AQUOS sense4という新機種がドコモで出ましたので、この機種の性能、評価などをいろいろなところからかき集めてまとめてみました。使っている人が実際にどんな反応をしているか知りたい方の参考になれば幸いです。
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AQUOS sense4の基本スペック
とりあえず公式でもわかる内容だけどいちおう書いときます。
- 5.8インチディスプレイ フルHD IGZO TFT
- 3眼カメラ(メイン1,200万画素、広角1,200万画素、望遠800万画素、インカメラ800万画素)
- 4GB RAM
- 64GB ROM
- 上り最大75Mbps、下り最大350Mbps
- バッテリー 4,570mAh
- サイズ 148mm*71mm*8,9mm
- 重量 177g
- 防水 IPX5/8 防塵IP6X
- フェリカ(お財布ケータイ)搭載
- ワンセグフルセグ非対応
- 指紋、顔認証
- ワイヤレス充電非対応
- イヤホンジャックあり
- Bluetooth5.1
- 5G対応モデルとの違いは対応電波のみ
ディスプレイについて
画面の大きさはiPhone12より若干小さい程度、iPhone11Proと同じくらい。
IGZOはシャープがずっと推しているスマホ液晶のブランドみたいなもので省電力性能の高さがウリ。
TFTというのはちょっと安くて視野角の狭いディスプレイのこと。視野角の広いディスプレイとしてはIPS液晶などがありそちらのほうが浅い角度からみたときに見やすい。色の変化がない。
あと流行りの有機ELではない。
TFTの液晶を採用するメリットは、安い、電力消費が少ないこと。
カメラについて
三つカメラがついている意外に特筆すべき点はなさそう。
RAMについて
RAMはマルチタスク性能の高さを表す数値で、4GBは少なめではあるけどライトユーザーなら困りはしないと思う。
この数値が少ないとリロードや処理落ちが多くなる。
バッテリーについて
わりと多い方だと思う。
防水、防塵性能について
IP(数字)Xと表記されているのが防塵性能、IPX(数字)となっているのが防水性能。IP(数字)(数字)となっている場合は一つで防水防塵性能両方をいっぺんに表していることになる。
あともう一つ、防水性能はスラッシュで区切って二つ数値が書いてあることがある(IPX5/8みたいな)。これはテスト方法の違いを表している。1~6は水の噴射試験で、7~8は水没試験。両方に合格している場合にはスラッシュでその旨が記される。
IPX5はあらゆる方向からの噴射に耐えられることを、IPX8は継続的に水没しても浸水しないことを表すから、多少沈めたり水をかけたりする分には耐えられますよ程度ってこと。
AQUOS sense4のレビューを見て感じたこと
価格ドットコムのレビュー
- レスポンスは微妙
- バッテリーが持つ
- アシスタントボタンが要らない
- 文字入力で若干もたつく
- 柔らかいもの(ベッドの上等)だとレスポンスが悪い
- ホームボタン長押しで任意のアプリが起動する
- レスポンスの悪さはスクリーンオートを切ると改善するかも
- ゲームのために処理能力を高めるモードもある
- 黒が多くないから有機ELより電池持ちがいい
- AQUOS R2より2倍くらい電池が持つ
- 国産なのでセキュリティ的に信頼できる
こんな感じで書いてありましたね。
前作のAQUOS sense3が評判悪いと思っていたので、レビューをみて「こんなに評価の高い端末だったのか」と驚きました。
ミドルスペックの機種なので入力や重めのゲームなどではアラもなくはないようですが、それ以上にバッテリーや画面のきれいさなど実用的な部分がしっかりしていて評価されている印象です。
国産ということもあってお財布ケータイも対応していますし、ブラウジング、LINE、メール、SNSなどがメインの用途の人にとっては中華格安端末に負けない魅力があるといえそう。
個人的には通信用途がメインなのに文字入力でもたつくのは論外だと思うのですが、、バッテリーが持つのは魅力的ですよね。ここについては同意です。
YouTubeのレビュー
- 指紋認証早い
- グーグルアシスタントボタン要らない
- sense4 ベーシックはRAMが3GBしかなく、顔認証しか使えない
- sense4 plusは画面が大きくなってカメラに深度センサーがついてRAMが8GBもある
- sense4 Liteは広角カメラがなくなっただけ、楽天モバイルで買える
- Antutu8 25万点
- あまり使わない人なら本当に一週間持つかも
- 簡単モード搭載(かんたんスマホみたいな使い方ができる)
- 料理がおいしそうに撮れる
- 女性とかだと重いかも、電池持ちいいけど
- 前作よりも快適だけどスクロールとか文字入力だともたつく
- 背景ぼけ写真は微妙かも
- スピーカーは微妙、通話の音量も小さいので高齢者とかには向かないかも
- サイズはsense3とほとんど同じ
- ノッチ部分が水滴になった
- CPUがかなり優秀になった、動作がかなり速くなった
- ベンチマークも倍以上
- 安かろう悪かろうの端末から安くてそれなりにつかえるスマホに進化した
- ライバルはiPhoneSE2
AQUOS sense4を売り場で売っていて感じたこと
売り場にいると人気だなと感じます。
国産の端末なので、海外製のスマホを信用していない層にウケます。それでいて基本性能がそれなりに高い(ベンチマークでもミドルハイスペック、5年くらい前のフラッグシップモデルくらいの性能)ので、とりあえず安くて使えるスマホが欲しいという層を根こそぎかっさらっているんでしょうね。
- ライトユースメイン
- 5G要らない
- 国産端末がいい(お財布ケータイ必須)
- 基本性能がちゃんとしていればOK
- 出来れば安めだとうれしい
こんな感じの方にはドンピシャでハマる優秀な端末です。
ただ、個人的には同じような価格であればiPhoneSE2を買うかなという感じです。OCNモバイルワンから申し込めば、性能からは考えられない安さでiPhoneSE2を購入することができるので。