錦織選手、準々決勝でフェデラーに敗れはしましたが、上海マスターズでベスト8となりました！おめでとうございます！！
これで年間上位8位までが出られるATPファイナルズの出場権獲得まで、錦織選手はあと1つの9位となりました。
その錦織が次に戦うのがこのエルステ・バンク・オープンです。
ATPファイナルズ出場のためには準優勝、もしくは優勝しなくては厳しくなるという状況の中錦織選手が戦う、エルステ・バンク・オープンの大会情報、出場者などについて見ていきたいと思います！！
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大会期間
10/20〜10/28
開催都市
ウィーン/オーストリア
時差
日本より7時間遅いので試合は日本時間の真夜中が多そうです。
試合開始時間帯
日本時間で20時〜22時頃
昨年の試合時間を見ると、ちょうど日本の夜、いい感じの時間帯に試合が開始されています。
スイス・インドアよりも見やすい時間帯なので、ライブ視聴が捗りそうですね！
ドローサイズ
32
賞金（日本円換算）
- 1R…16280€（211万2818円）
- 2R…30875€（400万6958円）
- 3R…59450€（771万5421円）
- 4R…116895€（1517万633円）
- 5R…232315€（3014万9841円）
- 6R…473865€（6149万8200円）
日本円は129.78 円/1€（ユーロ）として計算しています。
やはりここは錦織選手には3000万円以上の賞金獲得を目指してほしいものです…！
ドロー表
錦織選手の一回戦の相手はアメリカのティアフォー選手となりました！
一回戦は10/22から始まりますが、錦織選手の試合時間は未定です。
主な出場選手（世界ランキング）
錦織選手に立ちはだかりそうなランキング上位の選手を中心に、以下に主な出場選手をまとめました。
ドミニク・ティエム（7）
錦織がツアーファイナルに出場するために、越さなくてはいけない壁がこのドミニク・ティエムです。
2年くらい前に彗星のように現れ次世代を担うルーキーといった感じの扱いでしたが、25歳でもうルーキーではなくなってきましたね。
しかしティエムはめちゃめちゃパワフルなショットを打ちます。
クレーコートではナダルとの次くらいによい戦績をおさめていたのですが、ハードコートではいまいち結果を残せていません。
上海マスターズでは初戦敗退のベスト32に終わり、ポイント獲得はわずか10ポイント。錦織とは現在535ポイント差です。
今大会でどのような顔合わせになるかわかりませんが、このティエムに大差をつけて良い成績を残さなくては錦織のファイナルズ進出はほぼありえません。対戦したら絶対に勝ちたいところです。
ただ、この出場メンバーを見ると、錦織は第5シード、ティエムは第1シードですから当たるとしたら準決勝ですかね。
準決勝で当たるとなると、両者ともにベスト4で180ポイント獲得となりますから、ティエムとの差をつけるためになんとしても錦織はこのティエムを抑えて優勝したいところです。
グリゴール・ディミトロフ（8）
ディミトロフといえばサーブ後の流れるような美しいフォームのラケット破壊が印象的です。
ディミトロフはここ最近はシンシナティ、全米、チャイナ・オープンとあまり良い結果を残せていません。
シンシナティマスターズではA.ズベレフを倒していますが、チャイナ・オープンではランキング52位のラオビッチに敗れています。なんともいえん。
ランキングは上ですが、錦織があたった場合なんとか勝ちたい相手です！
ケビン・アンダーソン（9）
アンダーソンはレーストゥロンドンではティエムの次の7位を行っており、上海マスターズでも好調の20歳チチパスを倒しベスト8まで進んでいます。
しかし、錦織との対戦成績はアンダーソンから2勝4敗と負け越しており、錦織がアンダーソンに負けているイメージはあまりありません。
対戦したら勝ってほしいところです。
ジョン・イズナー（10）
言わずとしれたビッグサーバー、イズナー。
個人的には2015年のインディアンウェルズで、昨年全米準優勝でブイブイいわせていた錦織を、イズナーがサーブとフォアをひたすらバコって撃破した試合をすごくよく覚えています。
錦織はイズナーのようなビッグサーバーをあまり得意にしていない様子なので、あたったらきつい相手になりそうです。
試合後にも会見で「ビッグサーバーとの試合はつまらない」と言っていたような気がします。苦手意識に負けず頑張って欲しいですね。
イズナーはレース順位10位と錦織のすぐ後ろを追う形になっているため、かなり熱い試合が予想されます！
錦織圭（12）
この2018年シーズンで怪我から復活してからの後半戦、特に好調をキープしている錦織。
現在世界ランクは12位ですが、ATPファイナルズ出場権を争う年間成績ランキングであるレーストゥロンドンでは現在9位と、あとひとつ順位を上げればファイナルズ出場という位置につけています。
今大会のあとには世界ランク上位勢が皆参戦するパリ・マスターズしかないことを考えると、ランキング上位が少ない今大会は錦織には絶対落とせない大会です。
おそらく今大会で優勝しないとレース8位のティエムを抜けないでしょう。めちゃくちゃ頑張って欲しい大会です…！
この他にも
- ファビオ・フォニーニ（13）
- カイル・エドモンド（14）
- ディエゴ・シュワルツマン（16）
- リュカ・プイユ（18）
- ボルナ・チョリッチ（19）
- チョン・ヒョン（26）
- カレン・ハチャノフ（27）
- ニック・キリオス（38）
などが出場を予定しています。
特にボルナ・チョリッチはまだ21歳ながら、先日行われた上海マスターズ準決勝でフェデラーを6-4,6-4のストレートで下しており、かなり勢いに乗っている選手。
ランクキングは19位ですが、上海のフェデラーは錦織をストレートで下しているだけに、そのフェデラーを倒したチョリッチは今大会でも大きな壁として錦織に立ちはだかるでしょう。
今大会では錦織とティエム、イズナー、チョリッチあたりの対戦がかなり熱い戦いになりそうです…！非常に楽しみですね！
エルステ・バンク・オープンの放送は？
エルステ・バンク・オープンは残念ながら地上波での放送はありませんが、WOWOWで見ることができます。
WOWOWを安く契約する方法について下記記事でまとめているので興味があればぜひチェックしてみてください。
