映画の感想

映画「宇宙兄弟」感想。月のクレーターに落ちて日が沈んでいくときの絶望感は異常

2018-12-25

暇だったので大掃除をしながら、Amazonプライムで映画「宇宙兄弟」を見たので感想を書いていこうかなと思います。

暇だったので大掃除をしながら、Amazonプライムで映画「宇宙兄弟」を見たので感想を書いていこうかなと思います。

【追記】2019/05/31

※劇中の画像を載せるのは著作権的にNGとのことを知り、記事中の映像のスクショはすべて削除しました。権利者の方に申し訳なく思っています。

今後このようなことがないようにしたいと思います。

あらすじ

兄は、優秀だが自分の能力を信じられず、ネガティブ思考に陥りがちな青年・ムッタ。

ムッタは失業という挫折のさなか、幼い頃に弟と誓い合った夢を取り戻し、「宇宙飛行士になる」という夢をすでに叶えていた弟・ヒビトの後を追い始める。

しかし、宇宙飛行士になって月へと飛び立ったヒビトは月面を走行中にクレーターへと転落。日が落ちていく中ヒビトは助かることができるのか?

ヒビトの事故から数年が経ち、弟の背を追う形で、数々の困難を乗り越えて、ムッタは宇宙飛行士になる。

 

総合評価…3.5点

1点…つまらない、時間の無駄
2点…ふつう、特に良いとも悪いとも思わない
3点…まあまあ面白い
4点…かなり面白い、見どころあり
5点…めちゃくちゃ良い。永久保存版。

結論から言うと結構面白かったです!この映画を見て宇宙兄弟のマンガを買うことを決めました。

かなり面白かったのですが、なぜ4点にしなかったかというと、2時間の枠の中にこの作品の面白さを詰めきれていないと感じたからです。

映画を見て「ああ、原作はきっともっと面白いんだろうな」とワクワクさせてはくれるものの、映画自体では作品の魅力を表現するのに力不足であった感は否めません。

 

この映画の良かったところ

この映画の良いところは、なんといってもそのワクワク感です。宇宙がテーマというだけでワクワクするのはそうなんですが、この映画では宇宙に携わる人々やその現場を(たぶん)リアルに再現してくれています。

ムッタが宇宙飛行士になるまでの訓練のシーン、月に行くロケットが発射する前の緊張感、月面で喜ぶヒビトやその同僚たちの様子を見ると、宇宙飛行士という職業を目の当たりにして、自分も宇宙飛行士になったような気分になれます。

 

また、ぜんぜん原作を見てないのですが、主役の菅田将暉と小栗旬さんふたりともかなりはまり役なのでは?と思いました。

特にヒビト役の菅田将暉さんはものすごく役柄にあっていたような気がします。短い金髪と精悍な顔つきが、「兄より才能あふれる弟感」を存分に醸し出していました。

印象に残ったシーン

印象に残ったシーンは、やはり月に行ったヒビトが月面で事故ってクレーターに落ちるシーンです。

僕みたいなネガティブな人間が普通に考えたら、宇宙に行くことなんてそんな怖いことがあるか!って思ってしまうんですが…

ヒビトたちはそんな様子はまったくなく、月についたことに対する喜びでいっぱいで、宇宙に対して安心感さえ感じていました。

 

「トラブルシューティングも嫌ってほどやった。いっそ一度ぐらい事故でも起きてほしいもんだぜ」

これがすごいフラグだというのはわかりましたが、実際にヒビトとダミアンは月のクレーターに真っ逆さまに落ちてしまいます。

 

そして、クレーターに落ちて意識を取り戻したヒビトに待っているのは、日没です。

基本的に宇宙には大気がないので気温はありませんが、月の表面はプラスマイナス150℃くらい幅があり、さらに月は29日で一回転するのですから、日が当たらない14日ちょいの間はずっとマイナス200℃の地表面に冷やされ続けることになります。

それなのに日が沈んでいく絶望感たるや、言葉では言い表せません。

 

仲間が駆けつけてもヒビトの死には少しだけ間に合わない…そのときに地平線から登ってきたのが地球。

ほんと安心感やばいです。さすがわれわれの母国(?)地球ですね。

 

こんな人におすすめ

この映画は、老若男女問わず

  • ハラハラドキドキしたい人

におすすめ。大人でも子供でも楽しめます。

最近は恋愛映画ばかり見ていたのですが、恋愛映画よりもこういうドキドキできるドキュメンタリー的なジャンルのほうが好きなのかもしれません。

映画「宇宙兄弟」面白かったです!

 

アマゾンプライムで無料視聴が可能

この映画はAmazonプライムやプライムStudentで見ることができるので、興味があったら見てみてください。

30日間なら無料体験も可能です。学生はプライムstudentだとプライムの半額です。

↓プライムStudent(学生向け)

↓Amazonプライム

-映画の感想

follow us in feedly

関連記事

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
とおる

とおる

大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。

© 2024 とおるの部屋