人生は目標を持たなくてはならない、そういう風潮ありますよね。
でも僕には目標がないです。これから何を目標にして生きていけばいいのかわからなくて正直困っています。
ということで僕の今の気持ちを整理しておきたいと思います。全く役に立つ記事ではありません。ご了承ください。
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人生の目標っているのか?
結論からいうと、あってもなくてもどっちでもいいと思います。
心から目指せるような目標がある人やそれに向かって頑張っている人は素敵だなあと思いますし、僕もそんな目標があるのはうらやましいです。
ただ、心の底から湧き上がる欲求がないのに恥や外聞を気にして無理やり本当は思ってもいない目標という名のマントラを唱えるくらいなら目標なんていらないと思います。
なぜ目標を作りたがるのか?
じゃあ、なんでみんな目標を作りたがるのでしょうか。
パッと思いついた理由は以下の通りです。
目標に向かって頑張るのが楽しく、充実している感じがするから
一つは単純に楽しいからだと思います。目標があってそれに向かって頑張れるのって単純に楽しいですよね。
勉強を頑張る、仕事を頑張る、スポーツを頑張る、頑張ろうと思って頑張れているうちは頑張る過程そのものがとても楽しかったりします。
精神的に充実しますし、自己肯定感も高まります。余計なネガティブ感情が生まれにくく、ポジティブになれます。
どうせ生きるなら、辛さばかり意識するよりもポジティブに楽しく生きれた方がいいですからね。まっとうな考えです。
目標を立てて頑張る方が立派な人間とみなされるから
次の理由は社会の風潮です。現代日本では目標を立てて頑張っている人間のほうが立派な人間だとみなされやすいです。
頑張っている人は頑張っていない人からするとまぶしく見えるので当然といえば当然なのかもしれませんが、世界をみると必ずしもそういう価値観の国ばかりではないようです。東南アジアとか、適当に生きてるっていいますよね。行ったことないけど。
目標を決めて頑張ること=美徳と考えるほうが国や経営者にとって都合がいいから
目標を決めて頑張ることを推奨した方が国や資本家にとっては都合がいいですよね。
しかも目標を決めて頑張ることができる所謂「まともな」労働者や国民にとっては、実際に目標を決めて頑張っている方が何も目標を持たないでプラプラしてるよりずっと気分がいいから、結構な数の人が実際「頑張った方がいいんだ」と思って賛成します。結果、こういう思想が根付くんでしょう。
まあ、頑張らないことが美徳とされるよりは頑張ることが美徳とされる社会のほうがうまく回りそうというのは僕も同意しますが、やっぱちょっと生きづらい感じがするのも事実。
皆の人生の目標って何?
人生の目標ってみんなあるんですかね?あるとしたらどういうことを目標にしているんでしょう。気になります。
僕からすると「世間はこんなことを目標にしているのかな」と思いつくことを列挙してみます。
社会的な地位を手に入れること
これは絶対ありますよね。サラリーマンだったら昇進すること、有名な企業に勤めることとか、経営者だったら自分の会社を大きくするとか有名になるとか、学生だったらカースト上位に君臨するとかサッカー部に入るとか、自分の所属する組織や枠組みの中で何らかの存在感を示すことを目標にしている人は多いと思います。
僕個人としてはこれはあまり興味がないです。いや、興味がないというと嘘になりますね。厳密にいうと、「心の中では地位とか名誉なんて自分の幸福にちっとも役に立たないと分かっているけど、人目を気にしてなんだかんだつくろおうとしてしまう」みたいな感じ。本当は要らないと分かってるけど、体裁を気にしてしまうんです。ダサいですね。
でも地位とか名誉がいらないってのは本音です。だって手に入れたって失う恐怖が増すだけだし、自分に対するいらない期待が増えて窮屈になるだけです。大会社の社長とか責任ハンパじゃないですよね。岡本太郎さんが「人生は積み重ねだと思っているものが多いようだが、大間違いだ。積み減らせ、昨日の自分なんてクソくらえだ」みたいなこと言ってましたが本当にそうだと思います。
なくても生きていけるんだったらないほうがいいと思ってしまいます。
お金を稼ぐこと
やっぱりお金を目標にしている人は多いですよね。
でも、個人的にはこれもそんなにいらないです。だってそんなに使い道がないから。
大学時代にバイトして稼いだ十数万円ですら生活費と友達と遊ぶためのお金くらいしか用途がなくて持て余していたのに、社会人になったからといってそれが特段増えるとも思いません。せいぜい税金、社会保険料、年金、(子供が欲しくなったら)養育費が必要になるくらいでしょう。もちろんバイトじゃ無理でしょうが、まともに企業で働いてれば何とかなる金額ではないですかね。少なくともそんな大金持ちにならなくても何とかやっていけそうです。
なのでお金を稼ぐというのは僕にとってそこまでモチベーションにならないんですよね。
もちろん「お金なんてなくていい!」みたいに極端なことは言いませんが…。
個体値の高い恋人を手に入れること
あとは可愛い、カッコいい、地位の高い、金持ちで性格の良いみたいな、個体値の高い恋人を手に入れることでしょうか。
これは全面同意ではないにしろ気持ちはわかります。でも僕の場合わざわざ目標を立てて頑張るほどの意欲は湧きません。だって個体値だけで選ぶんだったら見せびらかす相手がいなけりゃ何の役にも立たないじゃないですか。
気持ちはわかりますよ。僕も可愛い女の子見てるの好きですから。
元気に生きていくこと
これはもちろん大事なことですが、現段階で元気なので頑張って元気になろうみたいな気持ちが湧いてきません。
自分がすでに持っているものに感謝して幸福を感じるというのは難しいんです。
それができないからいつまでたっても不幸なのですが、、人間なんてそんなもんだと思ってます。
じゃあ、どうやって生きていくの?
じゃあどうやって生きていたいんだ!ってなりますよね。
僕としても、目標なんてたいそうなものじゃなくても「こんな感じがいいな」くらいのイメージはあった方が前向きに頑張れそうなのでなんか考えたい。
ということで自分なりに考えてみました。
友達や家族など、一緒にいて楽しい人と楽しく過ごす
結局これ。一緒にいて楽しい人と過ごせればいいかなと。
友達でも家族でも恋人でも知らない人でもなんでもいいです。楽しい人と楽しく過ごせればそれで充分。
良い状況だけじゃダメ、悪い要素もいれなくては
しかし困ったことに、僕(だけじゃなくてみんなそうなのかな?)は幸せな状況しかないとなんだかモヤモヤしてしまいます。嫌なことがあるからいいことがあったら嬉しさ倍増するみたいな。感じたことないですかね。
(嫌なことがなくても幸せなものは幸せなので)幸せが相対的だとまで言いませんが、それでも多少嫌なことがあるからこそ、いいことがあった時のうれしさって増すと思うんですよね。
自分が心地いいばっかじゃダメで、たまに自分が追い込まれるような大変なイベントがあった方が健全に楽しく過ごせるような気がします。なので一緒にいて楽しい人とだけ過ごすというのも「ちょっとどうなの」と思います。面倒くさい人間ですね。でも適度な不快は人生に必要なんです。
大事なことは、暇にならないこと、孤独にならないこと
まあいろいろありますが、僕のこれまでの人生を振り返って一番大事なことは「暇にならないこと、孤独にならないこと」これに尽きます。
僕は暇になると余計なことばかり考えてしまいます。「自分は何のために生きているのか」とか、「生きていくうえで大切なことはなんだろう」とか、「これからどうしよう」とか、例えが全部一緒で恐縮ですがいらんことばかり考えます。でもそんなこと考えても答えは出ないし、煮詰まれば煮詰まるほど落ち込んでくるのでこういうことを考える時間自体がムダ。
あと、孤独になるとまたいろいろ悪い方向に考え出します。思考がよどんでネガティブになり、消極的になり、よくわからない被害妄想をし始めたり一人で閉じこもったりといいことがありません。
孤独、暇、この2つを混ぜ合わせるとさらにひどいことになります。
実家を出たら、働かないと暮らせない(親がいるし自意識過剰でええかっこしいの自分に生活保護はたぶん無理)ので暇と孤独が両立することは(少なくとも老後までは)おそらく起こりません。
そこだけは安心できますが、とにかく暇と孤独は僕の大敵なのでそれさえクリアできればなんとか幸せにいきていけそうです。
僕の人生の目標
というわけで、僕は暇と孤独を避けることを目標に生きていこうと思います。
皆さんもなんか人生の目標みたいなのがあったらコメント欄で教えてください。
こんな記事を読んでいる人がどれくらいいるかわかりませんが(笑)