iPadをパソコン代わりにしたい!テレワークにiPadを使いたい!
こういった願望があるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
僕は実際に去年iPadProを一年間使ってみました。そこで、iPadでしかできないこととiPadではできないこと(というか、iPadに期待しないほうがいいこと)が何なのか、わかってきました。
本記事ではそれをお伝えしたいと思います。
iPadに期待しないほうがいいこと①:PCの代用品としての役割
まず初めにiPadをPCの代わりにしようとしないほうがいいです。理由は、PCにできてiPadにできないことが多すぎて、代わりにならないから。
例えば下記。
- Javaを必要とするプログラム
- プログラミング
- 迅速な文字入力
- マルチタスク
- ワード、エクセルなど
- ショートカットキー
- 沢山のUSBポート
- サードパーティ製のプログラム
- PC用のソフト
- 外部機器の接続
僕はほぼブログを書くためにPCを使っているので多少偏っているとは思いますが、ざっと挙げるだけでもこれだけあります。
基本的に、外部から持ってきた便利なプログラムとかPC用のソフトを動作させることができませんし、文字入力やショートカットキーが使えないこと、画面が小さいこと等から作業していてかなりストレスを感じるのは間違いありません。
しかもやたら高いですし、あえてPC代わりにするメリットは皆無。強いて言うならカフェで広げたときに見た目がそれっぽくなることくらいでしょうか。
本当に心の底からおすすめしません。
追記 2020年6月17日
文字入力やショートカットキーの使い勝手については、トラックパッド付のキーボードを使うことでかなり快適になることが判明しました。
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iPad用のトラックパッド付きキーボード(400-SKB066)を購入、使用した感想
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iPadに期待しないほうがいいこと②:ネットサーフィン用端末としての役割
次はこれです。
iPadはネットサーフィンに最適と思われがちですが、僕はそうは思いません。
確かにiPadは画面が大きく見やすいです。PCのように構えて椅子に座らなくても気軽に使えるのは大きな魅力でしょう。
しかし、致命的に文字入力が使いにくいです。iOSの文字入力が使いにくいことに加えて、iPadはさらにハード的な問題からも文字入力が使いにくくなっています。
キーボード入力にすると大きさが足りなかったり打鍵感や感触がなかったりして入力しにくいですし、画面が盛大に隠れます。かといってフリック入力も両手でしなければならず、お世辞にもやりやすいとはいえません。
完全独立型のキーボードを使えば多少マシにはなりますが…。カバー付属型のキーボードはおすすめしません。全然文字入力がしやすくないので。
もうちょっと文字入力がしやすかったらiPadでいいんでしょうが、ここまで使いにくいとなると、多少一覧性で劣っても文字入力のしやすいスマホでの妥協、あるいは一覧性も文字入力も優れたPCでの閲覧のほうがよほどいいと感じるでしょう。
iPadに期待しないほうがいいこと③:あったら何かしら使うだろう、という役割
みんながiPadに期待している役割として一番多いんじゃないかと思っているのがこれなんですが、、期待しないほうがいいと思います。理由は、iPadでできることのほとんどは他の端末でできてしまうことだから。
実際、特に理由はないけどなんとなくiPadほしいって人は僕の周りにもたくさんいますが、正直そういうい人はiPadは押し入れの中に眠らせてしまう可能性が大。
「iPadっていい?」みたいな質問をうけることがありますが、そういうときは「iPadでやりたい作業があるなら割といいよー」みたいな感じで答えています。
基本的には、iPadでやりたいことがないんならやめた方がいいよ、って感じですかね。聞いてくる人の大半はすでにスマホを持っているので、それで足りますしね。
ただ、数少ないですがiPadでしかできない作業も存在します。下記で紹介しているので参考にしてみてください。
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iPadを売却してから分かった、iPadじゃなきゃできないこと
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