どうもこんにちは。この記事を読んでくださっているということは、あなたも手首を痛めてしまっているのでしょう。
かく言う僕もテニスのボレーで手首を痛めてしまった一人です。僕はボレーが得意な方なのですが、フォアボレーで手首を小指側に倒してしまう(ヘッドが落ちる)クセがあり、この半年ほどは、フォアボレーは少しでも打点が後ろになって手首が90°以上折れると、アップのゆっくりなボレーボレーでさえ弱い痛みを感じていました。
そこにきて、先日強いリターンに対するファーストボレーの練習で速い球を受けているときフォアボレーでスイートスポットを外してしまい、手首が外側にバチッと曲がりかなり強い痛みが出てしまいました。
プレー中はアドレナリンが出てそこまで気になりませんでしたが、プレーを終えて家に帰ると激痛が。
流石に治さなくてはと思い、テニスでよくある手首の怪我について調べました。そこで、テニスで頻繁に起こる手首のケガとして
- TFCC損傷
- 腱鞘炎
の2つが紹介されていました。僕の場合は右手首の小指側、それも手の甲側が痛いのでおそらくTFCC損傷というものらしく。
そこでこのTFCC損傷とは何なのか、また治してテニスをするには何をしたら良いのかということを調べてまとめました!
TFCC損傷とは?
正式には三角線維軟骨複合体損傷(英:Triangular Fibrocartilage Complex Injuries)といいます。
腕の骨(尺骨や橈骨)と手指の骨(手根骨)の間のクッション的役割を果たす軟骨と、その周囲の靭帯などの複合体に損傷が起こることによって痛みが発生する怪我のことをいい、野球やテニスの選手に多い症状だそうです。
かんたんに説明すると、手首の外側の、手の骨と上腕の骨の間にあるクッションが衝撃で潰れて痛くなるってことですね。
治すためには?
軽症の場合
症状の程度にもよりますが、何もしていなければ特に痛みはなくそこまで重症でないならとりあえず安静にするべきです。
軽いものであればTFCC損傷は2週間ほど安静にしていれば治るとも言われていますし、まずはしっかりと治すことに専念しましょう。また基本的には安静にするほうがよいですが、どうしてもすぐに試合にでなければいけない、というようなときはサポーターをしてテニスをすることもできます。
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↑僕が使っているサポーターです。選ぶにあたっては
- 安価(1000円前後)であること
- テニスで使えること
- レビューが高い(☆4.0以上)
- アマゾンプライムの対象であること
を基準に選びました。特に2,3の点には注意です。サポーターと言っても用途は様々で、固定力が強く手首を安静にする前提で作られているものは、固定が強すぎてスポーツでは使えない場合もあるので注意しましょう。
また、個人的にはAmazonで買えばいいじゃんと思ってしまいますが、しっかり高品質なものが欲しいという場合は、下のようなサポーター専門のショップで購入するのもありかも。
先進のリハビリテーション医学が生んだサポーター【Marumitsuオンラインショップ】
2000円ほどとアマゾンのものと比べると若干値が張りますが、品質的にはこちらが良いのでしょうか。僕は専門ショップでサポーターを買ったことがないのでわかりませんw
重症の場合
日常生活に支障が出るレベルで痛かったり、痛みが長いこと続いて慢性化している場合には一度病院に行って医者の判断を待つことが大切です。
TFCCは骨ではなく柔らかい組織の損傷ですから、レントゲンでは診断できず、MRIが必要になってきます。なのでそのような設備のある病院を探して診てもらいましょう。
再発を防ぐために
そして何より、完治させても再発してはなんの意味もありませんから、原因となったショットのフォームを変えていくことが大事です。
僕の場合は利き腕の手首をフォアボレーで痛めたので、あまり手首を小指側に倒しすぎないようなフォームを身に着けていかなければなりません。
TFCC損傷が治ったら、ストロークで痛めた場合はストロークのフォームを、サーブで炒めた場合はサーブのフォームを、といったように、痛みを伴う動作のフォームを自分で修正していきましょう。ちなみに僕自身はストロークやサーブで手首が痛むことは全くありませんでした。珍しい痛め方のようです。
まとめ
軽症→1〜2週間安静、治らなければ病院へ
重症→MRIのある病院へ
って感じです。怪我をしてしまっても好きなスポーツであれば多少無理してもやりたくなってしまいますよね。
しかし、後々快適にプレーすることを考えれば多少の治療でテニスを休まざるを得ないことは仕方のないことです。僕もいつも怪我をしているのにプレーをし続けて悪化させ、後悔してしまうタイプの人間なので気持ちはめちゃくちゃわかりますが、結局一番短い時間で治すことができるのは早期の治療です。
時間の節約だと思って、しっかりと今から手首の療養に努めましょう(笑)