映画の感想

「それでもボクはやってない」感想。久々に面白い映画に出会えた

2019-06-16

映画「それでもボクはやってない」見ましたが、久々に面白い映画でした。

簡単に言えば痴漢冤罪の話ですが、実生活に活かされるべき教訓も多分に含まれており、良い映画でした!

その感想を書いていきます!

あらすじ

フリーターで就活中の金子徹平(加瀬亮)は、就活面接のために通勤電車にギリギリで乗り込み会社に向かっていたところ、痴漢と間違われて逮捕されてしまう。

駅の事務室でも、警察による取り調べでも、彼の言い分は全く相手にされず自白を迫られ続けた。

徹平は一貫して無罪を主張することでなんとか弁解しようと試みるも起訴されてしまう。

焦りと孤独に駆られながらも、周りの人たちと共に裁判を戦う徹平は次第に裁判官に対して良い心象を形成していくが、なんと裁判官が変わり一気に状況は逆転。

唯一無罪の証人である女性も見つからない中、この理不尽な状況に対して日本の裁判はどんな判断を下すのか…?

痴漢冤罪について考えさせられる映画でした。

総合評価…3.5点

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1点…つまらない、時間の無駄
2点…ふつう、特に良いとも悪いとも思わない
3点…まあまあ面白い
4点…かなり面白い、見どころあり
5点…めちゃくちゃ良い。永久保存版。

僕自身が、成人男性であること、予備試験受験生として法律を勉強していることなどから、当事者側からも裁く側からも面白く見ることができました!

この映画のここが良かった

この映画の良かったところは2つありました。

俳優陣の演技が上手い

まず1つに、俳優陣(特に検察、警察側)の演技がすごく自然でした。

具体的には

  • 徹平に怒鳴りつける警察官
  • 「認めればラクになるよ」のセリフ
  • 意地でも有罪にしようとする検察官

辺りがリアルでした。

僕は取り調べをやったことはないので、これが真実かどうかは知りません。

現在の日本では取り調べの一部可視化(≒透明化)も進んでいますし、以前のように怒鳴ったり自白強要することは少なくなっているとも聞きます。

ただ、ああいった「被疑者に人権はない」かのような取り調べが昔行われていたことは事実でしょうし、それを違和感なく再現している俳優陣はさすがです。

徹平役の加瀬亮さんも、とても気持ちがこもっていました。

痴漢冤罪については、成人男性であれば自分ごととして捉えやすいのもあるかもしれませんね。

個人的には冤罪であんな取り調べ方をされたら3日で精神を病む自信があります。

日本の刑事司法に対する強烈なアンチテーゼが良い

映画は、伝えたいことのアンチテーゼを全面に出すことで伝えていくものだといわれていますが、この映画は正にそれです。

痴漢冤罪という司法の負の側面を生々しく描くことが、日本の刑事司法制度に対する強烈なアンチテーゼとなっています。

最近で言えば、日産のゴーン氏が手を変え品を変え様々な罪名で逮捕勾留され続けたことが、国際社会から大きな避難を浴びていますよね。

こういう「一般的には堅苦しくて難しい」と思われがちな問題を、映画という身近で大衆的なメディアを使って伝えていこうという気概が凄くいいなぁと思いました。

実際、この映画を見て日本の刑事司法制度の欠陥や恐ろしさを感じない人はまずいないでしょう。

もちろん、本来刑罰の持つ意味を考えれば、今の司法のやり方が全てダメだなどとは全く思いません。

ただ、問題提起としてはとても良いものだと思う、ということです。

印象に残ったシーン

印象に残ったところは、ラストですかね。

最後のシーンは徹平に対する裁判所の判決が下されて終わるわけですが、この判決内容が予想外でした。

同時に、この予想外の判決が、この映画の伝えん(≒伝えよう)とするメッセージをより強くしているなと感じました。

どういう結末になったかは、想像するか実際に自分で見てください(笑)

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この映画の微妙なところ→ない

この映画に悪いと思ったところはほぼありません。

強いて言うなら、最初から最後まで、映画的な現実離れした展開は何一つないということです。

途中に運命的な転機があるとか、素晴らしい人が出てくるとか、そういうのは皆無。

淡々と現実の世界で起こり得そうなことを現実世界で起こりそうな感じで描くストーリーが進んでいきます。

ただ、それがこの映画の魅力を作っている大きな要因だと思うので、僕は映画的じゃないことが悪いとは、全く思いません。

こんな人におすすめ

この映画をおすすめしたいのは

  • 法律や刑事司法に関心がある人
  • 日常的に満員電車に乗る全ての成人男性
  • 上記の満員電車男の家族、友達など

です。

法学部の学生や司法試験受験生などを筆頭に、刑事司法に関心がある人ならアカデミックな関心を持って楽しめると思います。

また、僕のようにふだん満員電車に乗る可能性のある成人男性であれば、「自分がこうなってしまったらどうなるんだろう」という気持ちでハラハラしながら見ることができますよ。

また、そういった方の家族や友達、恋人など身近な人達も、身近な人が痴漢冤罪で捕まったら、という意味で面白く見れると思います。

面白いだけでなく、日本の法制度を見直すキッカケを提供してくれるという意味でも、いい映画ですからぜひ見てみてください!

まあこう言っても大半の人は日本の刑事司法制度に関心なんて無いだろうけどw

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とおる

とおる

大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。

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