ビットコインの値段がどんどん上がってます。
もともとVRゲーム用に購入したゲーミングPCですが、グラボが載っていてマイニングできそうだったのでマイニングをしてみました。色々調べたのでその備忘録。
マイニングってなに?
仮想通貨のシステム維持をする対価として仮想通貨をもらうこと
ユーチューバーヨシダ氏の説明によると仮想通貨=電子マネーみたいなものしかし仮想通貨は電子マネーと違って特定のサーバーを持たない
→みんなのパソコンをサーバー代わりに使って維持している
→対価がなければ誰もやらないからビットコインをあげてる
マイニングに必要なもの
パソコン(ノートでもデスクトップでも可)
パソコンの中でもグラボ(グラフィックボード、グラフィックカード、ビデオカード、ビデオボード)が重要でCPU性能はそんなに必要ないらしい
2021年3月現在仮想通貨ブームによりグラボは値段が暴騰しており、ものすごい値段になってます
本格的にマイニングをするなら普通のケースにはいったPCではなく、リグというフレームみたいなむき出しのケース(格子?)に超大容量の電源、スロットの大量についたマザーボードを使い、大量のビデオカードをぶら下げるて作るのが一般的らしい。
僕はPCVRを動かすために1月ごろ購入したゲーミングPCがあまり稼働せず置物と化していたためマイニングに使ってみることにしました。CPUはRyzen5 3500、GPUはNVIDIAの1660Superです。両方ミドルスペックのパーツです。
マイニングの注意点
火事
グラボをたくさんつければつけるほど消費電力がすさまじくなるため発熱して火災の原因になりうる。また、つけっぱなしにするため電源やコード、マザボなどにホコリがくっついてショートし火災の原因になりうる。
対策として防火シート、自動で動く消化器の利用や置き場所の工夫(結露しやすくカーテンに延焼しやすく外からホコリが舞い込みやすい窓際にパソコンを置かない、ガレージを作って設置する等)、無理な運用をしない等が有効
いざ外出中も動かすとなると、かなり不安になったのでちゃんと調べて対策すべし。
ただ僕のマシンはせいぜい100ワット程度だったので、よくよく考えれば冷蔵庫とかのほうがよっぽど危なくね?と気づいてからはあまり不安は感じなくなりました。
パソコンの故障
無理な発熱が続いたり負荷が大きすぎたりするとパーツが壊れる可能性がある。あとオーバークロックしすぎると壊れる可能性も。
マイニングの手順
- パソコンを用意する
- セキュリティを止める
- ナイスハッシュに登録、インストール、設定、実行
- GPUのチューニングをする
パソコン用意したらナイスハッシュを入れてマイニングするだけですが、ナイスハッシュを入れるときにウイルスソフトにブロックされるので予め止めておきます。
どの作業もちょこっと調べればスイスイ進む簡単な作業だったので細かく手順は残しません。機械に疎くなければ誰でもできると思う。
ただGPUのチューニングだけはYouTube動画とか色々参考にしました。チューニングとはメモリやコアのクロック数をいじったり、消費電力、ファンの回転率を制御してマイニング効率を上げること。パソコンにMSIのアフターバーナーというソフトを入れれば簡単に操作できます(グラボのドライバーが必要)。
簡単にいえばパワーリミットを少し下げてメモリをオーバークロックしてCPU温度を60〜70度くらいに保てるようファンの回転数を設定するだけですが、厳密にマイニング効率をあげようと思ったら消費電力とハッシュレート(マイニングのスピード)を測って1番最適な設定を見つける必要があります。
ちなみにグラボはオーバークロックすると保証外れるらしい。やったあとで知りました…。
【追記】
今はコアクロック+100メモリクロック+700パワーリミット70%とかでハッシュレート15~25くらいで推移しています。ビットコインが暴騰しているからかこれでも1日300円弱の利益が出ています。あり得ないですが1年動かし続けられればパソコン購入代がペイできそうです。
実際にマイニングしてみた感想
- 想像より簡単にできた
- 火災怖い
- 意外と稼げる(バブルだからかな?)
- 寝室に置いとくとめちゃくちゃうるさい
確定申告しなきゃいけないのが面倒くさいし電気代もかかるし、金銭的実利はそこまでだけど流行りの仮想通貨ブームに乗れた事実が少し嬉しかった。ある程度電気代以上に稼げる間は続けようと思います。