大学生になったけど、遊ぶのにお金がない
大学生活にはとにかくお金がかかりますよね。特に、やりたいことがある人、サークルに入っている人はお金がかかってしょうがないと思います。
本記事では大学最終学年の僕が、今までお金を稼ぐためにやってきたことを全部紹介します。
僕は妙に意識だけは高く、バイト以外のいわゆる副業っぽいこともたくさん試してきました。バイト以外の稼ぎ方を探している人にも参考になるはず。
早速本題に入っていきましょう。僕が試したのは以下。
- ファミレスの店員
- テニスコーチ
- 商売
- ウーバーイーツ
- サンプリングスタッフ
- スマホ販売スタッフ
- YouTubeで動画投稿
- アフィリエイト
- せどり、転売
- タイムチケット
- note販売
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実際に僕が試した大学生のうちに稼ぐ方法
ファミレスのキッチン

良いところ
- 暇な時間があまりない
- 手際よく作業する練習になる
- 理不尽に耐える練習ができる
- 入ろうと思えばほぼ無限にシフトに入れる
- 巻かないが美味しい
- そこら中にあるので近くで働ける
- 人手不足のところが多いので面接で落ちない
- 多少料理のスキルが身につく
悪いところ
- 忙しいのであたりがきつい
- 低賃金
- 少しだけ働くみたいなことができない
- 単純に忙しいのできつい
大学に入って一番最初に始めたのがファミレスのキッチンでした。近所にあったので応募してみたんですが、このバイトは正直きつかった思い出しかないです。
僕は手際よく料理を作って回すのがあまり上手じゃないんですよね。
しかもこのころは意識だけは高いクソ生意気な大学生だったので「時給1,000円そこらで一生懸命働くなんてばかばかしい」と思ってあまり技術向上に努めようとしませんでした。仕事も楽しくなく、しんどかったです。
なんだかんだ働き続けたけど、人手不足からかシフトが多すぎて、サークルと折り合いがつかなくなって1年たたないくらいでやめてしまいました。
テニスコーチ

良かったところ
- 自分の好きなことで働けた
- 高給
- 生徒さんたちがとてもいい人で楽しかった
悪かったところ
- 夏場は体力的にしんどい
- 雨だと仕事がなくなる
- 生徒同士のやる気の差に合わせた指導がうまくできず難しかった
- レッスン中は常に気を配っていなければならず疲れる
次にやったのがテニスコーチです。人づてに紹介してもらった仕事で、個人で契約してやっていました。サークルや部活ででテニスをやっている人は、地元のサークルなんかに営業をかけてみるとテニスコーチの仕事はあると思います。
商売
良かったこと
- 働く時間が自由
- 稼ぎたいだけ稼げる
- 商売のやり方を名バベル
悪かったこと
- 請求がめんどくさい
- 納税がめんどくさい
- 友達相手に商売すると金銭関係が面倒
内容は伏せますが、友達相手にサービスを売って商売をしていました。メリットとしては自分の裁量で働けること、拡大しようと思えばいくらでも拡大できる(労働時間や収入を増やせる)ことでしょうか。僕はそんなに金に困っていなかったので一切拡大はしませんでしたが…。
ただ、友達相手に商売をすると僕の場合金関係をあいまいにしがちで、金銭関係で少しもやもやしました。友達や知人相手に商売するならきちっとやらなくてはならないという学びを得ましたね。
ウーバーイーツ

良かったところ
- 人間関係がなくストレスフリー
- 仕事自体が簡単、誰でもできる
- 自転車を漕ぐのが好きなら長時間やっても苦にならない
- いつでも働ける
- (場所と時間帯を超選べば)普通のバイトより高時給(なことがある)
悪かったところ
- 競争相手が増えすぎ稼げない
- 好きな時間に働こうとすることはできるが、働こうとしても仕事があるとは限らない
- 立場が弱すぎて資本主義の最下層
- システムの不具合が改善されず働きにくい
とにかく楽な仕事でした。合計で15万くらいは稼いだと思います。
ただ、ここ最近は参入者が多すぎて稼げないので全然やっていません。夕ご飯の時間帯に仕事しようとして繁華街に行ったのに、1時間仕事がなく何もせず家に帰ったこともあります。
ストレスがないのは最高ですが、あまりにも稼げません。老後の暇つぶしを求めている人には良いですが、稼げる仕事を探している人には全くおすすめできません。
ただ、東京の繁華街近くなど人の多い場所に住んでいる人にとってはこの限りではない可能性が高いです。
サンプリングスタッフ
良いところ
- 給料が高い
- 知らない人とたくさんコミュニケーションをとれる
- 度胸がつく
- 短時間で稼げる
- 配り切ったら帰れることがある
- 生活習慣が矯正される
悪いところ
- 大半は断られるor無視されるのでこれがきつい人には向かない
- 立ち仕事なのでしんどい
- 人通りの少ない場所だと暇すぎてしんどい
- 一人現場だと人によってはこころが折れてしまう場合がある(らしい)
- 首都圏就寝なので地方にはあまりないかも
このバイトは時間が早いのと暇なとき、寒い時、悪天候の時がしんどかったですがそれ以外は楽しい思い出しかありません。
いろんな人に会えるし、時給も高いし、楽しい仕事でした。首都圏に住んでいる人には特におすすめのバイトです。
スマホ販売スタッフ

良かったところ
- 店舗にもよるが仕事は比較的ラク
- スマホや電子機器好きには楽しい
- 未経験でもできるのに給料がかなり高い
悪かったところ
- 立ちっぱなしで腰が痛い
- 商品販売が難しい
- 商品に関する勉強が必要
- 家電量販店はルールが厳しいところが多い
- 店舗によっては暇すぎてしんどい
- たまに理不尽な客がいる
総じて良かったところが多いです。給料も高いし仕事は楽だし、ストレスも少ない。それに未経験の昼間の仕事でこれだけ給料の高い仕事はそうありません。
今現在進行形でやっています。稼げるのでおすすめ。
悪いところはいっぱい書きましたが僕からすると大した問題ではありません。商品知識や店舗のルールは一回覚えればそう忘れませんし、理不尽な客はいますが少ないです。
唯一しんどいのは立ちっぱなしという点。ただ、これよりしんどくて給料が低い仕事が沢山あることを思えば大した問題ではない気もします。
注意すべき点は、派遣会社によって給料が違うということ。会社が違うだけで日給が2,3,000円かわることも普通にあるので事前の会社選びが大切です。
YouTubeで動画投稿

良いところ
- 時間に縛られない
- 人間関係がない
- 初期投資が少ない
悪いところ
- 頭を使わないと全く稼げない
- 動画編集はめんどくさい
- 好きなことで生きていくことはできない
これは副業というほどちゃんとやったわけではありませんが、YouTubeで動画投稿もしています。僕がやっているのは自転車のモトブログといって、自転車の車載動画を作ってたまにアップしていました。
あとに書くアフィリエイトも同じですが、YouTubeは稼ぐためにやるべきものじゃないですね。YouTubeの広告に「好きなことで、生きていく」というキャッチフレーズがあって流行ったことがありましたが基本的に好きなことを好きなように動画にしている人は稼げません。
稼ぐためには多くの人のニーズに合わせた動画をつくらなくてはいけないので、好きなことについて動画を作っているつもりでも、実際にはやりたくない作業を我慢して頑張らないと稼げません。
もちろん上手くやれば「好きなことで生きていく」も可能でしょうが、それでもやり続けていくうちに好きなことにも飽きていくのが人間です。YouTubeで稼ぐにはめんどくさい作業と頭をフル稼働させることは必須と言えるので、稼ぐ手段としてはおすすめしません。
現実でも人気があって、配信すれば人気になるだろうという自信がある人以外は稼げないのでやめましょう。純粋に発信手段としてのYouTubeは面白いのでおすすめです。
アフィリエイト

良かったところ
- 暇つぶしになる
- お小遣い稼ぎになる
- 発信手段が増える
- 初期投資が少ない
- マーケティング、SEOが学べる
- 入力が速くなる
悪かったところ
- 頭を使えないと全く稼げない
- 時間がかかりすぎる
- 強豪が強すぎる
- 半分くらいは運ゲー
僕が大学生時代に稼ぐために最も時間を投下したのがアフィリエイトです。アフィリエイトというのは要するにインターネットで人を集めて商品を紹介してマージンをもらうビジネスのことで、このブログなんかもその一例です。
これも稼ぐ手段としては全くおすすめできません。アフィリエイトは胡散臭い情報商材(「30分のスマホ操作でラクラク10万円♪」みたいなやつ)のせいで簡単なイメージがありましたが、素人がちょちょっと片手間にやって稼げるビジネスではありません。
僕も簡単だと思ってやり始めましたが、この3年半で稼いだ金額はせいぜい20万円いくかいかないかくらい。かけた時間は多分4,5,000時間くらいなので、5,000時間だとすれば時給40円くらいですかね。死にたい。
しかも年々競争は厳しくなるばかりですし、インターネット広告費も限られたパイの奪い合いです。増加傾向ではあっても、これ以上急速に拡大するとも思えません。修羅の時代です。よほど自信がない限りアフィリエイトに新規参入するのはやめたほうがいいでしょう。
せどり、転売
良いところ
- 上手くやれば元手がなくても稼げる
- 側近性がある
- 古物商があれば誰でもできる
悪いところ
- 在庫リスクがある
- 元手がないとリスクを負わざるを得ない
- 面白くない
今はあまりやっていませんが、たまに転売もしていました。稼いだ金額は一万円いかないくらい。
転売のいいところは、金がなくてもできるところ、すぐ現金が手に入ることです。安く仕入れて高く売るだけなので誰でも可能。商売の基本が学べます。
ただ、クレカで仕入れるのだけはお勧めしません。危なすぎます。
興味があるのならやってみればいいと思います。僕は面白くなかったのでやめてしまいました。
タイムチケット

良かったところ
- 給料を自分で決められる
- 自分のスキルを金に換えることができる
悪かったところ
- プロとしての仕事が求められる(あたりまえw)
これは時間を売るやつですね。タイムチケットというサービスに登録してチケットを購入してもらうとお金がもらえます。要は請負のあっせんみたいなもの。「タイムチケット」で調べれば出てきます。
このサービスは一度しかやってないのですが、正直やらなければよかった…。
僕は「あなたの写真撮ります」的なことをやったのですが、実際に依頼者と会ってやってみると
- コミュニケーション
- 写真のクオリティ
- 指示だし
すべてにおいて自分の能力が低すぎて死にたくなりました。依頼してくれた方に申し訳なさ過ぎて、できるなら返金したいくらい。
もちろん自分が未熟なことはやる前から分かっていました。できるなら一回500円くらいの格安でやりたかったんですが、そうはいきません。タイムチケットは最低賃金?が決まっていて、30分3,000円より安くすることができない仕組みになってます。
それならば仕方ない、物は試しと思ってやってみましたが、全くダメでした。後悔というよりかなり反省しています。
タイムチケットは対価に相応しいサービスや技術をすでに持っている人がやるものであって、何も持っていない人間が修行をするための場所ではありません。提供できる価値を持っている人だけがやるべき。
何か人に提供できる価値を持っている人にとっては、換金する良い手段だと思います。
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note販売
良かったところ
- 競合がいない
悪かったところ
- 集客が下手だと一切売れない
このブログを通じてnoteを売っていたこともあります。noteというのは簡易版の電子書籍、情報商材みたいなもの。noteは最近ブログ代わりにしている人が増え、以前より有名になった印象です。
基本的にはブログみたいなものなんですが、noteは有料の記事を作ることもできます。僕はこれを売っていました。100円とかの安いノートですが。
ですが正直言ってnoteで稼ぐのは難しいです。売るには文章にそれなりの説得力がないといけないし、値段に見合わないクソみたいな記事を売ろうものなら信用にかかわります。それに自分で集客できないと一切売れません。
- 確固たる実績
- 再現性のあるノウハウ
- 多くの人にリーチできる集客力
これら全てがないとnoteで稼ぐことは難しいでしょう。
これは余談ですが、情報商材(ノウハウ)売って稼げるような人は、ノウハウを売るよりその力を生かして稼げるはず。なので、「noteで稼ぐ」という言葉自体、構造的に矛盾しています。
「本当は実力がないから稼げないけど、稼げているふりをして情弱にノウハウを売りつける」以外にnoteを売りつける動機がありません。
タイムチケット同様、人に提供できる価値を持っていない人にはお勧めしません。
おまけ:やろうとしたけどやらなかったバイト
- コールセンター
- 治験
- 採点バイト
- たばこの訪問販売
順にみていきます。
コールセンター

コールセンターは時給が良いのでやろうとしましたが、研修を受けてその後諦めました。
会社自体は全然よさそうなところだったんですが
- 敬語がすらすら出てこない
- 商品に対する興味がわかない
などの理由から、研修を受けただけで辞退してしまいました。臨機応変なしゃべりとかもうまくできなくて、自分には向いていないかなと。
コールセンターって聞くとクレームが多くて大変そうだなという印象があったんですが、話を聞く限りクレームとかはそんなにないとのことです。ここら辺は何の商品をテレアポするのかとかにもよるらしい。
客層や商品を扱っている会社の印象が悪くなければそこまでクレームは多くならないっぽい。意外でした。
治験

良いところ
- 楽
- たくさん稼げる
- 健康になる
悪いところ
- 副作用のリスク
- ヒマ
- 採血が多い
治験は薬の臨床試験の被検体になるバイトです。
薬を開発して、動物で薬効を確かめて、最後に商品化する直前に人間に使って大丈夫かどうかを確かめるのに必要な工程で、厳密にはバイトではなくボランティア。入院したり通院したりすることで結構な額のお金をもらうことができるのが魅力です。
治験は何度もやろうとしたけど、サークルが忙しくまとまった時間がとれず断念しました。
ただ、楽だし一回で10万単位で稼げますし、生活を管理されるので健康になるなどかなりメリットの多いバイトです。採血が苦にならない人やヒマが苦痛でない人にとっては天国のようなバイトじゃないでしょうか。
唯一心配なのが副作用ですが、これはジェネリック医薬品(すでに販売されている薬と同じ作り方で作られる薬)の治験を探すことで回避できます。
もしジェネリックでなくても、個人的にはそこまで不安がる必要はないのかな…と思います。僕の聞く限り治験で死んだとかそういう話は一回も聞いたことはありませんし。
心配な人が無理してやるのはお勧めしませんが、気にしない僕のような人にとっては稼ぐための選択肢の一つとして入れておくのも面白そうなバイトです。
採点バイト
良いところ
- 時給がとても良い
- たくさん働ける
悪いところ
- 試験に受からないとできない
- 紹介される必要がある
- 季節による需要のバラツキが大きい
- 学歴が必要
これも出来ればやりたかったけどできなかったバイトの一つです。採点バイトはなんといっても給料が高い!
たくさん採点すればするほど給料が出る歩合制なので、慣れて作業効率が上がってくると時給がハンパなく高くできます。僕の友達には時給2,000円超えの人がゴロゴロいました。
デメリットは、会社によっては試験に受からないとできない、という点。僕はその試験で落ちて諦めましたw
ただ、受験勉強をそれなりに頑張ってきた自信のある人にとっては過去の努力を生かして高給を稼げる美味しいバイトなので、高学歴の皆さんにはぜひおすすめしたいですね。
電子たばこの訪問販売

良いところ
- 日中に予定があっても入れる
- 時給が高い
悪いところ
- タバコくさくなる
- 帰りが夜遅くなる
これも面接だけ受けて結局やらなかったバイトです。面接は違う会社を2回受け、一回目は受かったのですが、条件が思っていたのと違っていたので断念し、2回目は受かったのですが担当者と連絡が取れなくなって結局おじゃんになりました。
昼間にバイトはできないけど夜なら入れる学生や就活生、昼間に本業がある人、それでいてなるべく短時間でたくさん稼ぎたい人なんかには向いているんじゃないでしょうか。時給は1,500円は超えてます。
僕が大学生の間に稼ぐためにやったこと まとめ
色々やってわかったことは
- 大学生は時間があるから、とりあえずは需要が安定している(できれば給料も高い)バイトで金をためるべき
- お金が貯まったら、それを元手に面白そうなこと(ビジネスとか、変な国を旅行するとか)をしよう
こんな感じですかね。僕は大学に入った当初からビジネスみたいなことをやりたいと思ってブログとかやってましたが、今考えれば金貯めて面白いそうなことをたくさん経験した方が良かったなと思ってます。面白くない人間には人も金も舞い込んできませんからね。
もちろん金なんかなくても暇はつぶせますが、金があったほうがいろんなことをできるし、その過程でいろんな人と知り合えます。面白い人や面白いことに出会うのにたくさん投資するのが個人的なおすすめです。
以上、長い記事を読んでくれてありがとうございました。