【テニス】ダブルスで必須なコンチロブ(スライスロブ)をうまく上げる方法

ダブルス

テニスのダブルスでは、スマッシュや強いサーブに対するコンチロブ(スライスロブ)の技術が必須です。

しかし、僕の周りにも自信を持って高く深いロブを安定して上げられる人はあまり居ません。

ここではコンチロブを上げるようになるコツを解説していくので、苦手な人は参考にしてみてください。

コンチロブを安定してあげるコツ

コンチロブを上げるコツは3つあります。

  • フットワークを理解する
  • ラケットと体の位置関係を変えない
  • 当たる瞬間に握り込む

これだけ理解して、あとは練習するのみ。実はボレーとほとんど同じです。

ただ、あまりにざっくりとしているのでもうちょっと詳しく説明しますね。

フットワークを理解する

コンチロブ(スライスロブ)をうまく打つために1番大事なのがこのフットワークです。大事さの度合いで言うと、フットワークが9割、残りが1割くらい。

コンチロブが上がらない人はほぼ全員このフットワークができていません。それくらい大事です。

ただ、フットワークといっても何か特殊な動きが必要な訳ではなく、基本はボレー、リターンのフットワークと全く一緒です。

なので、ボレーやリターンのフットワークで解説したことを参考にしてください。

【テニス】初心者のボレー習得に必須なラケット・フットワークのコツ・基本
ボレーが苦手、センスが無いと思っているあなたへ、ボレーは正しい意識を持って練習すれば必ず打てます。初心者が意識するべきボレーの基本の「フットワーク」と「ラケットワーク」について解説しました。ボレーほど努力でどうにかなるショットはありません。
【ブレイク確率↑】テニスのリターン/レシーブで相手を翻弄する4つコツ&練習方法
テニスのリターンほどコツをつかめば安定するショットはありません。もしあなたが基本を知らないためにリターンを難しいと感じてしまっているならこの記事を読んでみてください!週7テニス野郎の僕がリターンの基本と練習方法を解説します!

なぜボレーやリターンと一緒かというと、相手の球が速くて準備する時間がないショットだから。

こういう速い球に対するショットはラケットを振る余裕がない分、ミスをしないためにはフットワーク重視で体重移動の力を使わざるを得ないのです。

なので、基本通り、まず軸足→非軸足の2ステップで力を加える技術が超大事。

なかなか上手くいかない方の大半は、軸足が出ておらず、また出ていたとしても横に出ていたり、あるいは出方が小さすぎたりします。

ラケットと体の位置関係を変えない

これもボレーやリターンとほぼ同じなので上記の記事を参考にしてください。

これは要するに、「常に胸の前にラケットがある状態を保つ」ということです。

ストロークの場合は時間があるので自分の胸の前より後ろにラケットを引きますが、コンチロブはラケットを後ろに引いてる暇はありません。

ミスに繋がります。

準備時間の短さが全てなので、コンチロブのテークバックは

  • ラケットを引く→✗
  • 体をターンする→○

です。

「体をターンしただけじゃボールが飛ばなくない?」

と思うかもしれません。それはその通り。

しかし、だからこそフットワークが大事なのです。

引いてテークバックをして飛ばす余裕がない中、正確にボールを飛ばすためには適切なフットワークが欠かせません

僕がコンチロブができない人に対して「ラケットを胸の前で」とアドバイスすると、ボールが飛ばないといってラケットを振り始める人がいますが、これでは本末転倒。

「胸の前で」と言われてボールが飛ばないなら、やるべきことは振ることじゃなくてフットワークを磨くことなのです。

だから、フットワークが1番大事と書きました。

僕が周りの人に、フットワークが大事としつこく言い続けても、なかなか伝わらないのが残念ですが、この記事を読んだ皆さんはぜひフットワークを意識してやってみてください。

当たる瞬間に握り込む

最後に必要なのがラケットワークです。ただ、重要性はフットワークほどではありません。

ラケットワークといっても

  • コンチネンタルグリップで握って
  • 当たる瞬間に合わせて
  • 小指側から握り込む

大事なことはこれだけです。なかでも、「当たる瞬間に合わせる」のが一番大事。

ボールが当たる瞬間より速くても遅くてもボールは飛んでいきません。ドンピシャのタイミングで合わせられるようになるまで練習しましょう。

小指側から握り込む点も、ボレーと同じ。

【テニス】ボレーを必ず小指側から握り込むべき2つの理由
ボレーはなぜ小指から握り込まなければならないのか。ボレーに安定ともう一つの決定的に大事なメリットをもたらす「小指からの握り込み」の重要性について解説しました。

ここまで書いたことを練習して、特に意識せずともできるレベルになればコンチロブは楽勝のはず。

練習は、とにかく数をこなすのが大事です。

アウトミスはOK、浅いのはダメ

コンチロブを上げる練習をしていると、ミスもたくさん出ると思います。

そこで心に留めておいてほしいのが「アウトミスはOK、浅いのはダメ」ということです。

なぜかというと、コンチロブをうまく上げられない人の大半は、こんちロブをうまく飛ばせない人だからです。

アウトになるくらいロブを飛ばせる人がそれを短く調整することは可能なのですが、そもそも飛ばせない人が調整するのは不可能。

ということで、まずはコンチロブを飛ばせるようになるのが先決なので、アウトミスをしても落ち込まないでください。喜んでもいいくらいです。

逆に、飛ばせなかったときには反省して次飛ばせるように意識してみましょう。

バックのコンチロブが飛ばない場合

また、フォアのコンチロブは飛ばせるのにバックハンドがなかなか上手く飛ばせないという方もいると思います。

こういう方におすすめなのが、バックボレーを練習することです。

散々言っているようにコンチロブはボレーとほとんど同じなので、バックボレーが飛ばせるようになれば、バックのコンチロブも飛ばせるようになってきます。

バックボレーを飛ばす方法については、↓こちらの記事を参考にしてみてください。

【テニス】バックボレーで力が入らない人が簡単にパワーを出すための3つコツ
バックボレーに力が入らないという悩みを抱えている方は多いと思いますが、バックボレーはフォアボレーと同様、基本的なコツを押さえて練習すれば強く打つことは誰にでも可能です。バックボレーにパワーを出せるようになって、更にテニスを楽しみませんか?

風が強い日は上げ方に工夫が必要

コンチロブはスライス回転がかかっているため風に煽られやすく、強風の日には難易度が高まります。

こういうときの対処法を教えますと

  • 試合前のアップでロブを高く上げて風向きを把握しておく
  • 基本は風上に向かって高くぶっ飛ばす
  • 風があまりにも強い場合はロブの弾道を下げる

基本的には以上の点を押さえて練習すればできるようになります。

試合前のアップでロブを高く上げて風向きを把握しておく

まず必須なのが風向きの把握ですが、これは試合前の5分アップや、自分でボールを高めにトスしてみたりすれば分かります。

ただ、これで風向きが把握できれば良いのですが、一番難しいのは風向きがなかなか定まらないときです。

こういう時は、ポイント開始直前まで風向きを見極める努力をし、それでもわからない場合には相手コート真ん中に向かって低めのロブを上げましょう。

低めのロブなら、高いロブより風に煽られにくいし、真ん中に上げればそれがどこに落ちるかによって、次のポイントでその反省を活かすことができますからね。

基本は風上に向かって高くぶっ飛ばす

そうして風向きを把握できたら、基本的には風上に向かってロブを高くぶっ飛ばすだけです。

自分が風上にいる場合は自陣の上空に高くロブを上げればOK。

風上方向であればアウトを恐れずロブを打つことができますし、高く上げればそれだけ変化量も大きくなり、相手はロブカットもスマッシュも難易度が上がります。

当然こちらのショットも難しくなるわけですが、積極的に風を利用していけるのはロブ側ですから、こちらからどんどん風を味方につけていきましょう。

風があまりにも強い場合はロブの弾道を下げる

ロブは風上に高く上げると書きましたが、コントロール不能なレベルで風が強い場合はロブの弾道を落としましょう。

風は上空のほうが強いですし、高いロブはそれだけ煽られたときに落下点が大きくズレますからコントロールがシビアになります。

その点、弾道を下げれば目に見えて曲がり幅は小さくなり、コントロールが楽になります。

うまく高さをコントロールするのは風を攻略する1つの鍵です。

風については↓の記事も合わせて参考にしてみてください。

【テニス】強風対策!イヤな風を味方につける具体的な方法
僕は、テニスを始めたことによってあるものをキライになりました。それは何か。風です。特に北風が大嫌い。風が吹くと、テニスしに出かける時点で気持ちが萎えてテニスをやりたくなくなるほど。しかし、冬から春にかけては風が強いことが多いのが現実です。冬...

まとめ

  • コンチロブのコツはボレーやリターンと同じ
  • アウトはオッケー、ネットはダメ
  • 風があっても慌てず対処

という感じです。

ただぶっちゃけ、こんな記事を読んだだけじゃできるようにはなりません

この記事に書いたようなことが無意識レベルで体に染み付くまで練習を繰り返せば間違いなくできるようになるので、そこまで頑張ってください。

ロブがしつこく上げられる相手というのは、試合で強いです。

頑張りましょう。

カテゴリー