僕は最近就活しているのですが、その過程で以前は全く身が入らなかったSPIの勉強を最近はちゃんとできるようになりました。
理由を考えところ、「すべての努力は、欲望達成のための手段であるべき」という、ある種の法則みたいなものにたどり着きました。
YouTubeに増殖し続ける自己啓発コンテンツをみて、「よし!決めた!今日から○○を頑張ろう!」と決心している人に見てほしい内容です。
すべての努力は、欲望実現のための手段であるべき

安っぽい自己啓発に影響されるべからず
昨今、YouTubeやTwitterなどといったネット世界に触れていると「未来のために頑張るべき」とか、「スキルを身に着けるために、努力をすべき」みたいな自己啓発コンテンツがあふれていることに気づきます。
そういった情報を見て、「ああ、自分も頑張らなくては」と思う人もいるでしょう。
この記事を読んでいるあなたも、慌ててプログラミングを勉強したり、英語を勉強したり、ネットで稼ぐ方法を勉強したりしているかもしれません。
でもこういった、「目的のないスキル習得」とかって、正直言って完全に無駄です。なぜなら実現可能性が極めて低いし、実現したとしても役に立つ可能性が低いから。
もっと目の前の出来事にフォーカスした方がいいのでは、と僕は思います。
現実の欲望にリンクしない努力が、無駄な理由

一言でいえば、頑張れないからです。
人間は欲望に結び付く努力しかできない
今までの人生で、「自分が頑張って何かを達成したこと」を想像してみてください。
給食を毎日残さず食べたとか、小さいことでも大丈夫です。
では、頑張れたことは、どんな気持ちで取り組んでいましたか?
- 勉強していい点を取ると褒められると、嬉しい→頑張ることで承認欲求が満たされる
- 好きなスポーツの練習が楽しくてしょうがない→努力そのものが快感
- 気持ちよくなりたいからナンパを頑張る→努力で強烈な欲望(性欲など)が満たされる
上記の例は極端なところもありますが、これに近い気持ちがあったんじゃないでしょうか。
では今度は、「頑張ったけど、挫折したこと」を思い出してみてください。
- 健康になりたいから、毎日ランニング
- 市場価値を上げるために、毎日英語を勉強
- いい会社に入れるようないい大学に入るために、毎日受験勉強を頑張る
上記のような経験が出てきた人は、要注意。
こういう目標が失敗するのには、理由があります。それは、「現在の自分の欲望から遠すぎるから」です。
毎日何かに向かって努力するのは、想像以上に難しい。
エサとしてぶら下げるニンジンの魅力がないのに実現できるはずがないのです。
努力ができるか=欲望の強さ×緊急度>しんどさ
僕の中での結論は、これ。
努力ができるかどうかは、欲望とその緊急度が努力のしんどさを上回るかどうかで決まります。
例えば冒頭の僕の話でいえば、就活を速めに準備していた時にはSPIの勉強をする気がしませんでしたが、実際に「SPIができないと死ぬ」という現実が差し迫った今は努力できるようになりました。
しかし、最近Twitterを見ていると、ここをよく理解せずに
- 自分の欲望に基づかないこと
- 今必要がないこと
これらを自分の目標に設定してるにもかかわらず、達成できない自分を責めている人が多いように感じます。
違います。
努力できない自分が悪いんじゃなくて、目標設定が悪いんです。
いま自分に必要ないことを毎日努力できるほど、人間は勤勉じゃありません。
こうやって努力できない人を肯定するとなんだかこれまた自己啓発本みたいになってしまいますが…(; ・`д・´)ナイショ
僕の成功例、失敗例
えらそーに書いてますが、僕もたくさん失敗してきました。
成功例
- ブログ→自分の思考を整理して発信したいという欲望があった
- 就職のための勉強→しないとどこにも拾ってもらえないことが判明
- テニス→テニスをやること自体が楽しかった
失敗例
- 予備試験の勉強→勉強のしんどさの割に法曹にこだわる理由がそれほどなかった
- 英語学習→失敗、英語を話せなくても僕の生活になんの支障もなかった
- 筋トレ→ムキムキでなくても全く困らなかった、筋トレしなくても毎日運動してたからメンタルへの効果もそれほどなかった
欲望に基づかない努力をする方法

ただ、今の自分の欲望に関係ない努力もできるようになりたいという特異な人もいるかと思いますので、その方法を書いておきます。
やり方は3つあります。
誰かに頼んで強制してもらう
かなりの荒業ですが、人の手を借りることは効果があります。
例えば資格試験の勉強なら、誰かと毎日一緒に勉強の約束をするとかですね。
自分に対する約束は簡単に破れますが、人との約束には信頼もかかっているため、簡単には破れません。
唯一の欠点は、共倒れのリスク。
大金を投じて背水の陣
大金を投じることで、努力して結果を出さないと文字通り野垂れ死ぬ状況を作りましょう。
極端な例を言えば、わけわからんセミナーに100万とか突っ込むとかです。
人は一度金を投じるとそのコスト(サンクコスト)を正当化しようと頑張る性質がありますし、「努力しないと終わる」状況に身を置かれると実力以上の力が出ます。
ただ、非常にリスキーな方法なので他に手段が一切ない場合の最終手段にすることをおすすめします。
環境を変える【最も効果的】
これが一番現実的で効果のある方法かと。
例えば英語を勉強するとしたら、いきなり留学するとかです。
周りで誰にも日本語が通じなかったら孤独ですよね。孤独は大きなストレスなので、ストレスを回避することが英語学習の大きなモチベーション(半強制的ですが)になります。
前の二つの方法が「欲望がない」状況を変えられていないのに対し、この方法は欲望を生み出せるため、一番効果があると思います。
目標を達成するためには、外部からの圧力より、内部からの意思のほうがよほど強力だということですね。
まとめ→努力は手段にすぎない
繰り返しますが、努力はしょせん手段でしかありません。
「これができたら自分すごいな」みたいなふわっとした努力目標をかかげるのは、完全に無駄。
他人の話や未来の話に惑わされず「現在」の「自分」の欲望達成のために、努力をしていきましょう。
(*´Д`) ブーメラン…
