ブログで稼げるようになりたいけど、記事の書き方がよくわからない…
そんな方に向けて、ブログ歴3年半で現在3万PVほどのブログを運営している僕が記事の基本的な書き方を解説します。
この記事を読むことで
- ブログ記事を書く上で大切な考え方
- ブログ記事構成の型
を知ることができます。
ブログで稼ぐためには最も基本となる記事の書き方を知り、稼ぐための一歩を踏み出しましょう。
なお、記事の構成は
- 前半:記事設計の基本的な考え方
- 後半:基本的な3つの型の記事の書き方
という構成になっております。
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記事設計の基本的な考え方
記事をいきなり書き始めるのはNGです。まずは記事設計をします。
記事設計をしないで書き始めるのは、設計図を書かずにぶっつけ本番で家を作るようなもの。設計がないとすぐに壊れる家しか作れませんよね。
記事設計の基本は以下の3つ。
- 何を伝えたいかを決める
- 誰に伝えたいかを決める
- どう伝えるかを決める
上記3つのことはどんな記事を書く際にも役に立つことなので、何度も見返すくらいしっかりと頭に入れておいてください。
以下これについて詳しく解説していきます。
何を伝えたいかを決める
まず最初に何を伝えるのかをはっきりさせます。
例えば本記事でいえば伝えたいのは、「ブログ記事の書き方」です。
なので、この記事で「ブログの稼ぎ方」を書くことはありませんし、「ブログのキーワード選定のやり方」を書くこともありません。
どこまで書いてどこからは別の記事で書くのかをはっきりさせる、ということですね。
どうすればはっきりさせたことになるの?
と思われるかもしれません。はっきりさせたかどうかは、狙うキーワードが定まったかどうかで判断します。
「キーワード選定が完了≒何を書くかを決めた」ということになります。なのでまず最初にキーワード選定をしてしまいましょう。
キーワード選定の方法については下記で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
誰に伝えたいかを決める
次に、上で決めた「伝えたいこと」を誰に伝えるのかを考えます。
(上級者だとここをあらかじめ決めていたりするのですが、最初は伝える内容を決めてからでかまいません。)
理由は、伝える相手を想定することで、読者の悩みや問題意識を具体的に考えやすくなるからです。
例えばこの記事でいうと「ブログを始めたい(もしくは既に始めている)けど記事の基本的な書き方がさっぱりわからない大学生」に向けて書いています。要するに昔の自分ですね。
専門用語でいうとこれを「ペルソナ(ターゲット)選定」とか言います。
ペルソナはできればかなり具体的なところまで設定した方がいいのですが、初心者のうちは難しいと思います。
なので最初は「昔の自分」をペルソナに設定して昔の自分を救う記事を書くようにしてみてください。
記事の内容を知らなかった頃の自分は
- どんなことで悩んでいたかな
- どんなことでつまづいたかな
- どんなことを考えていたかな
こんな風に思いを巡らすだけでも、何も考えないよりかなり悩みに踏み込んだ記事が書けるはずです。
どう伝えるかを決める
最後に伝え方を考えます。伝え方を考えるときはなるべく簡潔に伝えることを意識してみてください。
理由は、最短ルートでないだらだらとした説明は読者をイライラさせるからです。
例えばこの記事の途中で「やっぱり今までの内容は間違っていたので撤回します」とか言い出したら、読む気をなくしますよね。
記事の論理は、常に自分が考えうる一番の最短ルートをたどらなければなりません。
本記事でも
- 前半:外してほしくない記事構成の重要ポイント
- 後半:すぐに使える実際の記事執筆の型
という構成にすることで、読者が重要なポイントを外さず、しかも学んだ内容をすぐに実践できるように配慮しています。
自分なりにできる範囲でいいので、どんな構成にしたら一番簡単に伝えられるかを考え、メモに書き残しておきましょう。
基本的な3つの型の記事の書き方
ここからは僕が普段使っている具体的な記事執筆の型を3つ紹介したいと思います。
- ノウハウ記事
- レビュー記事
- まとめ記事
について解説します。先に紹介した考え方に則ってアレンジしてもらっても全然OK。
ノウハウ記事の書き方
僕が最もよく使う記事の型です。何かのやり方を解説する記事は安定してアクセスを呼べるコンテンツなので多用しています。本記事もその一つです。
ノウハウ記事はいかにそのノウハウをいかにわかりやすく体系化(全体として調和のとれた形にまとめ上げる)するかが大事です。
そのため
- 解説したいノウハウの全体像を提示
- その要素を見出しで並べる
- 要素の中でさらに細分化するべき要素を一つ下の見出しで並べる
という形をとっています。
本記事の見出しを見ると要素が階級ごとに分けられて全体としてタイトルの「ブログ記事の書き方」を伝える一つのノウハウを構成しているのがわかると思います。
僕が別サイトで運営しているテニスブログもほとんどこの形を採っています。
レビュー記事の書き方
次に多いのがレビュー記事。
レビュー記事についてはマナブさんの記事のテンプレートをそのままパクっています。
- 商品の説明
- メリットデメリット
- 他社の比較
- 利用者の声
- 導入の手順
構成以外で意識しているポイントは以下の通り。
- レビューするのがサービスの時→導入手順の解説を詳しく
- モノのレビューの時→写真にこだわり(Lightroom、一眼レフ使用)、たくさん入れる
- レビューの感想は正直に書く
導入手順や写真は他のブログとの差別化のため、感想を正直に書くのは信頼のためです。
悪いものに悪いとはっきり言えないと、いい商品をほめても説得力がなくなってしまいますからね。
まとめ記事の書き方
最後にまとめ記事の書き方を紹介します。
僕がいつも使っている構成は下記の通り。
- 紹介したいもののの名前
- 紹介したいものの写真
- コメント
- 商品リンクや関連記事
これをひたすら繰り返す感じですね。
まとめ記事自体はまとめるものの数だけ記事が長くなるので、その分一つ一つの項目はなるべく簡潔に書くようにしましょう。
詳しい情報を付け加えたいなら個別の記事を書いて内部リンクを貼ると見やすくなりますよ。
ブログ記事の書き方まとめ
内容をおさらいするとブログ記事の書き方は
- 記事を書く前に何を誰にどうやって伝えるか考える
- それぞれの記事の型に沿ってライティングしていく
ということになります。まずは基本に忠実に実践してみて下さい。