錦織選手は2018年シーズンをランキング9位で締めくくりました。デルポトロやナダルの怪我もあって、ラッキーなファイナルズ出場を遂げましたね。
しかしシーズンが終わったかと思えばまた1月にはグランドスラムが待っています。
この記事では、錦織選手が2019年シーズンの始まりを戦う全豪オープンの前哨戦であるブリスベン国際テニストーナメントの大会期間、場所、時間、出場選手、放送予定などについてお伝えします。
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大会期間
2018年12月30日〜2019年1月6日
開催都市
ブリスベン/オーストラリア
時差
日本より一時間早いので日本での試合と同じ感覚で見ることができます。
試合開始時間帯
デイセッション→11:00(日本時間10:00)〜
ナイトセッション→19:00(日本時間18:00)〜
こちらは年末年始ということもあって、非常に見やすい時間帯です。
ドローサイズ
28(昨年)
※判明し次第追記予定です。
賞金
※判明し次第追記予定です。
ドロー表
※判明し次第追記予定です。
テレビでの放送など
例年通りであればWOWOWから視聴することが可能です。WOWOWは大会初日の場合無料で見ることができます。
詳しくはWOWOW公式サイトでご確認下さい。
※詳細が判明し次第追記予定です。
主な出場選手
ラファエル・ナダル
昨年ランキング1位に返り咲いたナダルもブリスベン国際に出場します。
ブリスベンには今まで出場していなかったのかと思いきや、2017年大会に出場していたようで、そのときにはラオニッチにフルセットで敗れていたんですね。
2018年も出場予定だったのですが、結局欠場しています。
この大会では圧倒的第1シードですから、錦織の優勝を阻む難敵となりそうです。個人的には錦織vsナダルをブリスベンで見たいです。
錦織圭
日本の錦織圭もブリスベン国際に出場予定です。
昨年は怪我の影響で不出場でしたが、今年は全米オープンで優勝した大坂と同じタイミングでブリスベン国際への出場がアナウンスされていました。
直近では2017年大会に出場し、決勝でグリゴール・ディミトロフに敗れています。
錦織ほどのランキングならばATP250大会であるブリスベン国際は優勝していてもおかしくないのですが、全豪オープンの前哨戦ということでトップ選手が多く参加するため、優勝は容易ではありません。
ナダルと対戦するまで勝ち上がってほしいですが、大会後には全豪オープンが控えていますし、2019年シーズン通してパフォーマンスを発揮できることが大事ですからあまり期待しすぎず見ていきましょうw
ただ、錦織選手はここのところしばらく優勝から遠ざかっていますから、もしここで優勝することができれば大きな自信となりそうですね。
錦織のブリスベン国際での戦績は以下の通りです。
戦績(2009)
○1R ボビー・レイノルズ(アメリカ)6-3 6-2
○2R トマス・ベルディフ(チェコ)7-6(7) 6-3
●3R ポール=アンリ・マチュー (フランス)3-6 4-6
戦績(2012)
○1Rセドリク・マルセル・ステベ(ドイツ)3-6 6-1 6-4
●2Rマルコス・バグダティス(キプロス)3-6 4-6
戦績(2013)
○1R マリンコ・マトセビッチ(オーストラリア) 7-5 6-2
○2R トミー・ロブレド(スペイン) 6-4 7-6(4)
○3R アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ) 6-4 7-6(3)
●4R アンディ・マレー(イギリス) 4-6 0-2 RET
戦績(2014)
○1R Bye
○2R マシュー・エブデン(オーストラリア) 6-2 6-4
○3R マリン・チリッチ(クロアチア) 6-4 5-7 6-2
●4R レイトン・ヒューイット(オーストラリア) 7-5 4-6 3-6
戦績(2015)
○1R Bye
○2R スティーブ・ジョンソン(アメリカ) 6-4 7-5
○3R バーナード・トミック(オーストラリア) 6-0 6-4
●4R ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 7-6(4) 6-7(4) 6-7(4)
戦績(2016)
○1R Bye
○2R ミカエル・ククシュキン(カザフスタン) 6-3 6-4
●3R バーナード・トミック(オーストラリア) 3-6 6-1 3-6
戦績(2017)
○1R Bye
○2R ジャレッド・ドナルドソン (アメリカ) 4-6 6-4 6-3
○3R ジョーダン・トンプソン (オーストラリア) 6-1 6-1
○4R スタン・ワウリンカ (スイス) 7-6(3) 6-3
5R グリゴール・ディミトロフ (ブルガリア) 2-6 6-2 3-6
グリゴール・ディミトロフ
ディミトロフは2018年の終盤からあまり勝てていません。
直近でいえば、全米オープンではワウリンカに初戦負け、チャイナ・オープンは2回戦敗退、エルステ・バンク・オープンもククシュキンに初戦負け、2018年シーズン最終戦のパリ・マスターズも2回戦でチリッチに負けベスト32に終わっています。
しかしブリスベン国際では一昨年に決勝で錦織を倒して優勝していますから、良いイメージをもっているこの大会で優勝してはずみをつけたいところです。
ジョン・ミルマン
ジョン・ミルマンはオーストラリア、ブリスベン出身のテニスプレーヤーです。2006年にプロ転向しており、ツアーでの優勝経験はありません。
ランキングは33位とあまり高くなく、知らない人もいるかもしれませんが、全米オープンではロジャー・フェデラーを下しているのでそこで知った人もいるかもしれません。
ミルマンは一時期肩の負傷でツアーを離れており、その間に会社員として働いていたという異色の経歴の持ち主です。
28歳と若くはないですが、最近かなりランキングを上げておりこの先が注目されますね。
地元で開催されるブリスベン国際では、キリオスやトミックなどとともにオーストラリアの期待を背負った良いプレーが見れることを期待しています!
ニック・キリオス
悪童、ニック・キリオスもブリスベン国際に出場予定です。
個人的に、キリオスはテニスの才能もポテンシャルも今のツアーの中でもかなり高いほうだと思うのですが、なかなか伸びてきませんね。
サーブやフォアハンド、タッチのセンスなどすごく光るところはあるのですが、精神的にムラがあったりショット選択が雑だったりするせいか、見た目の強そうさほど勝っていない、というのが僕の勝手なイメージです。
錦織がビッグ4に勝てないのと同じくらい、キリオスもトップ選手に勝てていないのがランクが上がらない原因かもしれません。
地元開催のブリスベン国際、全豪オープンでシーズンのはじめに弾みをつけたいところです。
アンディー・マレー
後半戦で勝利しまくり世界ランク1位でシーズンを終えた2017年から一転、昨年は怪我に泣き失意のシーズンとなったマレーですが、一時は839位まで下がったランキングをなんとか現在は263位まで戻しています。
直近の試合では、ワシントンオープンで準決勝に進出しており、シンシナティ・マスターズでは初戦敗退、全米オープンでは2回戦で、シンセンオープンでは3回戦でどちらもベルダスコに敗れています。
手術した臀部も問題なく、ツアーに戻ってきているのでまた2019年にはかなりランキングを戻してくると予想します。
ただ、怪我から復帰して間もないとはいえ、怪我以前のマレーのプレーと比べると、今やランクの落ちているベルダスコに負けることはまずなかったでしょうから、本調子に戻るまでにはもう少し時間がかかりそうです。
ブリスベン国際に関するニュース
Andy Murray gives exclusive fitness update to Brisbane International(アンディー・マレー、ブリスベン国際に向けて順調な調整)