言いたいこと

新宿で飲んでいて起きたら高尾にいた話

僕は今あるいている。

何故歩いているのか。寝過ごしたからだ。足もめちゃくちゃ疲れた。自宅まではあと5キロほどである。

僕は2018年末、12月22日に新宿で飲んでいた。電車に乗り最寄り駅である国立駅に向かっていた…はずだった。

新宿から終電である0時40分頃、新宿から中央線に乗り込んだ。

三鷹で友人の帰りを見送り、記憶が途切れた。その後車掌さんの声で目が覚めた。ああ、寝過ごしてしまった。なんだか見覚えのある駅だと思ったら、高尾駅であった。

三鷹で友人を見送ったときに隣りに座っていたキャバ嬢みたいな女の人も横にいた。この人も寝過ごしたのか、と妙に安心した。

とりあえずここにはいられないから改札を出るか、と思い改札を出ようとするも、スイカの残額が足りない。無造作に財布から千円札を取り出し精算機に入れるも、詰まった。取り消しボタンを押しても札もSuicaも出てこない。まだ酔っていたので少々パニックになるも、駅員さんに声をかけとりあえず事なきを得た。

さあ、どうするか。僕の他に乗り過ごしたと思われる人々とともにタクシー乗り場に向かう。タクシーが次々来るが、冷静に考えて高尾から家までタクシーを使えば一万円くらいかかる。

他に並んでる人に行き先を訪ね行き先が同じ人と一緒に割り勘しようかと思ったが、やはりめんどくさいし、1万円とはいかなくても金がかかるのは変わらない。

スマホで「高尾 寝過ごした」と検索したら、年末の飲み会で乗り過ごした人用のバスがあるとの情報をかぎつけるも、今日はやっていないと知り断念。近くに寝る場所もない。寒い。

僕は即座に決意した。歩こう。

家までの距離はグーグルマップによると17kmだった。普段は歩くことのない距離だが、始発まで待っていたら夜が明けてしまう。歩くことにそこまで抵抗はなかった。

午前2時から、誰もいない道をあるき続けた。

最初の方は特に誰もいなかった。リアルに立ちションができるくらい誰も人がいなかった。夜の高尾周辺にはひっきりなしにタクシーが往復していたので何度か乗りたくなったが、我慢した。

しばらく歩き続けていたら、八王子駅があり、ここには人がいっぱいいて安心した。だいたい歩き始めて6kmくらい。ここまでは暇だったのでひたすらアマゾンプライムビデオで映画を見続けていた。

しかし、そこから先は映画を見るのも疲れてしまいグーグルマップの現在地をひたすら更新して「あと11km」「あと9.6km」みたいなことをひたすら続けた。しかし、元々日中のテニスで筋肉痛の上、テキーラショットを何杯か飲まされて足の重い状態だったこともあり、9kmくらい歩いたところで足が悲鳴を上げ始める。八王子駅から日野駅まではひたすら長くて苦痛だった。日野駅に着いたころには既に時刻は4時を回っていた。

このあたりから車通りが増えてきて、ちょっと注意しないと危ないくらいになってきた。しかしあまりにしんどいので乗り過ごした人のブログを発見して読んでいた。少し元気づけられたので僕も書いてみようとスマホを手にとった。

今は多摩川を越え立川市に入った。ここからは土地勘もあるし適当に歩いていれば家につけるということはわかっているがなかなかしんどい。あるけどもあるけども目的地が近づかないのだ。

自転車で行けばこの程度1時間程度で移動できるのだろうが、徒歩はこんなにも遅いものだったのかと痛感した。

筆者は男なので暗い中を歩くのはそれほど怖くはなかったが、これが女性だったら多少お金がかかってもタクシーで帰ることをおすすめします。

高尾じゃなく大月で目が覚めてしまった場合はおとなしく近くの安全が確保できる施設で眠り翌朝帰りましょう。

めちゃくちゃ腹減った…。あと2kmくらいの道のりですが、あなたはこんな乗り過ごしをしないように気をつけてください。

酔いも完全に冷めました。ああ遠かった。

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とおる
大学生。好きなことはテニス、文章書くこと、ダンスミュージック、嫌いなものは忘れ物、銀杏、絡まりやすいもの。 大学一年の夏休み、ひたすら自分の時間を提供して怒鳴られこき使われるバイトと暇を持て余す自分に嫌気が差しこのブログを始めました。 コメントとかもらえると嬉しいです。

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