飲み会とかで急に「なんか面白い話ないの?」なんていう雑な振り方をされることってよくありますよね。
僕もしょっちゅうあります。なんなんでしょうね、自分は何も話さないのにいきなり人に「面白い話」を求めてくる人。お前先に話さんかいw
まあ別にそういう人たちに対して怒っているわけでは全くないのですが、今回の記事ではそういう時に考え込んで会話の流れを断ち切ってしまわないよう、面白い話ができるようになる方法を書いていきたいと思います。
面白い話はメモにストックしよう
面白い話を振られたときに面白い話をする方法は簡単。
面白いことが起こったときにそれを全てメモにストックしておけば良いのです。
僕はこれをやり始めてから「なんかお前面白い話しろよ」と言われて困ることがまずなくなりました。
人類の8割位(?)は自分にそんな面白い話なんてないよと思ってますが、日常生活の中には意外と面白いエピソードがたくさん転がってます。問題はそういうエピソードを意識的に拾えるかどうか、ただそれだけ。
面白い話がないという人は単純に面白いエピソードを体験していたとしても、それを意識的に覚えていないだけの話です。
メモを取る習慣をつける方法
とはいっても、僕自身も面白い話をメモればいいのでは?と思った事は何度かありましたが、実際にエピソードをメモにストックするようになったのはごく最近のことです。
それまではなかなか習慣が定着しなかったんですね。
その頃は、何か面白いことがあっても基本素通りして、上記のような話題の振られ方をしたときに「そういえば何か面白いエピソードあったんだけどな、忘れちゃったなぁ」と頭を悩ませていました。
これを僕が習慣化することができたのは「メモの魔力」という本を読んでからです。
メモの魔力は前田裕二さんという方が書いた本です。
この本の本質は別にメモの取り方では無いのですが、この本を通じてメモの重要性に気づいていつでもどこでもメモできるように工夫した結果、こういった面白エピソードのように直接この本の本質に関係のないメモも当たり前のように取れるようになりました。
メモの魔力の詳細については別の記事で書いているので興味があれば読んでみてください。
https://skcnat.info/self-analytics-book/
前置きが長くなりましたが、僕が面白いエピソードをメモることを習慣化できたのは、スマホのホーム画面にEvernoteのショートカットをおいたからです。
メモの習慣化のためには、とにかくメモを取るところまでのハードルをいかに低くするかが全てです。ただメモを取りたいだけなら方法はいくらでもあります。
- 紙のメモ帳に書く
- iPadにApple Pencilでメモる
- スマホのメモアプリにメモる
- ボイスメモアプリで音声に残す
など。
しかし、例えば上のメモ帳にペンで書くのであればメモ帳を取り出せるスペースやペンを取り出す余裕が必要ですし、iPadにApple Pencilでメモる場合も同様です。
スマホのメモアプリであれば、ほぼいつでもどこでもメモをすることができますが、メモアプリによっては
- アプリを開く
- 新規作成をタップ
- 内容入力する
- メモの種類を分類する
などのステップを踏まなければならない場合が多いです。
僕が使っていたEvernoteというメモアプリの場合、この4つのステップに加え、どの動作をするにもいちいちタイムラグがありストレスがたまるので、よほど重要な内容でない限りあまりメモしませんでした。
しかし、Evernoteのノートの分類ごとにそれぞれショートカットキーをホーム画面に置くようにしてからは別のアプリかと思うくらい楽になりました。
↑僕のスマホのホーム画面です。緑色の丸アイコンがすべてメモ用のEvernoteショートカット。
メモしたノートの名前がついたショートカットをタップするだけですぐにメモすることができます。本当に簡単。
これでメモをするまでのハードルが大幅に下がりました。
面白いエピソードをストックしておきたいなら、「面白い話」というノートブックを作っておき、「面白い話」のメモのショートカットをホーム画面に置いておくだけで、何かあったらそこにばばばっとメモって終わりです。
面白いことが起こるたびにこれを繰り返せば、そのノートブックは自分オリジナルの面白いエピソードで埋め尽くされます。
次に話を振られた時は「面白い話」ノートブックのメモにある話から選んで話せば良いですし、おそらくそんなことをしなくてもメモに言語化する際の印象で大体覚えていると思いますので、それを話せばいいのです。
突然むちゃぶりされたにもかかわらず、面白い話が話せるようになると「こいつすげえな」と思われるようになるので、かなりお得ですよ。
それでも面白い出来事なんて全然起こりません!という方へ
日ごろから面白い出来事をメモりまくっていても、大した出来事が全然ないから面白い話なんてできない、なんて人がいるかもしれません。
そういう人も、大した事なくていいのでそのメモ帳にメモったことを話しましょう。
たいしたことのないエピソードでも、少しでも自分が面白いと思える要素があるのであれば、話し方次第でそれなりに面白い話っぽく聞かせることができます。
このとき大事なのは
相手が視覚的にイメージしやすいようできる限り具体的に話すこと
です。
その場の雰囲気、その面白さが感じられる背景にある事情、その場に合ったものの色、状態、その場にいた人の表情など、聞き手がそのお話の中に実際にいるように感じられるくらい相手の視覚的イメージが膨らむように話しましょう。
イメージや緊張感が伝わる話し方をするだけで、話はそれなりに面白そうに聞こえるものなので。
ぜひやってみてください。