前回の記事で理由を長々と書いたHHKB。購入してさっそく入力してみたのでその感想をすぐそのまま書いていきたいと思います。
この記事がHHKBを使う最初の記事です。本当にまだほとんど文字を打っていないので本当のファーストインプレッションが書けると思います。
めっちゃ入力しにくい!
まず最初に感じたのはすさまじい違和感。めちゃくちゃ入力しにくい!!!
その原因を考えてみました。
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HHKB Professional JPを使ってみた感想
キーボード自体が高すぎる(物理的に)
まず一番最初に感じたのが手首の居心地の悪さです。パームレストが一切ない状態で入力すると手首を起こした状態でうたなきゃいけないのできつい。今まで使っていたメンブレン式のキーボードはキーボードを前傾させるためのパーツがついていてこの手首のキツさを軽減してくれていたのですが、HHKBだとそれがない。
ただパームレストなんてもっていないのでとりあえずそばにあった英単語帳をパームレスト代わりに置いて使ってみたところすこぶる使い心地がよくなりました。
キーピッチが今までよりかなり広い
もう一つ大きな違和感の原因がキーピッチの広さ。今まで使っていたメンブレン式キーボードもThinkpadのキーボードもどちらもキーピッチが狭く横のキーとすきまを感じないレベルだったためキー同士が完全に独立しているHHKBの見た目はかなり違和感があります。
音がうるさい
今まで使っていたキーボードと比べると音が明らかにうるさいです。
HHKBを選ぶ際に参考にさせていただいたブログの中に、「カフェに来て隣にHHKBを使っている人がいたら逃げる」と書いていましたが本当にそんな感じ。僕もこのキーボードを外に持ち出そうとは全く思いませんし、隣にこんなうるさいキーボードを使っている人がいたら気になります。
ネカフェとかでない限り外にもちだして使うのは難易度が高いでしょう。それくらいうるさいです。
【追記】2020年10月20日夜
夜家族が帰ってきて思ったのは、これ夜ガッツリタイピングするの無理だわってことw
となりの部屋に両親がいますがたぶん本気でタイピングしたらうるさくて文句言われます。間違いなく。
なんなら寝てても起きてくるかもしれません。それくらい響きます。
打鍵感が違いすぎる
今まで使っていたキーボードに比べて打鍵感が違います。マジで全然違います。
YouTube動画で、静電容量無接点式キーボードの打鍵感を「スコスコスコ」メンブレン式キーボードの打鍵感を「ブニュンブニュンブニュン」と表現している方がいましたがその意味がいまようやくわかりました。本当にそんな感じです。
メンブレン式が「ブニュンブニュン」なのは自分でも何となくわかっていましたが、静電容量無接点方式が想像以上に「スコスコスコ」でした。これほどまでとは。
こんなところでしょうか。マジで本当に最初は違和感しかありません。
Zの位置が若干違う…?
購入時に誰かのレビューで「Zの位置が通常のキーボードと違うので致命的」と言ってましたが、確かに少しだけZの位置に違和感を感じました。
ただ使っているうちに違いがあるのかないのかよくわからなくなってきたので僕にとってはその程度の違いのようです。
半角英数キーの場所が使いにくい
今まで使ってきたキーボードは半角英数キーが左上にあったんですがHHKBは左下にあります。しかもよくわからないマークが付いていてなんのキーだかぱっと見でわかりません。
場所的にも今までは角にあったので見なくても触れたんですがこちらでは角じゃないのでちょっと自信なさげにタイプしている状態です。
これは正直結構ストレス。
コントロールキーの場所が使いやすい
ただ、半角英数キーが使いにくいのと同じくらいコントロールキーの位置が使いやすいです。
Aのすぐ横にあるため小指で押さえて左手だけでコピーや貼り付けができ、大変便利。
HHKB Professional JPの外観
せっかく実物を手に入れたので写真を少しだけ紹介。手抜きなのであんまり写真ないです。ごめんなさい。
くうう、かっちょいい!
中古で購入したのですが新品同様なのでかなり綺麗です。黒がかっこよすぎる。
購入するまで知らなかったんですがキーの側面にも印字があります。見づらいですね。
ただこのおかげでキーの表面がゴチャゴチャしなくて済むようです。
かっちょいい!(n回目)
パームレストの制作が急がれる
とにかく今のところ問題なく使えていますが、パームレストがないとこのキーボードはきつそうです。パームレストの制作が急務となりました。
結局打ちやすいのはどれ?
今のところ打ちやすいのはメンブレン式のキーボードです。ただ打鍵感が気持ちいいのはHHKBのほうです。
最近はThinkpadのパンタグラフ中心で使っていたので相対的にメンブレンはキーストロークが深い方なんだと思っていましたがHHKBを使ってみるとこちらのほうが圧倒的にキーストロークが深いことがわかりました。今この文字はメンブレンで打っていますがストロークが浅くて違和感しかないです。打鍵感はあくまで静電容量無接点方式のほうがいい感じはします。
試しに寿司打をやってみた
試しにHHKBを使って寿司打をやってみることにしました。
3回やって、平均11500点くらいでした。いつもだいたい11000~13000点くらいの間なので普通か若干遅いくらいですかね。キーボードになれていないので若干遅いのはしょうがないのかな。特にキーボードの影響で速くなったとは感じませんでした。
ただ、同じキーを連打するときにスムーズに沈み込んでくれるのはとても打ちやすいです。次々に連打が決まった時の爽快感はなかなかのもの。
HHKBに20,000円の価値はあるのか?
現時点ではまだ評価するには早すぎるように思いますが少なくとも今の段階では20000円の価値は感じていません。
というか、打鍵感だけでいったらこないだコジマで触った機械式キーボードのほうがよかったような気もします。うーん。
HHKBも悪くないんですけどね。
【追記】
触ってたらだんだんすごく気持ちいい打鍵感に感じてきました。
見た目に関しては当然文句もないですし、かなりいい買い物をしたんじゃないかと感じています。スコスコスコ!
スコー!!!
【追記】2020年10月24日
気づいたこととして、このキーボード、横から見るとなんかすごく安っぽく見えます。
真上から見ているぶんには高級感あって結構かっこいいんですが、若干下方向から見るとすごく微妙なルックスになります。
絶妙な右斜め上方向から撮影したアイコン写真は盛れていてきれいだけど、顎のほうから見るとブサイクに見えるみたいなそんな感じ。