2ヶ月ほど前に複数ブログ化した僕のブログですが、すべて統合し直すことに決めました。
その理由を書いていきたいと思います。
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更新頻度が下がる

複数ブログをやめようと思った一番の理由はこれです。
複数ブログにしてしまうと、どんなに毎日更新していてもそれぞれのブログ単体で見れば4,5日ごとに1回更新しているようにしか見えません。
僕の場合、既存のブログを6つのブログに分割したのですが、こうなると毎日1記事更新でもそれぞれは約週1更新にしかならないんですよね。
記事の更新頻度が遅いとドメインの成長が遅くなるのでブログがなかなか成長しません。
ただでさえブログは結果がついてくるのに時間がかかるのに、それに加えて成長スピードが1/6ともなると、収益も増えないしモチベーションが大きく落ちちゃいます。
だから、すべて同じブログで更新できるようにとやり方を変えました。
メインブログ以外に対する愛着が薄れた
複数ブログに分けたことで、メインから分離したいくつかのサブブログに対する愛着がすごく薄れたのもブログを統合しようと思った理由の一つです。
僕の場合、一番楽しく記事をかけるテニスジャンルを独立させて回遊率をあげようという目的で複数ブログを始めました。
とにかくテニスジャンルの記事を充実させてメインのテニスブログを作ろうと試み、そこの記事の修正にすごく時間をかけました。
結果テニスジャンルの記事をまとめたブログは回遊率も上がってきて書くのも楽しくなっていったのですが、同時に他のブログに対するやる気が一気に落ちました。
もちろんメインブログ以外の更新を辞めることはありませんでしたが、メイン以外の記事はとにかく多記事更新しようと考え、雑になってしまいました。
さらに、複数ブログ化したときにサブブログを5つも作ったのでブログの名前自体も適当に付けたまんまだったんですよね。
ブログ自体の装飾も適当だし、内部の動線とかもメインブログ以外は大して整備していないし、メイン以外は全て中途半端。
こんな状態で続けていくうち、サブブログを運営するのが面白くなくなってきました。
どんなジャンルなら書けるのかが分かってきた
これは今までとは少し違う理由ですが、自分がかけるジャンルがわかってきたのも理由の一つです。
この記事を読んでくださってるならブログを書いている方が多いのでわかると思いますが、ブログは興味のないジャンルで何記事も書くのはきついです。
なので今回メインブログとサブブログいくつかに分けたとき、サブブログでもちゃんと更新できるのかな?という小さな不安がありました。
もちろんサブブログに分離する程度に記事を書いてきたジャンルなので全く書けないことはないのは知ってたのですが、ここからも書き続けられるのか不安でした。
しかしサブブログに分けてしばらく更新してみて、意外とこれからも記事を積み重ねられそうだとわかりました。
こういうジャンルなら自分は将来にわたって記事をかけそう、ということが把握できるようになった感じです。
これならメインブログ一本に絞ったとしても、書けないカテゴリーの記事を書きまくって持て余すことも無くなるだろうし、自分の書けるジャンルに絞って更新できるだろうという自信がつきました。
だから一つのブログに統合してしまおうと思ったわけです。
雑記ブログにしたせいで、需要がない記事までもがごちゃごちゃと存在するブログにしたくなかったんですよね。
書きたいことを書くことも大切だと知った

ブログ記事に対する考え方が変わったのも理由の一つ。今までの僕は、ブログで収益を上げるためには
- 需要があり
- 金になる
コンテンツを書くべきだとばかり思っていました。
まあ稼ぐことだけを考えればそれは間違いないんですけど、やっぱりそれだと面白くないんですよね。
というか、稼ぐことだけ考えてブログを続けられる人はすごい人です。そういう人はブログを職業としてストイックに続けられる人です。
ですが、記事を書いていて思ったのはやはり僕にはそういう稼ぐためのブログは無理だってこと。
ブログで稼ぐっていうのは思ったよりしんどいし、稼ごうと思ったら面白くなくても受け入れて真面目に「人の役に立つ記事」を書き続けないと話にならないんです。
けど、僕にはなかなかそれができません。
そのことに気づきつつあるときに見たのがこのツイートです。
これを見て
役に立つ記事は大切だけど役に立つ記事≒誰でもかける記事になりがちだけど
たまには収益とか考えず自分が書きたい記事を書きたいように書くのも大事
みたいなことを誰かが言ってたのを思い出しました。一見すると
- 自分の書きたい記事を書きたいように書いた記事
は、役に立たない、書く必要がないように思われます。
けど、そういう記事も
- 役に立つ記事を書いて人を集めた上で
- そのなかで自分に興味を持ってくれた人に自分を知ってもらう
という後者のプロセスの中では役に立つのだということを知りました。
例えばテニスのノウハウ記事を読んで僕に興味を持ってくれた人がいたら、また別のジャンルの記事も読んでくれるかもしれない(あんまりないですが)し
人を呼べるノウハウ記事だけじゃなくて、書きたいことを書きなぐる記事を読んでもらって僕の考えに共感してくれる
みたいなことがありうるんですよね。
こう考えると、いろんなジャンルがあるブログにすることで、他カテゴリーの記事が「書きたいことを書いた記事」的な役割を果たして読者に僕の情報を伝えてくれる可能性に気づきます。
これもブログを統合しようと思った理由の一つです。
混在させても問題にならないカテゴリだった
複数ブログを作ってみたものの振り返ればその必要はありませんでした。
僕が複数ブログに分けたのは、読者層をブログごとに分けたほうが
- カテゴリの見やすさ
- マネタイズの都合
などの点で便利だと思ったからですが、これはきっちりとカテゴリーを分類したり、関連記事の表示を調節することですべて解決可能だということに気づきました。
知らなかったのですが、WordPressのカテゴリーは親、子だけでなく孫まで分類できるんですね。これを知って、カテゴリの見やすさという点で複数ブログにする理由は消えました。
そしてマネタイズについても、結局
- 僕が書きたいジャンルでがっつりアフィリエイトをやるのは僕には合わないなと感じた
- テーマで工夫すればCTAボタンとかもカテゴリごとに設定できる
ことに気づき、問題なくなりました。
Twitterと連動しにくい

また、Twitterのプロフィール欄にはURLを記載する欄が一つしかないので複数ブログだとTwitterとブログの連動がしづらいです。
さらに、個人を全面に押し出していないブログのTwitterで
- ブログの内容と全然関係ない個人的なこと
- 他カテゴリーに関すること
をつぶやくのは読者自分双方にメリットがないので、統合して解決を図りました。
これからは雑記ブログですから、個人を押し出すスタイルでのTwitter運用やブログ記事も書くことができそうです。
まとめ
以上が僕が複数ブログをやめて一つに統合しようと考えた理由です。
自分に複数ブログが合っていないとは思いませんが、自分のブログに割ける時間や労力を考えると複数ブログに分けるメリットを見出すことはできませんでした。
個人的には、(個人を押し出したくないとか特別な理由がない限り)大学生がブログをやるなら1つのブログを育てていくのが一番いいかなと思いますね。
この記事がブログ運営の参考になれば幸いです。最後まで読んでくれてありがとうございました。