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【スマホ依存解消】Apple Watch Series 7 cellularモデルを購入したよ

脱スマホ依存のためにアップルウォッチシリーズ7を再購入したので、経緯を書いていきたいと思います。

脱スマホ依存しようと思ったきっかけ

スマホ依存から脱却したいという思いはずっとありました。

これまでに試してきたことは下記。

  • ガラケーの導入
  • ニッチフォン4Gの導入
  • タイマーロックによる封印
  • グレースケールの導入

それぞれ一定の効果はあったものの、やはり普段困ることが増えて現実的ではなかったり、自分の意志に頼らざるを得ないためについスマホを触ってしまう時期がきてしまったりと、となかなか決定打になりませんでした。

ガラケーの導入では、LINE Liteを導入してガラケー単体で通信&LINE運用できるところまでいきましたが、マップや乗換案内が使えなくて不便だったり、電波が悪くて読み込みに時間がかかりすぎたり、人と遊ぶときの「なんだコイツ」という視線に耐えられずやめてしまいました。

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ニッチフォンの導入はある程度うまくいったものの、バイトの日報、打刻システムが使えないのがネックで断念しました。

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タイマーロックによる封印も当初はうまくいったものの、やはり周りの視線が気になったのと、百均の袋を使っていたので頑張れば開けられてしまうというのがネックでした。

最初は開け方も分かっていなかったので良かったのですが、開けられると分かってから意味がなくなってしまいました。。

同じことを試したい方は、本気でやるならこういう頑丈で物理的に壊さないと開けられないものが良いのかな、と思います。

アップルウォッチセルラーモデルを購入した理由

以前も購入したのに不要になって売り払ったアップルウォッチですが、今回改めて購入したのは楽天モバイルで電話番号シェアサービスが始まったからです。

電話番号シェアサービスは、スマホの電話番号をアップルウォッチでも使えるようになるサービスです。今まで3大キャリアでも同様のサービスはありましたが、いずれも携帯自体の基本料金が高い為あまり注目されていませんでした。

しかし今回使用料金の安い楽天モバイルで月額550円から電話番号シェアサービスが使えることになり、ハードルが一気に下がったということでセルラー版の購入を決めました。

セルラー版が使えるとなぜアップルウォッチを買おうと思うのかというと、セルラー版のアップルウォッチを使えれば携帯を完全放置できるようになるからです。

今まで僕は何度もスマホを封印しようと試みてきましたが、そのたびにうまくいきませんでした。原因は、スマホが必要だからです。

意味不明だと思うので説明しますと、スマホを使うと余計な時間を使ってしまうのはそうなのですが、でもLINEの連絡とか、仕事の電話とか、ないと絶対に困る機能もスマホには含まれています(本来、そのための電話なのだから当たり前ですが…。)

すると、スマホを無駄にいじらないようにしよう!と考えていても、例えばふと仕事で必要な電話を取ったあとについついInstagramやTwitterを触ってしまったりして、その後もなし崩し的に家でダラダラスマホを見てしまったり…といったことがあります。これがスマホ断ちの障壁になっていました。例えるなら、麻薬中毒者の治療の際に麻薬を常にそばに置いておく、みたいな感じ。そりゃあ断つのは難しいに決まっています。

しかし、アップルウォッチセルラー版があれば状況は変わります。LINEは通知の確認と簡単な返信ならアップルウォッチでできますし、LINEの電話はパソコンでできます。万が一電話がかかってきてもアップルウォッチ+エアーポッズで対応できます。調べものもパソコンですれば問題ないし、ほぼスマホは不要になります。
(僕が一番ネックに感じていたのは仕事の電話とLINEなので、これがアップルウォッチ単体でカバーできるなら十分でした。)

となると、「スマホを無駄にいじらないようにしよう!」→電話やLINEなどで必要に迫られてスマホ見る→また逆戻りという流れがなくなり、スマホ断ちを継続しやすくなります。

今のところアップルウォッチを購入してから3日が経ちますが、スマホをいじる時間は猛烈に減りました。今までは体感1日5時間くらい触っていたのが、今では30分くらい(外でLINEしているときくらい)になりました。とても健康的ですし、時間が増えたように感じます。

アップルウォッチでスマホ断ちして感じたメリット

まだ3日ほどしか経っていないですが、メリットをビンビンに感じているのでどんな違いが出てきたのか書きます。

心が穏やかになった

1人でスマホばかりいじっていると、色々な情報が入ってきて心が乱されます。

SNSの使い過ぎは幸福度を下げるといいますが、実際その通りだと思います。

SNSを見ると関係ない人と自分を比較してしまう機会が無駄に増えて何となく精神的に落ち着かない、不幸・不安な感覚が付きまとっていましたが、スマホ断ちをしてからあまり不安を感じなくなりました。

集中力が上がった

スマホを触る時間が減って集中力が上がりました。

スマホが集中力を下げるという研究はいくつもあります。例えば会話中にテーブルにスマホがあると会話の満足度が下がるとか、机にスマホを置いて勉強すると能率が落ちるとか、例を挙げると枚挙に暇がありません。

自分でも全く同じことを感じていました。例えば仕事中は仕事の電話を受けるために机にスマホを置いていましたが、ついつい通知が気になってしまったり、電話をかけたあとにネットサーフィンをしてしまったり、作業中にもなぜか1時間くらいで集中が切れてしまったりと、良くない傾向が続いていました。

しかしスマホ断ちを始めてからは途中でスマホを見ることがなくなり無駄な時間は減りましたし、作業をしていても途中でなんとなく集中できず作業を中断してしまうことも減りました。

夜寝る前にスマホを見なくなった

通知はアップルウォッチで確認できるので、夜寝る前にスマホを見なくなりました。

「寝室にスマホを持ち込まないぞ!」と決心したのは一度や二度ではなく、決心しても何となくスマホを持ち込んでしまい挫折を繰り返していました。

しかしスマホを電源を切ってカバンの奥底にしまったり、電源を切って集合ポストに放り込むようにしてからスマホを意識することがなくなり、当然寝室に持ち込もうという発想がでてこなくなりました。おかげで以前より快適に眠ることができています。

アップルウォッチはスマホ依存解消のために開発された?

余談ですが、スマホ依存解消のためのアップルウォッチ利用はアップルも想定していたみたいです。

というか、アップルウォッチはスマホ依存解消のために開発されたらしい。知らなかった。

 Apple Watch開発の中核にあったのは、スマホ依存を減らすことだ。多くの人が、スマホにメールやメッセージが届いた通知を表示される度に、スマホを取り上げてしばらくいじりつづけることで、世の中にはスマホ依存なる言葉が生まれた。こうした現象を生む一端を担ったことに責任を感じていたAppleは、通知をApple Watchに行い、iPhoneを見る時間を減らそうとしていたのだ。

5つの視点で振り返る「Apple Watch」のすごさ

僕は最初アップルウォッチを購入したとき、アップルウォッチのことを「iPhoneリモコン」みたいに考えていましたが違いました。

以前は下記動画主のように、アップルウォッチは「iPhoneでもできることをわざわざ手首でやらせようとしただけの劣化版手首装着型iPhone」みたいに考えていましたが、全く的外れでした。

(でもアップルウォッチがスマホ依存症解消アイテムだと知っている人ってほとんどいないような…公式サイトにもそんなこと書いてないですよね)

appleはそもそもスマホ依存症を何とかするために開発されたと聞いてとても驚きました。そしてとても感謝しています。

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とおる

大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。

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