リムハイトと重量、どっちが大事なの?ここ何日か、ずっとこの疑問が頭から離れません。
実際のところ、リムハイトと軽量化が走行性能に及ぼす影響は別物なので用途によるとしか言いようがないのですが、ホイールを買おうとするとだいたい
リムハイト高い→重い
みたいになるんですよね。
一般的に高いホイールほど軽量だし、ホイールが軽いほうがストップ&ゴーが楽でトータルで見たら性能がアップするのだと思います。
しかし、軽けりゃ良いってもんじゃないという意見もよく聞きます。
ホイールの性能を左右するのは重量だけじゃなく、剛性、空力なども関係があると。
こうなると軽量化を犠牲にして多少のディープリム化を図ったほうが良いのか、それともリムハイトは無視してとにかく軽量化に走ったほうが良いのかわかりません。
リムハイト重視か、軽さ重視か。
この疑問について僕なりに考えてみた結果を書きたいと思います。
僕はセミディープホイールを選んだ
https://skcnat.info/i-dont-need-deeprim/
以前書いた記事とは内容が矛盾しますが、今ではセミディープリムホイールを選ぼうと思っています。
しかし、これはあくまで僕の場合です。結局は誰が乗るか、なんのために乗るかといった個別の事情によって全てが決まります。
なぜセミディープホイールを選んだのか?

理由は
- 峠でも軽量ホイールにディープリムが勝つことがあること
- リムハイトの高さに伴う剛性向上
- 平地巡航性能の高さ
- 見た目がよくなる
この4つです。
峠でも軽量ホイールにディープリムが勝つことがあること
以前ディープリムは要らないと書いたのにもかかわらず意見を曲げたのは、以下の記事を見たからです。
もはやこれが全てな気もします。
細かいことはリンク先を見てほしいのですが、簡単に言うと数百メートル級の峠を含むようなコースであっても、1kgの軽量ホイールに2kgのディープリムホイールが勝つことがあると書いてあります。
以前の記事を書いたときは、ホイールの重量とリムハイトについて調べても調べても情報が出てこなかったため、それなら自分で計算してみようと計算した結果、空力よりも重量のほうが大事だと結論づけました。
しかし、実際にシミュレーションソフトで計算して、1キロ以上重いディープリムに軽量ホイールが負ける(シミュレーションなので条件は同じ)となると、明らかに重量よりも空力が重要な場面があるという証明があったことになります。
もちろん実際に使ってみてシミュレーションどおりにならないのはわかりますが、個人のインプレやレースの記録のような主観的な記録ではどうやったって証明できない以上こういう客観的なシミュレーション結果はバカにできません。
もちろんこの記事で言われているレースは途中信号で止まることとか、90mmのディープリムホイールをつけた自転車を放置して盗難対策することなんて考えもしないでしょうから、ディープリムにしたからって必ずしも僕が速く走れるとは限りません。それは分かっています。
しかし、ディープリムがホイールの軽量化以上に重要な場面があると分かれば、ディープリムの購入を再検討するには十分でした。
リムハイトの高さに伴う剛性向上
また、ディープリムには剛性向上というメリットもあります。
ホイールの剛性が低いと、強く踏み込んだときに力が伝わりにくくなったり、壊れやすくなったりします。
実際僕が選ぼうとしていたカーボンホイールはクリンチャータイプで、カーボンホイールに多いチューブラータイプに比べて剛性が心配されます。
しかも重さも1240gとかなり軽く、こんなに軽いホイールがペダリングの力を逃さず伝えられるのか、壊れず使い続けられるのかが結構不安でした。
特に、僕のクロスバイクの一番の用途は長距離ライドや荷物を積載したキャンプツーリングですからなおさら華奢なホイールだと怖いです。
しかし、リムハイトが高くなればそのぶんリムの強度が上がっていくぶんか力は伝わりやすくなるので、多少雑に扱ったり過酷な状況で使ったとしても安心できると思い、セミディープリムにすることを決めました。
平地巡航性能の高さ
また、ホイールは回転体なのでリムが軽いと回転の慣性が弱くなります。
さらに、一定の速度で走り続けられるときは空気抵抗の少ないディープリムのほうが速度を上げやすいとのこと。
実際には慣性が小さくなるぶんホイールを回すのが楽になるので多く回せば進み方は変わらないのかもしれません。
ただ、いろんな人のインプレや感想を見ている限り、ディープリムのほうが平地巡航がラクという点に異議を唱えている人は殆どいないため、速度が上がれば上がるほど空力の恩恵を受けやすいディープリムのほうが、巡航が楽になるのは間違いなさそうです。
僕が一番やりたいのは日本中どこでも旅をすることですから、登り坂の多い日本では軽いホイールであることは大事です。
しかし同時に、いくら山の多い日本といっても自転車の走りやすい太い道路というのは平地が中心ですから、軽いだけじゃなくある程度平地巡航もできるものが良かったのです。
42mmでも十分軽かった
そんでもって、僕の今使っているホイールはメリダのクロスバイクについていた純正の鉄下駄ホイールです。
調べても出てこないので憶測でしかないですが、8万円したとはいえクロスバイクの完成車についてるホイールはせいぜい2kg前後であることが多く、たぶんそのホイールもそのくらいだと思っています。
となると、1600gくらいのある程度軽いホイールに買えば、変化を実感するのはそう難しくないはずです。たぶん。
だとすれば、リムハイト30mmで1240gからリムハイト42mmで1340gに変わったところで、その軽さの恩恵を受けるうえではなんの問題もありません。
そう考えると、どっちにしろ100gの重さのためにそこまで神経質になる必要がなかったのです。
見た目がよくなる
僕はあまり見た目を気にしておらず、ホイールのルックスはそんなに強い理由じゃなかったのですが、ディープリムにするとたしかにカッコよくはなります。
ただ、僕の場合ホイール交換後も結構雑に普段使いすることも考えているので、盗難のことを考えるとガチなディープリムは避けたいとも思ってました。
42mmというリムハイトに落ち着いたのもぎりぎりガチ感が出ないのがそのくらいかなと思ったからです。
結局は用途や乗る人による
ここまでいろいろ自分がディープリムに心変わりしたことを正当化するためにウダウダ書きましたが結局は使う人によります。
いろんな人のレビュー記事を見てわかりました。
見た目が全てなら格好良いと思う方を選べばよいし、剛性を求める必要がないなら軽いホイールのほうが良いでしょう。
ただ、走行性能が全て、という僕のようなワガママな欲望を持ってる方は、すごく軽量なディープリムホイールを探すしかありません。
お金がなくてそういうのを買えないなら、安いホイールの中でとにかく色んなやつを試してみるしかないと思います。
そのなかで自分に一番適したものが見つかっていくのが理想です。ホイールなんて合わなきゃ売ることもできますしね。
自分に合うやつを自分で頑張って探しましょうw
なんにせよaliexpressのセールが楽しみです。
https://skcnat.info/aliexpress-reasonable-bicycle-wheel/
【追記】2019/05/31
今ではどっちでも良かったかなと思っています。
ディープリムでもカーボンなら走行中に重さを感じることはほぼないので、単純に剛性や平地での順高性能が上がるのならそっちのほうが良いんじゃね?
と思うこともあれば
ディープリムの平地での恩恵をそんなに感じないから、どうせなら軽さに全振りしとけばよかったかな…
と思うこともあります。
どっちもどっちですね。
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https://skcnat.info/crossbike-category/
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