【テニス】サーブのトスアップを無回転で安定させる5つのコツ&練習方法

サーブ

サーブにスピードが出ない、力強さがないと悩んでいませんか?

その原因はトスかもしれません。

この記事では、テニスのサーブの8割を決めると言われることもある、サーブのトスアップのコツをお伝えします!

トスが悪いと物理的にサーブの威力を出しようがない

↑フェデラーのサーブ。無理なく体の前で打っているのがわかる。

サーブで威力を出すためには、体全体がボールにぶつかっていく必要があります。そのためにトスの位置や安定性は非常に大事です。

ラケットの重さは300g程度しかありませんが、体重は数十キロ単位で、体は軽く見積もってもラケット単体の100倍以上のエネルギーをが持っています。

ということは、サーブを強く飛ばそうと思ったら、単にラケットを振って飛ばすのではなく、その数百倍の力のある体に支えられたラケットでぶつかる必要があるため、トスの位置が悪いと話になりません

特に回転の割合を増やしたスピン系のサーブでは頭の後ろにトスを上げがちですが、それだとお話になりません。

トスの位置がよければ少ない力で楽に打てる

サーブはかなり体力を使うショットな上、試合で何度も何度も打つショットです。そのため、他のショットに比べても特に

  • 再現性の高い動きをすること
  • 最小限の力でより速いボールを飛ばすこと

が求められます。

だから、肩が無理なく動く位置(右利きなら頭より右側、左はその逆)で楽に飛ばせるようにすることがとても大事。

トスの位置や上げ方を意識することで、非効率なサーブになることを防げます!

トスアップの4つのコツ

それでは具体的にどうすればよいのか。トスアップの4つコツは

  • グラスを持つようにして回転をかけずに上げる
  • なるべく高い位置でボールを離す
  • トスをしっかりとサービスラインよりネット側に向かって上げる
  • トスを頭の後ろにあげない

の4つです。

トスの位置が悪ければフェデラーでもロディックでもラオニッチでもいいサーブは打てません!

それでは、なぜトスの位置をそれほど意識しなければならないのか説明します。

グラスを持つように持ち無回転のトスを上げる

これはトスを安定させるコツです。いいトスというのは

  • 安定している
  • 正しい位置

が揃って初めて成り立ちます。だからまずは安定したトスをあげられるようにする必要があるのです。

まず持ち方ですが、ボールをコップを持つように親指と残りの4本の指で握ります

フェデラーなんかもこの握りですね。

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このとき、指先でない(関節より下の)指の腹に引っ掛けてしまうとトスに回転がかかってしまうので良くありません。指先だけで軽く持つことに注意してください!

腕を脱力しつつ肩から動かす

トスの安定のためにはもう一つ、腕の脱力が必要です。

腕に力が入ってしまうと、肘や手首を使った不安定なトスになってしまうので腕の力は必ず抜きましょう。

また、サーブを打つときには利き手でない方の手が上半身の回転運動を主導する重要な役割を持っているのですが、このとき腕に力が入ってしまうと左半身に壁を作れませんし、スムーズなサーブの動きを阻害してしまうので、腕から力を抜いて肩から先をひとかたまりとして動かしていきましょう

目線の高さでトスを上げる

また、トスアップの際にはなるべく高いところでそっと手を離すのが理想です。目安は目線くらいの高さ。

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手を離す位置が低いとそれだけ強い力で上げる必要が出てきて、トスが安定しないので注意しておきましょう。

トスを前に上げる

サーブの場合、前に向かってボールを強く飛ばさなくてはいけないので前から後ろに体重移動をしなければなりません。なので体の前にトスを上げることは必須です。

トスが後ろになってしまうと、飛び上がる力を上にしか向けられないので、前に飛ばすサーブの威力を高めることにつながりません。なので、必ずトスは体の前に上げるようにしましょう。

目安は、トスの落下点がサービスラインからネットに向かって30〜50cmくらい内側の位置に落ちるくらいです。あまり前すぎてもかえってバランスを崩してしまうので、このくらいを目安にトスを上げていきましょう。

トスは肩が無理なく動く範囲に上げる

↑後ろから見てしっかりと体の右側にトスをしている。

次に、サービスラインに対して平行方向の前後についての話です。こちらもサービスラインと垂直方向のときと同じく、後ろに上げすぎないようにしなくてはなりません。トスが頭の後ろすぎると、肩が動きづらくなるからです。でも

プロはすごい後ろにトスしてない?

と思うかもしれません。

確かにプロは頭の後ろくらいにトスアップをすることも多いので、後ろに上げること自体が間違っているとは言いません。

しかし、プロは鍛えた膝や身体で、大きく体の軸を傾けてもバランスを崩さずパワーを伝えられるから頭の後ろにトスを上げているように見えるのであって、あくまで彼らの基準で肩が無理なく動く位置にトスを上げています。

プロのセカンドサーブような頭の上のトスでパワーを出すためには、あれだけ体を傾けても、バランスを崩さない体幹、力が入るだけの筋肉が必要ですから、一般レベルではあまりおすすめできません。

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トスを練習する方法

理想のトスが分かったところで、試合で使えるように練習しなくては意味がありません。

トスの安定のために僕がやった練習は

家でも外でもボールを持ってひたすらトスを上げる練習をする

これだけです。テニスを始めてから3〜4ヶ月くらいはずっとこの練習ばかりやっていました

トスは室内でも外でも、コートに入れなくてもラケットがなくても、ボールさえあればいつでも練習できるのが良いところ。

また、関節にボールを引っ掛けないようにする練習として、ボールを2つ持ってトス練習をするのも有効です。一つ目を手のひらの下の方に載せ、その状態で指先で2つ目のボールを持ち、2つ目のボールを上げる練習をするのです。

僕の部活の友人はこの練習をやり続けた結果、サーブが得意になりました!

まとめ

この記事で言いたかったことをまとめると

サーブではトスの安定とトスを上げる位置がとても大事!

てことです。

トスの位置が良くなればサーブは途端にパワーが出るようになりますから、サーブが苦手な人は特に騙されたと思って試してみてください!

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↑サーブの基本を習ったことがない初心者、サーブの基本を再確認したい中級者くらいまでの方に向け、サーブの基本を解説した記事です。

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