Amazonプライムで阿部寛主演の映画「恋妻家宮本」を見たので感想を書いていきますぜ。
阿部寛の出ている映画やドラマはすごく好きなので見てみましたが、良かったですよ!
【追記】2019/05/31
※劇中の画像を載せるのは著作権的にNGとのことを知り、記事中の映像のスクショはすべて削除しました。権利者の方に申し訳なく思っています。
今後このようなことがないようにしたいと思います。
あらすじ
子供が独り立ちした中学教師の宮本陽平(阿部寛)と妻・美代子(天海祐希)は、25年ぶりに訪れた夫婦二人きりの生活に困惑してしまう。
ある夜、妻側の記入欄がきっちり記載された離婚届を見つけた陽平は激しく動揺するが、美代子に意図を聞き出すこともできず悶々とした日々を過ごす。混乱しながらも陽平は、料理教室の仲間や教え子と関わる中で家族の在り方を見つめ直し……。
熟年離婚の危機を描いています。
総合評価…3点
1点…つまらない、時間の無駄
2点…ふつう、特に良いとも悪いとも思わない
3点…まあまあ面白い
4点…かなり面白い、見どころあり
5点…めちゃくちゃ良い。永久保存版。
結論から言うと、まあまあ面白かったです!
出ている役者さんが好きなのもあるかもしれませんが、途中で離脱することなく最後まで楽しんでみることができました!
この映画のここが良かった
この映画の良かったところは、平凡なところです。
僕の中で映画っていうと、なにか特別な出来事やシーン、事件、設定があるもの、という固定観念がありました。
しかし、この映画はあくまで熟年夫婦の平凡な家庭生活の離婚という特別でもなんでもなく有りえそうな設定のもと物語が進んでいきます。
特別な感じがないからこそ、誰かの日常を追体験しているような安心感があるんですよね。
ギャハハと笑えるような面白さではありませんが、間違いなく面白いです。こち亀を読んでいるときの面白さに近いです。
また、僕がこの映画を見ようと思ったのは阿部寛主演だからなのですが、彼は頼りない男を演じるのが上手いですね。別の阿部寛主演のドラマ「結婚できない男」の桑野さんと似ていました。
ただ、個人的には「テルマエ・ロマエ」や「ドラゴン桜」のような自信満々で声がでかい男を演じている阿部寛のほうが好きです。
印象に残ったシーン
いちばん印象に残ったシーンは、福島の駅の待合室で停電の中ロウソクに火をつけて陽平と美代子が一緒に話していて停電が直り電気がいきなりつくシーンです。
暗がりの中熟年夫婦が二人でいちゃいちゃしていたのに、電気がつき周りにたくさん人がいたことがわかった瞬間には、見てる僕まで恥ずかしくなりました。
これで周りにいた人がカップルじゃなかったらもっとすごい空気になっていたんだろうな。
27年も一緒にいて好き同士なのにすれ違う怖さ
先ほど書いたロウソクイチャイチャのシーンの前に、美代子が陽平に対して離婚届を書いた理由を説明する場面があります。
そこで美代子は
「私なんかもういらないって言われるんじゃないかって」
と不安を吐露しています。しかし、美代子の離婚届を見て離婚されるんじゃないか、嫌われているんじゃないかと不安に思っていたのは陽平も同じです。
27年間もいっしょに結婚生活を過ごしてきて、好きあっているのに、二人して相手に必要とされていないのではないかと悩んで真剣に離婚を考えているってことがすごく怖かったです。
お互い好きでなんの問題もないはずなのに、お互いの不安が膨らんで勝手に不信感を募らせて、離婚してしまう。
言いたいことがあったらちゃんと言わないと伝わらないし、言わないでいるとこんなにも簡単に人の心は離れていってしまうのだと知りました。人の関係は脆いです。
僕も気をつけなきゃって思いました。怖いですもん。
こんな人におすすめ
この映画をおすすめしたいのは
- 結婚、自分の幸せについて悩んでいる人
- 大学生以上の人
におすすめします。中高生など若い人が見てもあんまり面白くないんじゃないかなと思います。
僕は全然わかりませんが、リアルに離婚しそうな人とかが見ても共感できるのかもしれませんね。
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