予備試験の短答ってどれくらい難しいの?
こんな疑問に対して、実際に1年勉強して予備試験短答を受験した僕が感想を書いていきたいと思います。
ちなみに僕の点数は、自己採点をしたところ、良くて去年のボーダーにギリギリかかるかかからないかといったところ。受かるかは微妙ですw
これから予備試験を目指すという人の参考になればと思って書きます。
予備試験短答の難易度はそこまで高くない
まず最初に結論を言っちゃうと、短答に関していえば難易度はそこまで高くないように感じました。
もちろん、それなりに勉強しなきゃ受かりませんよ?
でも、しっかり勉強すれば全然受かれるレベルの試験だと思ったってことです。
理由はいくつかありますが、まず第一に、僕が短答試験の勉強をやったのは2ヶ月ほどですが、それでも(去年ではあるけど)ボーダーに近い点数まで取ることができたのが一つの理由です。
僕はいわゆる難関大学に通ってこそいますが、自分が特別勉強ができるやつだと思ったことはほとんどありません。
大学には自分より勉強ができる人たちが腐るほどいるし、高校でも成績なんて学年の真ん中くらいでした。
いわゆる難関大にいる友達たちは、だいたい中学や小学校の時点では「学年トップ」とか「神童」みたいな感じの扱いを受けてたやつも多いんですが、僕の場合は、小学校の時点でも自分より頭のいい友達がごろごろいました。
もちろん自分は世間一般、相対的にみて勉強が得意な側の人間にいるということは分かっていますが、ちょっと物分かりの良い人であれば努力すれば全然自分なんか追い抜けると本気で思っています。そういうレベルです。
大学も勉強はそれなりの量は勉強したけど、自分の持てる力すべてを出し切ったかと言われると全くそんなことはないし、適度にだらけてしまう自分に嫌悪感を感じながらも勉強し続けたらなんか運良く受かった、その程度です。
こんなやつが時には勉強が嫌になりながらも、時にはもう辞めちゃおうと嫌々になりながらたった2ヶ月間勉強しただけでボーダーに届く可能性があるんです。
しかも、やったことは肢別本で過去問をひたすら繰り返しただけ。
そう考えれば、努力して短答に受かることはそれほど特別難しいことじゃないような気がします。努力をするのは難しいですけどね。
論文対策など法律の勉強自体は1年前からしていたので2ヶ月しかやっていないというと語弊があります。
ただ、誤解を恐れずに言えば、短答は過去問を理解して解ければその背後にある深い知識や論文知識は関係ないんですよね。
受験する前の僕は
短答試験=努力してもそう簡単に受かることはできない難関試験
というイメージでしたが、今では考え方が変わりました。
来年また勉強し続ければ今年よりいい点数が取れる自信はありますし、受かる自信もあります。
なので
「私は勉強そんなに苦手じゃないし、物わかりも悪くないほうだと思う」
そう思える人にとっては、短答試験は全く「高い壁」ではないと思います。
1年目で受かりたかったらそれなりの勉強が必要
ただし、これはあくまで
短答試験は僕が思っていたほど高いハードルじゃなかった
というだけのことで、決して短答が簡単とかそういうことを言ってるわけじゃありません。
僕が勉強1年目で短答を受けて思ったのは、やはり1年目で受かりたかったらそれなりに勉強する必要があるなということ。
僕の場合肢別本を2周+間違えたところをもう1周くらいしかしてませんが、本気で受かりたいなら全部4周+間違えたところ2周くらいやったほうが良いです。
そのくらいやっておけば、過去問の範囲では知識があやふやということはかなり少なくなるだろうし、本番に分からない問題が出ても確かな知識でわかる範囲でしっかり答えていけば、十分合格点を取れるように思います。
まとめ
予備試験短答は簡単ではないですが、真面目に勉強している人にとっては全然越えられない壁ではないと思います。
もちろん勉強の効率や能力には個人差があるし一概には言えませんが、必要以上に恐れる必要はありません。
しっかり時間をとって勉強し、自分の努力を信じることができれば受かれると思います。