言いたいこと

最近の若い世代は熱量がたりないと思った話

最近の若者は熱量、パッション、みたいなものがすごく失われているような気がする…と感じた。そんな話がしたい。

「最近の若者はさとっていて、妙に冷めている」

こんな言説は色んなところで出尽くされているが、僕自身これを「そうなのかもな」とは思いつつ、身を以て体感したことはなかった。

しかし、今日これを身を以て体感した。

先輩とのテニスの熱量の差を感じた。

なんとなく「自分が楽しいから」テニスを続けてきた

お話の前提として、僕は大学4年生でテニサーに入っている。僕の所属するテニサーには、団体戦の大会のために練習するメンバー(通称、レギュラー)という組織が約半年ごとに結成されており、そのメンバーを僕は今までの3年半で6回(全部やったら7回)、つまり殆どのレギュラーを経験してきた。

僕がテニサーに入ったのは、単純に大学生活でやりたいことがなく、シンプルに高校までやってたテニスが新歓でやけに持て囃されたから入っただけ。

「自分が楽しく活動できて、自分が求められる場所があるなら、とりあえずここにするか」くらいの気持ちでとりあえずテニサーに入り、テニスを続けてきた。

今でこそ4年間続けてきたからそれなりに上手になったと思うし、テニスはより好きになった。

しかしつい先日、たまたま自分らの10〜15年くらい上の先輩たちの団体戦に向けた取り組みを記録した「挑戦の記録」という冊子を見る機会があり、そこに書かれた内容を見て自分のテニス、団体戦への取り組み方を恥じた。

綴られたものと、自分たちとの団体戦への熱量の差に愕然とした。

まず、「挑戦の記録」ってなんだ。そんな冊子、僕らは作っていない。そもそも、こんな何十ページもある冊子の内容がうまるほど僕らは団体戦に取り組んでいた自信がない。

その冊子には、セレクションから、練習試合、本番まで1試合1試合について考察がなされていたり、メンバーひとりひとりについて戦力分析や丁寧な紹介がなされていたり、やたらと手が込んでいたり。

なによりキャプテンからメンバー、メンバーからキャプテンへのメッセージがとにかく長く、そして率直でしびれた。

包み隠さずストレートに、自分の思っていることを相手にまっすぐにぶつけていた。メンバー全員に対して、本気のメッセージがぶつけられていた。

きっと僕が団体戦キャプテンをやっていたときに同じことをやったとしても、それぞれのメンバーとの関わりの薄さ、そして自分のチームやメンバーに対する関心の薄さが露呈して見るに堪えない作り物のような言葉しか並べられない。

率直に書こうにも、そいつに対して何も思いがない、無関心な状態なのだから率直だろうと憚りなかろうと何も書けないに違いない。

読めば、キャプテンだけでなくレギュラーのメンバーの多くが如何に真剣に考えていたかがわかる。

立場がメンバーであろうとキャプテンであろうと、ただ自分の楽しみという目的以上に何かを考えてテニスをすることのなかった自分とは全然違う。

僕はチームのことなんてどうでも良かったし、何か問題意識を感じても、チームに漂う「何となく頑張った風に出来れば良いか」的な雰囲気を壊してまで結果(=勝ちたい相手からの勝利)を目指して行動することはなかった。

こんな互いに叱咤激励し、文字通り切磋琢磨し互いを高めあえるような、目的や問題意識を共有し合えるような、本気の組織で戦えたことはない。

こんな熱量の中で戦えたことはない。

今まで僕らがやっていたようなまやかしの団体戦とはわけが違う。

こういう本気の組織で、僕は動きたかった。こういう本気の組織を作るために、行動していたかった。

しかし、僕の入った頃の先輩たちに、そういう雰囲気は感じられなかった。

じゃあ、いつから熱量は失われたのか?

わからないけど、僕はこれを取り戻したいと思った。

若者の熱量が失われているのは、ここだけじゃない

ここまで、僕のいるテニサーに限ったすごくローカルな話をしたけれど、世間一般に「最近の若者が熱量を失っている」といわれるのは実際本当だと思う。

サンプル数1で申し訳ないけど、僕は人生で先の先輩たちのように熱量の高い同世代を見たことがない。

もちろんそういう人はいるだろうけど、実際見たことないのだからそう思わざるを得ない。

最近の若者の熱量が低い、冷めていることについての考察は色んなところで見られる。

そこで挙げられているのは

  1. 若者にカネがないから
  2. 生まれてからずっとデフレの時代で成長の時代を知らないから
  3. 生まれてからずっと恵まれていてハングリー精神がないから

みたいなことだけど、正直どうなんだろうか。答えはないけれど、①はあんまりピンとこない。カネがないならカネを得ようと頑張るような気もするし。

かく言う僕もさとり世代の一員であるから、自分の心の中を観察してみると、若者が夢や情熱を持てない理由は

  1. 社会全体に「夢を追いかけてもいいけど現実的には多分無理」「頑張ってもどうせ失敗するならやらないほうがマシ」「熱いのは流行らない」みたいな空気があるから
  2. 「実現可能かどうかは置いといて、バカみたいに1つのことを頑張る」ことが評価される世の中じゃなかった
  3. 何かを追い求めなくてもそこそこ不満なく便利に幸せに暮らせてしまうから
  4. 社会の停滞感が高まり、成功や成長を信じて物事に取り組む人が減ってきたから

じゃないかなと思う。

書きたいことはとりあえず吐き出したから置いとくけど、僕はとにかく一昔前の人みたいに熱量をもって生きていきたいし、そういう人が今よりはたくさんいる社会を作っていきたいと思う。

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とおる
大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。

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