Apple Pencilってぶっちゃけ要る?
という疑問に、Pad ProとApple Pencilを同時購入して2ヶ月が経過した僕が答えます。
結論から言うと、同時購入は決して必須じゃないです。
この理由について書いていきます。
クリックでジャンプ
Apple Pencil自体は間違いなくいい製品
誤解のないように最初に言っておきますが、Apple Pencil自体は普通に良いモノです。
使いやすいし、実際に買ってよかったと思ってます。
ただ、「Apple Pencil要るかなぁ? 」と思っているくらいの人が、わざわざ1万円も出す価値があるのか?という点について僕なりの意見を書いていきたいと思います。
Apple Pencilは無くてもいいと思う理由
僕が、「Apple Pencilは必須じゃない」と思う理由は4つあります。
- 絵とメモ以外にほぼ用途がない
- 機能は十分だが使い勝手が△
- 紙とは違ってやはり違和感がある
- 安いサードパーティ製のペンがある
以下、詳しく見ていきます。
絵とメモ以外にほぼ用途がない
これが一番の理由ですが、僕が使った限り、Apple Pencilには
- 絵を書く
- メモする
これ以外の用途がほぼ(というか全く?)ありません。
つまり絵も書かない、メモもそんなにしない、という人にとっては完全に無用の長物なのです。
iPadを操作するときにはApple Pencilを使うということも考えられますが、、普通に指で操作したほうが速いし、やりやすいです。
シビアな細かい動きが要求される絵や、見やすく字を書くことが求められるメモ以外ならば全て指で十分。
あと必要な人がいるとしたら、iPadに絶対に指紋や皮脂をつけたくないという固い決意がある人くらいですかね。
それくらいiPadは用途が少ないです。
この意味でいうと、僕の場合ブログの
- アイキャッチ画像作成
- 手順解説系の記事を書くときのスクショ上のメモ
のためにApple Pencilが無いと困るので、普通に買ってよかったと思っています。
↑こういうやつです。便利。
しかし、自分で単にメモをするだけだったり、たまにお遊び程度に絵を描くくらいだったらApple Pencilは不要かと。
これが1000円とか2000円くらいならまだしも、1万円以上しますからね…。
iPad上での絵やメモがどうしても必要な場合以外は、Pencilを購入する必要はありません。
機能は十分だが使い勝手が△
また、Apple Pencil(第1世代)は高い割に使い勝手などに細々(こまごま)とした不満が多いです。
具体的には
- ペンもキャップもなくしやすい
- ツルツルしすぎ
- 色々とダサい
といった不満です。
ペンもキャップもなくしやすい
まず第一に、Apple Pencilは失くしやすいです。ほんとに。
Apple Pencilは、そもそもiPad本体に収納部分がなく、くっついたりもしません。
油断していると「iPadはあるのにカバンに入れてたらApple Pencilだけどこかに消えた」なんてことがよく起こります。実際、1回だけPencilを無くしかけて(一人で)大騒ぎしてました。
https://skcnat.info/dont-lost-apple-pencil/
しかも、Pencil本体だけでなく充電端子のキャップもメチャクチャ簡単に外れます。
Pencil紛失騒動の後、僕は↑画像のように、絶対にPencilをキーボードケースに収納するようにしていました。
ですが、「これでもう失くすまい」と思っていた数日後、↓のような姿でPencilが発見されました。
キャップだけ消えたのです。またしてもめっちゃ焦りました。
この時も、なぜかペンシルキャップは台所に落ちていて結局は見つかったのですが、、根本的な原因としてキャップが外れやすすぎます。
おそらくマグネット的な何かでくっついているのでしょうが、いとも簡単に外れます。
しかも、こんなちっちゃいキャップを失くしたら最後、大抵の場合見つけられません。
Appleにはそのへんをもうちょっと考えてほしかったなあと思いますね。
ツルツルしすぎ
またここに不満を感じている人は少ないかもですが、Pencilは表面がツルツルしすぎていてとても扱いづらいです。
特に、キーボードケースの収納部に入れたときに手が少し濡れていたりすると滑って全く取り出せないときがあります。
些細なことですが、どうにかならないものかと常々(つねづね)思っています。
色々とダサい
もうこれは言うまでもありません。
買わなくていい理由というより僕の不満ですが、シンプルに
- ペンのデザイン
- 充電時の見た目
がダサいです。まあペンのまっしろけなデザインは人によって好みがあるとして、特に後者は致命的。
充電の際の御姿(みすかた)は、およそAppleがデザインしたものとは思えません。
実用上も、机上にPencilを充電しているiPad置いたときにペンシルが自分の方に向いているのが邪魔ですし、机の近くを歩くとペンシルにぶつかってPencilを折ってしまうのではないかと不安です。
第2世代Pencilは筐体横にひっつけて充電できるようになっているようですが、第1世代もどうにかしてほしい…。
カフェで充電するときリアルにちょっと恥ずかしいのですよ。
紙とは違ってやはり違和感がある
ApplePencilは高性能で書き心地はかなり良いですが、やはり紙に字を書いているときとは違います。違和感は拭えません。
僕は一時期、勉強用のメモをすべてiPad Proで済ませようと、1週間くらいPencilでゴリゴリメモしていた時期がありました。
しかし、紙に書くときとの違和感はずっと変わらず、最終的には止めてしまいました。
ペーパーライクフィルムを使えば良いという噂も聞きますが、正直ペーパーライクになったとしても僕は紙に書く方を選ぶと思います。
なんだか分からないけど、PencilでiPadに書いててもしっくりこないんですよね。
メモ帳がスクロールすれば無限に使えるというのはとっても便利だったんですが…適応できませんでした。
安いサードパーティ製のペンがある
そして、極めつけがこれ。
わざわざ高いApplePencilを買わなくても、はるかに安いサードパーティ製のスタイラスペンが沢山あります。
もちろん、僕はそういったスタイラスを使ってないので比べられません。
実際、ネット上には「サードパーティ製は確かに安いけど、性能はApple Pencilには敵わない」みたいな意見も結構ありました。
しかし、いくらなんでもスタイラスペンに1万円(第2世代なら15000円)以上は高すぎます。
たとえApple Pencilのほうが性能が高くとも、その性能差に対して値段差を許容できない僕のような人は確実にいるはず。
そういう方はApple Pencilを買っても、「ちょっと性能高いだけでクソ高いペンを掴まされた」気分になるだけなので、サードパーティ製のペンで十分かと思います。
僕もiPadを購入するとき、↓これを買おうかと悩みました。
まとめ
結論、Apple Pencilは良い製品だけど、iPadとの同時購入が必須ではないです。
それに、絵やメモを書く人なんかは、むしろ躊躇せずApple Pencil第2世代とか買っちゃえばいいんじゃないかな。
単に「Apple Pencilほしいなー」と思ってるだけなら、なくても全然困りませんよ。たぶん。
安い買い物じゃないですからね。
この記事がApple Pencil購入にあたって参考になれば幸いでございます。