、ちょっと不安な中華ホイールを買う勇気が出たとも言えますww
https://skcnat.info/chinese-carbon-wheels/
ディスクブレーキとカーボンホイールの相性はとても良いのです。
https://skcnat.info/iron-geta-wheel-to-chinese-carbon-wheel-on-crossbike/
https://skcnat.info/chinese-carbon-1-month-review/
ディスクブレーキ搭載クロスバイクの悪いところ
- 持ってる人が少なく情報がない
- ホイールのセットが難しい
- 価格が高い
- 重い
- ディスクブレーキ用のホイールが少ない
こんな感じです。詳しく見ていきましょう!
持ってる人が少なく情報がない
僕が感じた1番のデメリットはこれです。
クロスバイクだけでなく、ロードバイクもディスクブレーキ対応モデルは少ないため、ネットで調べてもあんまり情報が出てきません。
自転車に乗ってるとブレーキやディレイラーの不調であったり、カスタマイズの情報を探したり何かとネット上の先輩方の情報に頼ることが多いのですが、情報が少ないとかなり心細いです。
ホイールをロード用のものに変えようと思ったときも、ディスクブレーキのロードバイク用ホイールならディスクブレーキのクロスバイクにつけられるなんて調べても中々出てきませんでしたし
いざホイールを付け替える際にも、ブレーキローターの付け替え方を調べてみても出てくるのはVブレーキのクロスバイクあるいはキャリパーブレーキのロードバイクの情報ばかりで、ディスクブレーキのクロスバイクの情報は全然出てきません。
自転車のパーツ換装、調整は簡単そうに見えてかなり難しい(と感じる)ので、調べて情報がある状態ですらなかなかうまくいかなかったりするのに、全く情報がないとなるとほぼお手上げで、こうなると自転車屋さんに頼む他なくなります。
購入時にはミーハーっぽくて敬遠してたGIANTのR3が、こういうときにはすごく羨ましく感じます。
ホイールのセットが難しい
そして二つ目の大きなデメリットがホイールのセットのしづらさです。
ディスクブレーキは、薄いディスクをブレーキパッドで挟んで制動する仕組みになっています。
このブレーキパッド同士の隙間が非常に狭く、少しでもホイールのセンターがずれてしまうとすぐにパッドとローターの干渉音がなるようになってしまうのですが、この調整が初心者泣かせ。
はじめの頃は何度やってもぜんぜんうまくセットできず、諦めて自転車屋さんに持っていくこともありました。ブレーキの干渉に気づかず80km走ってえらく疲れたこともあります。
https://skcnat.info/disc-brake-ajust/
ブレーキが干渉したそのまま乗ると、ブレーキをかけてない状態でもちょっとブレーキをかけ続けて走ってるようなものですから進みが悪くなります。

ただし、これは車輪が簡単に外せるクイックリリースレバー(↑こういうやつ)特有の問題です。
これとは異なるより頑丈な固定方式であるスルーアクスルだと、締め込んだときに一定の場所にホイールをセットしてくれるのでこの問題とは無縁らしいです。
しかしこの調整も最近は少し慣れてきて、なんとかできるようになりました。
価格が高い
ディスクブレーキ車はVブレーキ車に比べて、感覚的に1〜2万円くらい高いです。
金銭感覚が崩壊しつつある今では2万円で上記のメリットが手に入るなら大したことねえと思いますが、クロスバイク本体を購入した時は僕も高いと思ってました。ディスクブレーキってそんな価値あるのか、って。
これを高いとみるかやすいと見るかはその人の財政状況と考え方によるため、なんとも言えません。
個人的には1〜2万くらい出す価値はあったと思ってます。ロード用カーボンホイールが使えるからですw
重い
クロスバイクだと、ディスクブレーキ車のほうがVブレーキ車よりも500g〜1000gくらい重いらしいです。細かい数字は自信ないです、ごめんなさい。
実際Vブレーキと比べたら重いのは間違いないと思いますが、正直それを漕いでいて体感できるかは微妙な気がします。
http://roadbike-navi.xyz/archives/473/
それに、クロスバイクの完成車であればディスクブレーキのせいで重かったとしてもトータルでは軽いということもよくあります。
実際僕の乗ってるグランスピード80-MDはディスクブレーキ搭載ですが10.3kgと、この価格帯のクロスバイクの中では軽いほうです。
ブレーキだけの軽さで言ったら確かに違うのでしょうが、そんなに気にしなくても良い気がします。
ディスクブレーキ用のホイールが少ない
これも大したことじゃないけど、ディスクブレーキ用だとホイールのラインナップがキャリパーブレーキ(Vブレーキ)用に比べて少ない感じがします。
これは僕がよく調べてないせいかもしれませんが、ロードバイクは確実にキャリパーブレーキユーザーのほうが多いので仕方ないです。
結局、そんなにロード用ホイールが使いたいならはじめからキャリパーブレーキのロードバイクを買っとけって話ですw
僕はクロスバイクが好きなのでロードバイクを買う予定は今のところありませんけどね!
ズブズブ(沼に片足が沈んでいく音)
まとめ
ざっくりまとめると、ディスクブレーキ搭載クロスバイクはVブレーキ搭載車よりおすすめです!
特に、中華カーボンホイールを履かせたい、ディープリムホイールを履かせて厨二病的クロスバイクを作りたいという欲求がある人にはめっちゃオススメです。
ただどっちを選んだからといって、クロスバイクを楽しむのに致命的なデメリットはありません。
したがって特にこだわりがない人は、どっちでもいいと思います!好きな方を選んでください!
以上!!
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https://skcnat.info/crossbike-category/
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